見る。あれほど混迷を極めた割には、何とか最低限の格好は付いたかなという内容。全体を貫くストーリーが見えづらくて、個々の出し物が唐突に始まり唐突に終わる感じや、競技場の広さに比してダンサーが少なくてパフォーマンスがちんまりしていたのが残念だが、今の日本の実力をよく反映した出し物だったとも言える。入場行進が一番面白かった。
ドローンで地球儀を描いたのはよかったが、あれも平昌で見たしな。平昌は録画だったけど。あれは日本の技術ではなく Intel がやっているやつ。
聖火は水素を燃やしているという話だったが、水素の炎にはほとんど色がないので、何か炎色反応を入れているのだろう、と思ったら、やはり炭酸ナトリウムで黄色にしているらしい。
「多様性」というスローガンをあちこちで印象づける試みは一応成功していたし、いいものだと思った。独裁と同化政策が命の中国のような国には口が裂けても言えないワードだし。
まあしかし、MIKIKO先生と林檎さんが作る開会式が見たかったよね。