• 完了。肩が少し筋肉痛のように痛いが、腕は上がる。他は特になし。

  • デジタルリマスター版が五輪期間中に NHK G の深夜で一挙放送され、無事にすべて録画できた。

    どの回も VHS の時代から何度も見ているが、「第9集 ベトナムの衝撃」がやはり面白い。米国の介入が泥沼化して解放戦線に勝ちきれず、国内の反戦ムードに押されて撤退し、後ろ盾を失った南ベトナム政権がサイゴン陥落で崩壊する過程は、ここ数日のアフガニスタン情勢と瓜二つ。

  • 墓参り。日射しがなくて好都合だが、たった2か月で雑草がたくさん生えている。

    墓誌の作り直しもしたいけどなぁ…。

  • 業務用の SNS に「俺は休みます。ペナルティを受けても別にいいです。会社が社員の命を守らないのなら、自力救済するしかないので」と書き込んだところ、早朝にトップがこれを読んだようで、件の感染リスクの高い業務は全社的に延期となった。

    直属の上司や幹部の人たちには、このまま強行するなら俺は勝手に欠席しますという意思を先週から伝えていて、前日にも直属の上司から「事を荒立てずに収める」提案をいろいろ受けた。「とりあえず行くだけ行って、移動中に俺(上司)の携帯に『電車が危険なほど混んでいるので』とか何とか連絡してくれれば離脱していいから」、とか、「急遽ライター仕事の取材が入ったことにして当日休む形にしてもいい」とか。

    つまり、俺一人が休むことは特別にOKするが、トップの指示に楯突くことを全社に知らしめる形は避けて欲しい、分かるよね、みたいなことだった。感染リスクの高い業務を同じように命令され、声を上げられずにいる他の全員を見捨てて、明示的にゴネた俺だけは休んでいいよ、というわけで、呑める話ではない。それはお断りして、トップの目に付くところに異論を書き込むというハードランディングを試みた。しかし何度も使える手ではない。直訴って、繰り返すほど向こうは慣れてしまうんだよね。「またうるさいあいつがなんか言ってる」ってことになってしまう。

    この会社は昭和のワンマン企業の香りを随所に残していて、幹部連中はトップの指示には絶対服従。今回みたいなのは初めてじゃないか、と古参の社員さんから言われた。クソ業務にブレーキを掛けていただいてありがとうございました、とこっそりお礼を言いに来てくれる人も何人かいた。

    俺はしょせんフルタイムではないバイトだから一番しがらみがなくて、別にここをクビになってもいいし、というノリで異議を唱えることができたが、他の社員の人たちには家族もあり、俺より年がいっていて今さら転職できないという人も多くて、嫌な業務命令を拒否できない、立場の弱い人が大半。支社なのでトップは週に一、二度しか顔を出さず、顔を出すときには全員が起立して「こんにちは!」と迎え、去るときにも起立して「いってらっしゃいませ!」と送り出す、みたいな古色蒼然とした職場である。今どきそんな会社あるの? とよく言われるが、あるんですよ。企業にも階級や序列というのがありまして、日本の底辺にはこういう企業が21世紀になっても厳然と存在し、安い仕事を請け負っているのです。

  • COVID-19の感染リスクが高まる作業を業務命令でやらされ、事実上断れない、という事態がバイト先で現在発生しており、ここしばらく困惑している。

    こういうのは労働契約法で NG ということになっているらしいのだが。

    コロナ禍の中での出社命令は拒否できる?法的見解は【#コロナとどう暮らす】(佐々木亮) – 個人 – Yahoo!ニュース

    業務命令なんだからしょうがないよね、と社内も諦めムードなのだが、いやいや、一定の確率で死ぬかもしれないんですよ? 肺が線維化して一生酸素ボンベを引きずって生きる人生になるかもしれないんですよ? そんなに簡単に従っちゃうの? とは思う。

    ある種の正常性バイアスというか、石巻の大川小の生徒たちのケースに似ている。裏山に逃げず、先生の指示を真面目に聞いて校庭に集まった結果、教員もろとも津波に呑まれて亡くなってしまったという。命にかかわるときには偉い人の言うことなど関係なく、自分で判断して一人で逃げることが大事。