タグ: astronomy

  • 喘息が続いて体力を消耗した。あまり薬も効かない。ようやく小康状態に。いったん始まるとだいたい40日くらいは続くので、治まるのは来月中旬か。 3/14の仕事終わりに東秩父村まで遠征。ポン・ブルックス彗星…

  • タイガースとハレー彗星

    1985年の阪神優勝は今でも覚えている。西武沿線に住み、父も西武を応援していたのでうちはライオンズファンだった。しかしバース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発に象徴されるように、あの年のタイガースの…

  • 既知の海

    中秋の名月の時季になると月にいろいろと注目が集まる。 火星の地名で一番好きなのは「サバ人の湾」だが、月の地名でダントツで好きなのは「既知の海 (Mare Cognitum)」。何が既知なの、意味不明じ…

  • ノーベル賞

    来週。 https://www.nobelprize.org/prizes/lists/all-nobel-prizes/ 天文・宇宙物理が来るかどうかは分からないが、「そろそろ獲るのでは or 俺だ…

  • 四度目の正直を目指すXRISM

    H-IIA 47号機が打ち上げられ、相乗りだったX線観測衛星XRISMと月着陸機SLIMがともに正常に分離された。始まったばかりだが、最初のハードルを越えたという感じ。 https://www.jax…

  • SIMBAD

    天文学で広く使われている「SIMBAD」という天体データベースがあるが、google画像検索で “simbad” という単語を調べると中東のお兄さん風のキャラクター画像がよく出…

  • 「Newton」2023年8月号

    特集「宇宙とは何か」を担当いたしました。よろしければご覧ください。 https://honto.jp/netstore/pd-magazine_32559650.html 前半は宇宙観をめぐる科学史の…

  • 空気望遠鏡

    校正仕事をしていて気づいたのだが、俺が「空気望遠鏡」だと思っていたものは空気望遠鏡ではないのかもしれない。 17世紀の「空気望遠鏡」の例として、ヘヴェリウスのこの望遠鏡がよく登場する。俺も、空気望遠鏡…

  • 月警察

    何となく見ていたtumblrより。 何かのアニメ作品のオープニングまたはエンディングか。下弦過ぎの月齢24くらいだと思うが、この月齢の月がこういう傾きで空にいるのは日の出より後、午前中の時間帯である。…

  • 「星ナビ」2023年7月号

    にて、ユニステラの電視観望望遠鏡「eVscope」のユーザーが昨年9月のNASAの実験機「DART」による小惑星衝突実験を共同観測した成果について書きました。よろしければご覧ください。 https:/…

  • 「Newton」2023年7月号

    「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡ベストショット」という記事を執筆いたしました。よろしければご覧ください。 https://honto.jp/netstore/pd-magazine_32494195.…

  • 4/23 月と金星

    先日の接近を窓から撮る。手持ちで何とか。 X-T10の液晶の黄ばみがひどくて色が分からない。交換したいが、X-T10は修理対応期間が終わっていた。 https://fujifilm-x.com/ja-…

  • 4月20日金環皆既日食

    インドネシア・オーストラリア北部で見られた。知人にも遠征組がいたり、ウェザーニュースのライブ中継で解説をする方がいたり。 今回は太陽と月の視直径がほぼ同じで、食帯上の場所によってどっちが大きく見えるか…

  • 4月20日の部分日食

    本州の太平洋岸、四国・九州の南部、南西諸島・小笠原諸島で部分日食が見られる。インドネシアやオーストラリアでは金環皆既日食となる。 下のGIF動画は半影(部分食が見える領域、水色の線)の移動と、那覇での…

  • ステラナビゲータ12

    ソフトに収録されている「天体事典」の改訂をお手伝いしました。 http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav12/index-j.shtml 最近はアマチュアが撮…

  • 緑の彗星

    ZTF 彗星 (C/2022 E3) というのが今明るくなっていて、2月前半までまあまあ見頃なのだが、この彗星が「珍しい緑色の彗星」だという話がなぜか広まっている。 なんかやたらと green com…

