昭和の頃に取り付けたままの古い玄関チャイムをテレビドアホンに交換。最近、いわゆる点検商法やリフォーム詐欺と思われる自称大工のチンピラ風の若者がしょっちゅううちに来る。「近所で工事をしている大工ですが、お宅の瓦がずれてるみたいです。よければちょっと点検しましょう」みたいな適当なことを言って屋根に上がり、見えない所でわざと壊して修理を請け負うという古臭い手口。今さら騙されないが、頻繁に来るのでうっとうしい。高齢者しかいない時間帯だと断りきれず上がり込まれる危険もある。ご近所の中でも、うちと同じく高度成長期に入居してずっと改築していない、昔ながらの玄関チャイムの家(=ドアを開けて応対せざるを得ない家)が狙い撃ちにされているようなので対策をした。
ホームセンターの見積もりはずいぶん高かったので、工事ができる身内の方に施工をお願いした。屋内は何とかなるが、外構に線を埋設するとかコンクリートに穴を開けるとかは俺のDIYスキルでは難しい。今は線の埋設が不要な無線タイプもあるが、電子レンジのノイズなどで画面が乱れるという話も目にしたので有線タイプにした。
https://panasonic.jp/door/p-db/VL-SZ25K.html
テレビドアホンで問題なのは、1階のモニター機で呼び出し音が鳴っても2階の部屋ではほぼ聞こえないこと。2階にモニター機を増設できるタイプもあるが、モニター機2台は高い。上のモデルは増設スピーカーを接続できるので、それにした。これなら+1,000円ちょっとで済む。ケーブルは2芯のチャイムコードが使える。
最新のテレビドアホンも昭和のチャイムと同じく、配線は昔ながらの2芯のチャイム・インターホン用コードを使えるようになっているのが凄い。住宅設備は後方互換性がものすごく考えられている。2芯で給電と映像・音声の伝達をしているが、どうやっているのか不思議。