• 皮膚科と歯科へ。待合室で「医師の態度が横柄だった」と看護師さんに怒鳴っているおっさんとか、薬局で「昨日『あと1時間くらいかかってしまいますが』と言われたから帰って今日出直してきたのに、一言の詫びもない」と怒鳴っているおっさんとかがいて、閉口した。お前らの怒りも分からなくはないけど、病院とか調剤薬局っていうのは体調の悪い人が集まる場所なんだから、でかい声で怒鳴るな。呼び出しのアナウンスも聞こえないし。

    不当な扱いを受けた俺様の心の痛みを何とかしろ、ってことなんだと思うが、みんなそれぞれ事情があって、それぞれの合理性や正義に基づいて行動しているわけなので、世間は時としてお前にとって不当だったりもするよ。クレームは一回伝えれば十分だし、一回のクレームで矛を収められる大人にならないと。

    ずっと怒り続けて止められない人は、他人に期待しすぎの、ある意味ナイーブな人なんだと思う。喚けば伝わるとか、喚けば自分の思い通りになるとか、そういう乳児的な歪んだ世界観を持っている。泣くたびにお乳をくれたお前のママはもういないって事実に早く気づけ。

  • 8/22、ローチケの先着順追加発売に挑戦し、無事に確保。発売開始時刻がちょうど帰宅の電車に乗っている時間帯だったので、途中で降りて駅のホームからスマホで買った。

    普通にSとかAで良かったのだが、予想通り安い席から秒殺で消えてゆき、VIP3 (\52,800 !) を何とか買えた。VIP3と言っても、中身はS席1枚 (\22,800) にポスターセットやピンバッジ、トートバッグなどのグッズがお土産として3万円分付きますというもの。広大なS席のうち、1階スタンド席の部分がVIP3なのではという予想が一応ある。

    TAYLOR SWIFT (テイラー・スウィフト)THE ERAS TOUR 来日公演 | ローチケ(ローソンチケット)

    発売から24時間経ってもVIP3は残っており、VIP3多すぎだろという意見がtwitterで散見された。5万てなぁ。商魂たくましい。まあでも買ったんですけど。ダフ屋から買って反社会的勢力の養分になるよりはテイラー先生の養分になる方がましか。

    なお、VIPチケットはリセールに出せないので、確保したVIPをリセールで売ってSやAを買おうみたいなこともできない。電子チケットで購入者名義のスマホが入場に必要なため、公式リセールを介さない転売もできない。複数席買った分の2席目以降を誰かに譲ることはできる(譲渡先のスマホにも電子チケットアプリが必要)。

    公演は2月なので、乾燥する冬の東京でテイラー先生が風邪を召されないことを願っています。

  • チャンネル登録者100万人、おめでとうございます。金の盾が届いたときにはまた動画が出るのであろう。楽しみ。

    Perfumeさんはヘソ出し衣装とかあまりないので分かりづらいが、改めて見るとかしゆかさんの腹筋はヤバすぎる。あ〜ちゃん・のっちも同様であろうと想像できる。ヒールであれだけ激しく動く仕事をしながら、これまで大きな怪我を一度もしていないのは、やはり鍛錬のおかげということですね。

  • 仮詰め状態だった歯にクラウンをかぶせるための型取り。長かった。齲蝕している部分を削って薬を入れて仮詰めした後、しみたりする状態が完全に落ち着くまで、かなり長く待ってからかぶせるというのがここの先生の方針のようだ。1月末に治療を始めてもう8月末。途中で一度予約をすっぽかして3か月くらい空いたが、それでも正味4か月か。

    親知らずを抜いた隣の虫歯も、この調子だとまだまだかかりそう。まあのんびりやっていく。

    口をゆすぐ機械が椅子の左側にあって、コップに給水する装置が機械の右側、水を吐き出す部分が左側に配置されている。なんか使いづらいな、といつも感じていたが、これも右利きを想定しているからか、とようやく気づいた。左利きの場合、水を吐き出す部分を越えてさらに向こうまで左手を伸ばして給水装置のコップをつかむ必要があり、微妙にやりづらい。試しに右手で使ってみたら動きがずっと自然だった。

  • 天文学で広く使われている「SIMBAD」という天体データベースがあるが、google画像検索で “simbad” という単語を調べると中東のお兄さん風のキャラクター画像がよく出てくる。そうか、SIMBADって『アラビアンナイト(千夜一夜物語)』のシンドバッドにちなんだ名前か、と今さら気づいた。

    英・仏語ではシンドバッドは “Sinbad” だが、スペイン語・ポルトガル語あたりで “Simbad” という綴りになるらしい。独・伊では日本語に近い “Sindbad“。

    天体データベースのSIMBADは、”Set of Identifications, Measurement, and Bibliography of Astronomical Data” の頭字語であるとのこと。

    SIMBADを運営しているストラスブール天文台には「VizieR」という天体データベースもあって、自分はどちらかというとVizieRの方をよく使っているかも。SIMBADとVizieRの違いがよく分からなかったが、VizieRは元々ESA(欧州宇宙機関)の宇宙ミッションで使うために作られたデータベースで、出自がSIMBADと違うというのと、観測の論文にだけ載っていてまだ番号が付いていない天体も収録されているとか、大規模サーベイの天体もフルに収録しているとか、書式がばらばらな各カタログに統一的なメタデータを付加して検索しやすくしているとか、いろいろSIMBADとは違うらしい1

    VizieRは何と読むか分からなくて、ずっと「ヴィズィーアール」とか適当に言っていたのだが、google翻訳に発音させてみると「ヴィズィール」「ヴィズィーア」という感じらしい。vizierはアラビア語やペルシャ語の「宰相」を表す言葉で、wazirとも書く。カタカナで「ワジール」と書くと、中東の人名で何となく見覚えがある。結局こちらもアラビアンナイトにちなんだ命名ということか。何かの頭字語なのかは調べても分からなかった。

    さらに、ストラスブール天文台には天体画像のデータベースとして「Aladin」というのもある。これもアラビアンナイト由来。

    1. What Is SIMBAD, and What Is It Not?, C. Loup et al. (2019) ↩︎