• にて、ユニステラの電視観望望遠鏡「eVscope」のユーザーが昨年9月のNASAの実験機「DART」による小惑星衝突実験を共同観測した成果について書きました。よろしければご覧ください。

    https://honto.jp/netstore/pd-magazine_32515700.html

    「電視観望」(electronically assisted astronomy; EAA) とは最近流行っている天体観望のやり方で、望遠鏡を肉眼で覗くのではなく、接眼部にCMOSカメラなどを取り付けて天体像をリアルタイムで撮影・蓄積し、簡易的な画像強調などもリアルタイムでかけてPCやタブレット、スマートフォンなどの画面で画像を楽しむというもの。市街地では見えないような暗い星雲星団をそれっぽいカラーで、ライブ感をまあまあ損なわずに楽しめる。イメージセンサーやPC、モバイル端末の性能が劇的に向上したおかげでこういう手法が可能になった。

    で、電視観望専用のデジタル望遠鏡というのも最近は登場していて、ユニステラが出している「eVscope」シリーズもその一つ。口径11cmのニュートン反射だが、光路を斜鏡で外に出して覗く形ではなく、主焦点にイメージセンサーがあって天体を撮影する。撮った画像はWi-FiでPCやモバイル端末のアプリに送られ、それを鑑賞する。あるいは鏡筒に擬似的に取り付けられた接眼部で、中に組み込まれているEVFに映し出された画像を「覗いて」楽しむ。

    eVscopeは高い。ニコンと提携していてニコンダイレクトなどでも買えるが、30万〜50万円台である。

    https://shop.nikon-image.com/front/ProductBFA90000

    普通の口径10cm級の反射望遠鏡は、中国メーカーであれば架台込みで5-6万円でも買えるので、そういうのに比べるとすごく高い。

    https://www.syumitto.jp/SHOP/SW1410010002.html

    その価格差を補って余りあるユーザー体験としてユニステラが提供しているのが、eVscopeを使うと「市民科学」に簡単に参加できますよ、という付加価値。天体導入と撮影が自動化されているので、小惑星による恒星食とか系外惑星の観測とか、これまではアマチュアでも上級者しかできなかったような「科学としての観測天文学」が、アプリをポチポチするだけで楽しめる。観測結果も簡単にメーカーサイトにアップロードでき、メーカーと提携しているプロの天文学者が、集まった画像を解析して成果をまとめてくれる。重要な成果が出れば論文にもなる。今回のDARTの観測も、衝突された小惑星の光度変化などが世界中のeVscopeユーザーによって観測され、論文が「Nature」に載った。観測した各ユーザーがちゃんと論文の著者になっている。

    http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12994_unistellar

    …というような話を、ユニステラのCEOや観測に参加したユーザーの方々に取材した記事になっております。

    天体が放射した光子を直接自分の網膜で受けるという部分に価値を見いだす人は「電視観望なんて」と言うかもしれないが、画面で見られるので一人ずつ覗かなくてもいいとか、自動でスタックされるので暗い星雲も写真に近いイメージで見えるとか、メリットもたくさんある。加えて、アマチュアにも本物の科学に貢献できるというのは楽しい。

  • 請求書などの管理画面がリニューアルされたというので切り替えてみたが、新画面ではこれまで作った請求書が一切表示されない。調べてみると、

    旧画面で作成した帳票の確認方法

    2023年5月現在、旧帳票画面で作成した帳票は、新帳票画面では確認できません。
    過去に作成した帳票を確認するため旧帳票画面へ戻る場合は、帳票一覧画面上部のバナー内にある[旧帳票画面]ボタンをクリックするか、[受発注]メニューにある[旧帳票画面]をクリックします。

    新しい帳票画面の利用開始・新旧切り替え方法 – freee ヘルプセンター

    あほですか。年度ごとにまとめて一覧できなきゃ意味がない。画面のリニューアルなんて完全にfreee側の都合でしかないのに、なぜユーザーが余計な手間をかけなければならないのか。自分は毎月定例の取引が大半で、既存の請求書を複製して新しい請求書を作るのが普通なので、わざわざ2画面を行ったり来たりするのはめんどすぎる。がっかりして旧画面に戻した。