  • 藤井旭さん (1941-2022)

    昨年末に訃報に触れる。いつかそういう日が来るのだろうとは思っていたが、現在、藤井さんの後を継ぐ存在と言える人はいない気がする。 「星空への招待」には世代的に間に合わなかったが、NHK教育の番組でチロ望…

  • 冬のダイヤモンド

    冬の1等星6個を六角形につないだアステリズム(冬の大六角形)のことを「冬のダイヤモンド」と呼ぶことがあるが、菱形じゃなく六角形なのに何でダイヤモンドなんだよ、と思ってこの呼び名は好きではなかった。英語…

  • 有明の月

    昨朝、窓を開けたら沈む前の満月がいたので撮影。徹夜明けの者が、その乱れた生活リズムの故に目撃できる美である。 アルテミス I はあの白い天体を2周ほど回って帰途についており、12月12日02時39分 …

  • 皆既日食+天王星食

    裏の段丘面に登り、畑で撮影した。咳が出るので潜入まで見て帰った。これだけ晴れた皆既月食は久々。日本中で、見えたとか撮ったとか、みんなで空を見上げて楽しんでいたのがよかった。 天体はいつ撮っても同じなの…

  • 新星景写真

    というのが流行っている。天体写真の一ジャンルとして、星空が入った風景写真を「星景写真」と呼ぶわけだが、地上風景に比べて夜空は圧倒的に暗いため、これまでは地上と星空を両立させる表現の仕方がおのずと限られ…

  • もう一つ

    非専門家の俺でも気づく OSINT 的な話としては、(こういう話は品の良いものではないかもしれないが、)三好さんの職階の件がある。 三好真さんと言えば、中井直正さん・井上允さんたちとともに、NGC 4…

  • EHTへの異論

    三好さんたちの例のあれが asahi.com の記事になっていた。今朝の紙の朝刊には載っていなかった。 光のリングは幻だった? ブラックホール「世界初の画像」に異論:朝日新聞デジタル 論文は ApJ …

  • リュウグウ試料からアミノ酸検出

    寝ぼけ眼で郵便受けから朝刊を取って広げたら1面トップにこれ。 小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った砂から20種以上のアミノ酸:朝日新聞デジタル 眠くて頭が回らないまま、見出しを眺めた。「はやぶさ2」…

  • EHTのリング像は間違いか

    「あれは解析の誤りに起因する artifact だ」という主張をずーっとされている方がいて、その主張をまとめた論文が ApJ に accept されたという話を見た(共著者の中に俺の知った人の名前があ…

  • EHT

    5/12 のもう一つの解禁情報。本当は会見に行く予定だったのが、会見への参加申込を忘れるという大ポカ。自宅で YouTube で見ました。 天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功|国立天文台…

  • 4/24 BSフジ「ガリレオX」

    古巣のプロジェクトX的な話、になるのかな。 『ガリレオX』|BSフジ 2022年4月24日(日) 13:35~14:04第265回「GRAPE 天文学を変えた計算機」 2022年5月1日(日) 11:…

  • 理科年表を

    見ていたら、パラスとジュノーのアルベドの出典として、Usui et al. 2011 が引用されていた。理科年表に名前が載るってカッコいいですね。 Asteroid Catalog Using AKA…

  • しぶんぎ群

    冬の流星観測は呼吸器に悪いのでしないことにしているが、web で中継されているので室内でも楽しめる。ウェザーニュースのしぶんぎ群中継で流星を見て喜ぶおさやさん。 アラスカからの中継なので北天の星座が高…

  • 臭う流星写真

    星景写真家を名乗る、ある人の Instagram に先日のふたご座流星群の写真だという作品が投稿されていたのだが、うーーむ。インスタ見られない人もいると思うので貼ってしまいますけど。画像内にご本人のク…