タグ: space

  • SLIM、3回目の越夜

    なかなか頑張っている。 少し不思議なのは、これまで2回の越夜では、夜が明けて昼を迎えて月面での夕方くらいの太陽高度になってようやく電源が入るという感じだったのに、今回はかなり太陽高度が高い段階で再起動…

  • 本日の花粉とロケット

    今日は先日よりも良い花粉光環が撮れた。三重のリングが写っている。やはり正午あたりに撮る方が太陽からの光量も多いのでよく写るのかもしれない。肉眼でも楽に見えた。 北寄りの強風が吹いたせいで部屋の湿度も2…

  • 「星ナビ」2024年4月号

    月着陸機「SLIM」の取材レポート第2弾を執筆いたしました。よろしければご覧ください。 SLIMは倒立して着陸してしまったために1/20の着陸直後は太陽電池が発電できず、いったん休眠。その後1/28に…

  • H3成功

    めでたい。1回目の第2段燃焼停止から2個の超小型衛星分離、さらに地球を1周してからの2回目の第2段着火・燃焼停止からの試験ペイロード分離、第2段制御落下まで完全に成功。文句なし。 今回の打ち上げ中継で…

  • SLIM、起床

    SLIMの太陽電池に太陽光が当たって再起動できたとのことで、喜ばしい限り。「トイプードル」というのは岩石に付けたニックネームの一つ。 SLIMの着陸地点での、毎日0時JSTにおける太陽の位置は以下の図…

  • SLIM(再)、発熱

    1/25、久々に御茶ノ水へ。ソラシティにあるいつものJAXAの部屋が会見場所だと思っていたが、行ったら閉まっていて、警備員さんに聞いたら上の階にある広い会議スペースが会場だった。 会見の様子はYouT…

  • SLIM

    1/19は午前に病院、夜はJAXA相模原へ。夜通しの取材は身体に堪えた。 プレスセンターが22時開場だったため、21時頃淵野辺に着いてホテルに荷物を置き、大戸屋で晩飯。見覚えのある記者の方もいた。 駅…

  • HAKUTO-R

    初の民間機による月着陸はならず。残念。 現時点で得られているデータに基づくと、東京日本橋のミッションコントロールセンター(地上管制室)にて、着陸シーケンスの終盤、ランダーの姿勢が月面に対して垂直状態に…

  • Starship Flight Test

    20日、打ち上げをYouTubeライブで見た。 StarshipをSuper Heavyの上に載せた状態で上げるのは初なので、どこまでいけるかという感じだったが、高度39kmまで上昇後、Super H…

  • H3失敗

    前回アボートに至った部分も対策されて正しく機能し、第1段分離までは完璧だったが、第2段エンジンに点火せず指令破壊。残念。 https://www.jaxa.jp/press/2023/03/20230…

  • H3

    記者説明会に参加。例の半導体スイッチが開になった原因は地上設備からのノイズということで、対策できたとのこと。安心した。厄介そうな現象だったがよく突き止められたなと。ロケットエンジニアはやはり凄い。 h…

  • JAXA宇宙飛行士

    今回は2名選抜。月(または月ゲートウェイ)へ行く世代なのでもう少し採るかと思った。今回は14年ぶりの募集だったが、今後は5年ごとに募集するとのことなので、これから増えていくのだろう。 https://…

  • H3打ち上げ中止

    14時から行われたリモート会見に参加。中止から3時間も経たない時点で開かれたので、現場の状況把握が最優先だったと思われ、プロジェクトマネージャの岡田さんのみが出席して最低限の状況説明のみという感じだっ…

  • ロゴジン

    「ISS からロシアモジュール切り離すぞ」とか、日米英の国旗をロケットから消す動画を投稿したりとか、いろいろとイキっていた元ロスコスモス総裁のドミトリ・ロゴジンが砲撃で負傷との報。 ロシア宇宙機関の前…

  • アルテミス I

    上がってよかった。これに伴い、11月の自分のスケジュールも少し変更。 アポロのときは7号が有人地球周回、8号が有人月往還だったので、無人月往還のアルテミス I は7号と8号の中間のようなミッション。S…

