• シングル曲ではないが、「Red (Taylor’s Version)」の中でこれも好きな曲の一つ。テイラーは情念とか怒りとか別離の悲しみを曲に転化した作品も多いが、これは爽やかで若々しいラブソング。

    若い頃のロバート・ケネディ夫妻を写した写真から二人の出会いの物語を膨らませて書いた曲だという。「1945年の夏」というフレーズは日本人にとっては重すぎて、こんなふうに詞の中でからりとは使えないだろう。良くも悪くも今のアメリカ人の女の子だなという印象。

    それはともかく、”Like we’re made of starlight, starlight” “Like we dream impossible dreams” という詞の繰り返しが良い。恋愛の曲ではあるのだが、不可能な夢を見ようじゃないかと言う詞は何だか科学や宇宙の世界にも良く似合う。私たちの身体を作っている水素・ヘリウム以外の元素は太古に恒星の内部で合成されたものなので、”Like we’re made of starlight” というのはだいたい合ってる。

  • 田崎さんのツイート。一連のスレッドあり。

    許容するかどうかというより、教員側が何を測定したいのかを明示して、「こういう意図があるから使わずに課題を作成してください」と伝える。それを知った上で使ってきた学生はチートということになる。Yahoo!知恵袋なり友人のレポートの丸写しなり、既にさまざまな「チの技法」は存在しており、チートをしてきた(っぽい)学生にどう対応するかはChatGPTの出現とは無関係な、以前から存在する別の問題である、という話。議論の交通整理として、俺もこれに同意。

  • 少しずつやっていた、tar0log.tumblr.com の全エントリを 4bungi.jp/blog/ にコピーする作業を終えた。不毛ではある。

    2021年2月からなので、ちょうどCOVIDパンデミックの始まりから現在までという感じ。いろいろあった。

    TikTokの埋め込みすら用意されているWordPressはやはりありがたい。

  • こないだNHKの海外ニュースを見ていたら、ウクライナ軍兵士の制服に血液型のパッチが付いていた。

    5/2 NHK「キャッチ!世界のトップニュース」

    Rh(-) のO型って、負傷したら輸血が大変だな、と思ったが、それはアジア人の感覚らしい。

    Rh negative blood types are much less common in Asian populations (0.3%) than they are in European populations (15%).

    Blood type – Wikipedia

    ヨーロッパでは15%がRh(-)ということは、左利きの人口比 (10%) より多いくらい。

    なお、画像が汚いのはPC画面をスマホで直接撮影したため。NHK+ではスクリーンキャプチャが徹底的に無効化されており、取れなかった。

  • 特集「感動する物理」を執筆いたしました。メイン特集を一人でやらせていただくのは久しぶり。よろしければご覧ください。

    https://honto.jp/netstore/pd-magazine_32428913.html

    といっても、題材を決めるのは担当編集さんで、自分はそれに従って書くのみなので、取り上げられているトピックに面白さを感じていただけたらそれは編集さんのおかげです。

    一般相対論の等価原理について、慣性質量と重力質量が等しいことがいかに必然でないかというのを電磁気学との対比で説明する箇所は、京大の柴田大さんの講義資料を参考にさせていただきました。この説明の仕方は担当編集さんも大変腑に落ちたと言っていた。