ヘリ
消息を絶つ直前に150mで飛行していたとの報。
自由落下にかかる時間 t は t = (2h/g)1/2 なので、150mだと5.5秒。異常を感じて脱出しようと思う間に海面に落ちそう。
脱出できたとしても、5秒ではパラシュートはほぼ開けない。スカイダイビングではパラ開傘の最低高度は 2,000ft (610m) とされているという。それより低い高度で飛び降りるBASEジャンプというエクストリームスポーツがあるが、あれは即座に開くパラシュートなどが工夫されている。
消息を絶つ直前に150mで飛行していたとの報。
自由落下にかかる時間 t は t = (2h/g)1/2 なので、150mだと5.5秒。異常を感じて脱出しようと思う間に海面に落ちそう。
脱出できたとしても、5秒ではパラシュートはほぼ開けない。スカイダイビングではパラ開傘の最低高度は 2,000ft (610m) とされているという。それより低い高度で飛び降りるBASEジャンプというエクストリームスポーツがあるが、あれは即座に開くパラシュートなどが工夫されている。
普段、うちの周りで夕方以降に自衛隊機が飛ぶことはないが、21:30ごろ入間に降りる輸送機の音が聞こえたのでflightradar24を見たら表示された。自衛隊機はFR24に表示されないことが多いので珍しい。
タイのウタパオ空港から帰還するC-2…?
防衛審議官が3/8までタイ・ラオスを訪問していたらしい。この関係かしら。
三菱のスペースジェット(旧三菱リージョナルジェット (MRJ))の開発中止が決まった。ようやく。
6、7年前に前々職を辞めようと転職活動をしていて、略称がJで始まる5文字の航空宇宙関連企業に応募したことがある。JAXAの協力会社の一つで、「きぼう」や「はやぶさ2」の管制にも関わっている。
当時自分が応募したのは、宇宙機や飛行機のシステムやソフトウェアの安全性保証、品質保証あたりの職種だった。勤務地はつくばだったが、J社は名古屋にも事業所があり、三菱航空機からMRJ開発プロジェクトの安全性保証に関する部分を請け負っていた。
所属部署のリーダーの方による1次面接は通り、募集要項では面接はあと1回という話だったが、なぜか2回に増えた。2次面接は名古屋にいる部長による面接で、これも特に問題なく通った。あとは取締役の最終面接があるので、「元気よくやってね」みたいなアドバイスを部長さんからいただいた。
最終面接は取締役3人によるものだったが、これが経験がないほどひどかった。あまりにもひどかったので、何があったのか忘れないようにと当時メモを残し、応募辞退を人事担当者に伝える際に送った。そのメールからの引用。
そもそも中途採用としての募集だし、応募資格や年齢の条件もクリアしているのに、「40歳を過ぎて独身で『宇宙が好き』とか言われてもね」などと職務以外の経歴や人格を否定するような言葉を受けたのには、かなり傷付いた。だったら1次・2次で落とせよ、と思った。
いわゆるストレス耐性などを見るための圧迫面接なのかとも思ったが、であれば面接の最後に「そういう耐性を見たかったのできつい言葉を投げかける場面がありました。すみません」などと種明かしをすべきだろう。そもそも圧迫面接という手法自体がとっくに時代遅れになっているが。
まあこんな感じだったので、1次・2次の面接をしてくれたリーダーの方と部長の方は大変好感触だったのだが、最終面接の結果を聞く前にこちらから辞退した。選抜であれテストであれ、人を惨めな思いにさせて何とも思わない会社に入ろうとは思わない。現場と取締役の距離が遠い、不幸な会社だね、と思った。
あれから7年経ち、MRJ が米国 FAA の型式証明を取得できないという理由で開発中止になったとの報を聞くにつけ、まさにあの、求人していたシステム安全保証のところで結局うまくいかなかったのかなー、と感慨深い。あの後、優秀な人は採れなかったのだろうか。
当時ひどい面接をしてくれた取締役の人々が今もJ社にいるのかは知らない。近い業界で今仕事をしているが、今後J社がらみの仕事だけは受けまい、と心に決めている。
MRJ がダメだったのは、「旅客機の型式証明とはどうやって取るものなのか」という基本的理解やノウハウが日本の企業にも官庁にも存在しないからだという話もある。ホンダジェットがうまくいったのは、あれは日本の国産機ではなくホンダ傘下の米国法人が作ったから FAA の型式証明を取れたのだと。
空自との共同訓練。Su-30が来るらしいが、百里と入間の両方に来るんだろうか。来るなら見たいな…。
防衛省のプレスリリースが出ているが、両基地のどちらに何が来るとまでは書かれていない。
こちらも。F-4 ファントムII国内退役の記事と宇宙旅行の歴史と未来についての記事を執筆。戦闘機の記事改訂も少しやりました。よろしければご覧ください。
Newton別冊は2年くらいで改訂される。1冊出したら10年20年売れるという世界では全くないので大変。