    7月くらいには新画面で過去の請求書を一覧できるようになる、とどこかのヘルプに書いてあった。わざわざ急いで新画面に切り替える必要はないな。

  • guess回数の平均値がまた少し悪化して3.98回に。

    どこまで連勝を続けられるか頑張ってみたが、ちょうど400回目に負けて30連勝でストップ。毎日新しい問題が出題される関係で、Wordleをやらない日があると連勝記録 (streak) はリセットされてしまう。負けないことよりも忘れずに毎日プレイする方が大変。

  • @新宿ピカデリー。日曜朝4時開演のため、前夜に新宿のサウナにチェックイン。前に新宿でサウナ泊をしたのは、2013年のRIJFESに新宿からバスで参加したときらしい。PerfumeがRIJFESで大トリをとった年だ。もう10年前か。Perfumeまだやってますよ。凄いな。

    前に泊まったサウナと同じような違うような、記憶が曖昧。今回はAKスパというところで、堅気でない人が結構利用することで有名らしい。実際、肌に絵が描かれている人を数人見かけた。刺青を入れている人にだって風呂に入る基本的人権はあるわけだから、刺青お断りという施設があるのはよく分からない。

    仮眠室の設備は悪くないが、窓が開いていて外の騒音がずっと聞こえていたのと、寝ている人の中に歯ぎしりマンがいて、熱帯雨林の謎の鳥のようなギュイギュイという音がうるさくてあまり寝られず。耳栓をすると熟睡してしまって寝過ごしかねないので、あえて耳栓は使わなかった。

    3時過ぎに新宿ピカデリー着。既に半分くらい埋まっていて、WT2ロンドン公演の映像が流れる中、座席で寝ている人が結構いた。開演までには全部埋まっていた。早朝なのに凄い。

    公演はMC少なめで、客に通訳させるというのもなく、英語のMCを頑張ってやっていた。ただし、フレーズを丸暗記して喋っているので、イントネーションが違ったり、切っちゃダメなところで切ったりしてたまに通じてなかった。まあでも、大好きなPerfumeがなんか一生懸命英語で喋ってくれるから嬉しい! Yeah! みたいな優しい空気があった。

    曲目はザ・ベストヒッツな感じ。最近外されがちな「ポリリズム」もやった。海外でやるときはこういうのがいい。やっぱりみんな一期一会の機会に有名曲を聴きたいわけだから。ただ、三人の体力がよくもったな。聴く方は盛り上がるけど、やる方は死人が出そうなセットリストだった。やばい。

    新曲も披露された。可愛い系のすごくいい曲。早く正式に聴きたい。

    2016年のCOSMIC EXPLORERツアーでやった「Perfumeの掟」を再演したのも含めて、PerfumeがPerfumeであることをいささかもやめておらず、体型も歌・ダンスも全く衰えを見せていないところに凄みを感じた。俺も頑張ろう。

    久々に新宿に出たので、前日はサウナにチェックインする前にヨドバシで買い物。タワレコでも『PLASMA』のライブBDを購入した。新宿塔に上る9階までのエスカレーターを以前は歩いて上れたが、今やるとかなり息切れする。体力落ちてるな。

  • 今まで小林製薬の糸ようじを愛用していたが、あれの柄の部分、無駄じゃない? とずっと思っていた。取っ手に爪楊枝の機能を持たせているのだと思うが、楊枝として使うことはないし、尖っていてなんか危ない。

    だったら普通のデンタルフロスを使うべきなのでは? と思い至り、フロスを一巻き買ってきて試してみた。だが、難しい。両手の指で糸を保持して歯間に入れようとするのだが、鏡に映った自分を見ながら、片方を口の中に、もう片方を手前に配置するというのがどうしてもできない。鏡像というのは左右ではなく前後が入れ替わっているのだと言われるが、その通りで、手を前に出すと鏡像のわしも手をこちらに出してくる。口の奥に指を入れようとして、つい指を前に出してしまい、脳が混乱する。さんざん頑張ったのだが、全然うまくできないのでいったん諦めた。すごい敗北感。

    フロスを使っている人はよく混乱せずに使えるな、と感心した。慣れなんだろうか。むしろ鏡を見ずにやった方がうまくいくのかしら。