2021年2月

気象庁新webサイト

気象庁の web サイトがリニューアルされたが、使いづらいですなー。全体的に、「ユーザーの住む地域の情報」を表示することに特化されすぎていて、大域的な情報(天気図や台風情報など)が奥にしまわれてしまっている。天気図を見ようと思うと、トップページから [天気] のアイコンをクリックし、「あなたの街の防災情報」というプルダウンメニューをクリックしてようやく、2段目以降に日本全域の予報や天気図、ひまわり画像、アメダス、地震情報などのボタンが現れる。これらの一体どこが「あなたの街の」情報なのか。うんこ UI。

テレビの天気予報もそうだが、最近は NHK くらいしか天気図を出さない。都道府県ごとの予報ばかり。気圧配置を見て天候の現状と今後の変化をある程度つかむというのは中学までの理科で習うスキルだと思うが、最近はそのための情報が提供されない。お前らどうせバカなんだから地元の天気と気温だけ分かりゃいいんだろ、という作り。まずいですね。

そういえば、宇宙研の広報の方とちょっと雑談をしたときにも、「最近のテレビの天気予報って天気図出ないですよね。あれ不便ですよね」という話をされていた。

Googleアナリティクス

この tumblr のページへのアクセス状況を把握するために google アナリティクスの設定をしたが、肝心のリモートホストが昨年2月以降取れなくなっていることを今知った。個人情報保護の流れらしい。

だとすると google アナリティクスを使う意味はほぼないな。自前でサーバを立てていれば見られる程度の情報なのに、非公開にするというのもなー、うーむ。

企業サイトで google アナリティクスを入れていて、社内からのアクセスを統計から除外するとかも、これじゃあできないんじゃないだろうか。

今月から

『Newton』は100円ほど値上げされた。紙のメディアを続けるというのはなかなか大変なんだろうなと思う。

「Newton」2021年4月号

2/26 発売の『Newton』4月号で、SpaceX の Starlink 衛星が天文学に与える影響についての記事を 8p 書きました。よろしければご覧ください。

Starlink は42,000機打ち上げる計画だが、計画自体がしょっちゅう修正されているので本当に4万機上がるのかどうかは分からない。競合する低軌道衛星インターネットサービスがいくつかあるが、これらも資金調達に苦しんでいたりして、計画がころころ変わっている。最新の情報を見つけるのが大変だった。

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