  • マスク

    🤔 ツイッター買収のマスク氏、陰謀論のリンクをツイート twitter とかどうでもいいから、お前は早く Starship を上げろと。 2025年の「アルテミス III」で、Starship ベース…

  • Psyche

    NASAの小惑星探査機がソフトウェアの検証に遅れを生じ、今年の打ち上げウィンドウを逃すことになり、天体到着が遅れるという記事。 NASAの探査機「サイキ」の打ち上げ延期は、さまざまなミッションの遂行に…

  • 長征5号Bの第1段が落ちてくる話

    2021年5月の打ち上げ時と同じ話で、何が問題視されているのかはそのときにも書いた。 「中国のロケットが 要は、1段式+ブースターという構成なので、ペイロードとともに巨大な第1段がそのまま地球周回軌道…

  • 「宇宙より大事なこと」論

    (2022/05/23 追記:5/22 の「声」欄に、大学教員の方からのアンサーが載っていた。) —- こどもの日ということで、朝日「声」欄が子供の意見特集になっていた。でまあ、こういう投書が14歳の…

  • ISSの

    運用に地上の政治対立を持ち込むというのは、宇宙条約の思想や各条文の規定と相いれないので実際には無理筋だろうと思われる。 宇宙ステーション協力関係、対ロ制裁で「損なわれる」可能性 ロシア宇宙機関 Ros…

  • ロケットロード

    ロケット打ち上げ時の光跡や煙の跡を「ロケットロード」と呼ぶ人がいるが、そんな呼び方聞いたことないな、と思って調べた。『宇宙兄弟』の作者による造語で、ここから広まったようだ。俺は『宇宙兄弟』も『プラネテ…

  • 「こんなものの一体どこが

    面白いのか分からん」と言わずにいられなくなるのは、ある種の老化なのだろうと最近思っている。 元JAXA「プラネテスの影響で宇宙に対して誤解してる人が多く、実際に宇宙をやっているプロとして迷惑している」…

  • 『Newton』2022年2月号

    にて、SpaceX のロケットの紹介記事を書きました。よろしければご覧ください。 Newton (ニュートン) 2022年 02月号 [雑誌] SpaceX のロケットのラインナップといっても、現行機…

  • 『星ナビ』2022年1月号

    にて、「星のゆく年くる年 2021 天文学・宇宙開発」を執筆いたしました。よろしければご覧ください。 月刊 星ナビ 2022年 01月号 [雑誌] 記事でも触れたが、中国の宇宙開発が着々と進んでいて、…

  • 『Newton』2021年10月号

    にて、Super Vision「人類初の民間宇宙旅行に成功」を書きました。よろしければご覧ください。 https://honto.jp/netstore/pd-magazine_31165190.ht…

  • 『Newton』2021年8月号

    にて、Newton Special「宇宙の授業」を執筆いたしました。よろしければご覧ください。 Newton (ニュートン) 2021年 08月号 [雑誌] 初めて Newton のメイン特集を担当さ…

  • 「中国のロケットが

    制御不能状態で大気圏再突入する」という報道が相次いでいるが、報道の仕方にいろいろ問題がある。 cnn_co_jp on Twitter 今回なぜいきなり中国のロケットだけが問題視されているのか不思議だ…

  • 翼で発生する揚力

    の式は、L = (1/2) ρ V2 S CL となっている。(L: 揚力、ρ: 流体の密度、V: 翼と流体の相対速度、S: 翼の面積、CL: 揚力係数) 火星表面での大気の密度は地球の1%ほどしかな…

  • 帰りにバスを

    待っていて、ふと空を見たら明るい光点がゆっくりと移動していた。ISS だったようだ。今日の通過は関東のほぼ真上だったので明るくなったらしい。金星くらいに見えたのでまさか ISS ではないだろうと思って…

  • 「Newton」2021年4月号

    2/26 発売の『Newton』4月号で、SpaceX の Starlink 衛星が天文学に与える影響についての記事を 8p 書きました。よろしければご覧ください。 Newton (ニュートン) 20…