• 恋しい季節来たる。常夏の国に移住したい。

    公園にて
  • くっそ忙しくて P.T.A. 先行に応募しそびれてしまっていたが、2次先行をしてくれるらしい。ありがたい。

    もうずっと行けてないから、そろそろ行きたい。俺は何のために生きているのか、という気分になってくるので。

  • ドキュメンタリー番組の取材を受けたと、Taylor Dupuyさんがツイートしている。そのうち放送されるのであろうか。

    https://twitter.com/DupuyTaylor/status/1455659887615164422

    Just finished filming with NHK for an upcoming documentary about the ABC conjecture!

    — Taylor Dupuy (@DupuyTaylor) November 2, 2021

    他に出演する数学者の名前もツイートしている。Scholze, Stix と望月氏はいずれも挙がっていない。

    Dupuyさん(バーモント大学)は IUT を普通の数論幾何の表現で書き直す試みなどをされている数学者。院生と共著で論文にしたり、YouTube 動画にしたりしている。彼自身に望月一派とのつながりはなく、特に IUT 支持派ということでもないのだろうが、望月論文のままだと読みづらくてどうにもならないし、ちょっとやってみたという動機と思われる。ただし、「自分の所の大学院生をそんな不毛な仕事に巻き込むなよ」という批判もされている。

    彼の論文を、当然何一つ分からないながら眺めてみて、問題になっているあたりの式 (3.3) がどうも左辺と右辺が逆なんじゃないかと思ったので、Dupuyさんに「逆じゃないですか」と質問のメールを出してみたら、「その通りだわ。教えてくれてありがとう!」というお返事をもらった。まめな人! すでに指摘済みの話かもしれないが、素人の自分にもこういうことがあるのが面白い。

  • (I’m reposting part of my Nov. 9 post in English.)

    IUT was featured in an editorial in the Asahi Shimbun.

    (社説)数学の難問 その先に新しい世界が:朝日新聞デジタル

    I wrote earlier that the paper “proved” it, but in fact, even nine years after its publication, it has yet to be accepted by many mathematicians around the world. This is because it is too difficult to understand, and it will take many more years for it to be widely accepted.

    The same was the case with Einstein’s theory of relativity. But now everyone knows its name, and it plays an important role in smartphones and GPS satellites used in car navigation systems. Mochizuki’s theory may also become an indispensable part of our daily lives in the distant future.

    This newspaper continues to be optimistic in its tone. It is not that it is unacceptable because it is difficult to understand, but several mathematicians have specifically pointed out that there is a gap in “Corollary 3.12”. Mochizuki refutes these criticisms by saying that “they misunderstand the IUT at an elementary level,” but he does not publish his refutation in the form of a peer-reviewed paper.

    I don’t think it contributes to science to just “dream about the future” by taking anything and everything about various research without considering its validity and value. Didn’t the media learn the danger of jumping on the “dream” bandwagon after the STAP cell scandal?

  • 分かりにくい記事。

    バンクシーの壁画、ハリウッド俳優がペンキで塗りつぶす BBCドラマの撮影中

    最初、事故でうっかり消してしまったという話かと思った。BBC の記事を読んで理解した。

    Banksy art painted over by Christopher Walken on TV show’s set

    Banksy agreed to leave his mark on a wall of the set. と書いてあるので、「バンクシーのグラフィティを消しちゃうというシーンを撮りたいんだけど、セットの壁に描いてくれない?」と監督がバンクシー本人に頼んで描いてもらい、それを消したということですね。バンクシーが了解済みで描いたという部分が CNN の記事には書かれていないので、文意がよく分からなくなっている。

    保存しておけば数億円で買い手が付くはずのものだが、偽物を使って撮影するようなダサいことはせず、本人に描いてもらって惜しげもなく消すところがいい。この行為自体もアートということか。