家に一番近いアメダス観測点の気温の平年値を見る。
最高気温が一番低いのは1月20日、最低気温が一番低いのは1月29日、日照時間が一番短いのは1月19日。
最高気温は昼間に出るものなので、日照時間と関係があるのは何となく納得。最低気温の底が最高気温の底より10日くらい遅れるのはなぜだろう。地面と大気の比熱がどうこうみたいな関係がありそうだが、少し考えても分からない。
ということで、今週から来週にかけてが寒さの底らしい。これを乗り切れば少しずつ春が来る。
家に一番近いアメダス観測点の気温の平年値を見る。
最高気温が一番低いのは1月20日、最低気温が一番低いのは1月29日、日照時間が一番短いのは1月19日。
最高気温は昼間に出るものなので、日照時間と関係があるのは何となく納得。最低気温の底が最高気温の底より10日くらい遅れるのはなぜだろう。地面と大気の比熱がどうこうみたいな関係がありそうだが、少し考えても分からない。
ということで、今週から来週にかけてが寒さの底らしい。これを乗り切れば少しずつ春が来る。
夕方、母が胃のあたりの激痛と吐き気を訴えて倒れた。過去に胆石の発作を何度かやっているが、少し場所が違う、これまでに経験がないほど痛い、というので救急車を呼び、かかりつけの病院に搬送。一通り検査をしたが異常はなく、救急ではよく分からんという所見。鎮痛剤の点滴で落ち着いたので帰宅。原因が謎だが、ひとまず脳とか心臓とかやばいものではなさそうでよかった。
痛みの発作の最中、手がぴりぴり痺れるというので、それはCO2を吐きすぎて過換気症候群になっているからゆったり呼吸しろ、パニックにならなくて大丈夫、と言って救急車を待った。自分も経験があるが、息が吸えなくなって死ぬかもしれないという気分になるんだよな。
今日の夜は市内の救急車がすべて出動中で、隣の市の消防署から来た。かかり付けの病院も入院病棟は満床で、救急窓口のみでの対応。要入院だったら他の病院を探さねばならないところだった。おまけに、症状が落ち着いたので地元のタクシーを呼んで帰ろうとしたら、こちらも全部出払っていてすぐ迎車できる車がないとか。仕方なく、母には何とか駅まで歩いてもらい、バスで帰宅。何て日だ。
一応15万人クラスの市だが、社会のあちこちでバッファやマージンがなくなっている感じがある。うーむ。
空撮の映像を見ると、能登半島地震で海岸が隆起して陸化した様子がよく分かる。
こうやって断続的に地震で隆起してできるのが海岸段丘(海成段丘)だという話を地理の授業で習うが、海岸段丘の新たな1段目ができる瞬間をリアルタイムで見た地震は、人生でこれが初めてかもしれない。
(正確には、地震などの地殻変動による隆起だけでなく、気候変動による海面の上がり下がりも海岸段丘を作るもととなる。)
海岸段丘の典型例としては、室戸岬や南房総がよく紹介される。南房総の海岸段丘はブラタモリでも紹介されていた。1段目の段丘は大正の関東地震(関東大震災)でできた。おおよそ400年間隔で段丘面ができているらしい。これは気候変動の時間スケールよりだいぶ短いので、南房総の海岸段丘はプレート境界地震が頻発して隆起が速い、この地域ならではのものだろう。
https://www.gsj.jp/data/chishitsunews/05_01_04.pdf
国土地理院の「日本の典型地形」を見ると、能登半島でも海岸段丘の典型例として3か所ほど挙がっている。能登の海岸段丘も、主に地震による隆起でできた地形なのかなと思われる。
https://www.gsi.go.jp/kikaku/tenkei_umi.html#%E6%B5%B7%E6%88%90%E6%AE%B5%E4%B8%98
頭皮の痒みがひどくて、皮膚科をもう一度予約した。顔と同じ脂漏性皮膚炎だと思うが、受診までの間に少しでも何とかしたいので、散髪してみた。乾燥はよくないというのだが、自分の感覚ではむしろ蒸れる方が痒みがひどくなる印象があるので、頭の通気性を上げたい。
脂漏性皮膚炎の原因の一つがマラセチアという皮膚常在菌の異常繁殖だといわれる。マラセチアは真菌(カビ・キノコ・酵母の仲間)で、皮膚の皮脂を餌にして、消化酵素のリパーゼを出して分解する。これは体内で脂肪が消化されるしくみと全く同じで、リパーゼの作用で皮脂は脂肪酸とモノグリセリドに分解される。脂肪酸とは、ギ酸、酢酸、…などの R-COOH の形をしている酸である。酸なので、これが皮膚を刺激して痒みを引き起こす。
顔と頭皮の脂漏性皮膚炎は20代の頃からずっと続いていて、一生付き合うしかないと諦めている。顔の方は昨年から皮膚科で治療するようになって症状が劇的に改善し、睡眠中に掻きむしって傷だらけになるといったことはほぼなくなった。素晴らしい。頭皮の方はわりと安定していたので治療には含めていなかったのだが、ここ数ヶ月でなんかひどく悪化した。
マラセチアの増殖を抑える成分が入っているシャンプーというのがいくつか売られているので、またそういうのに切り替えるか、ということで、ライオンの「オクト」を買ってきた。20代の頃にも使っていたやつ。まだ売ってるんだな。昨晩使ってみたが、寝ている間の痒みが低減した感じは確かにある。ただ、普通のシャンプーよりはだいぶ髪がきしきしする。
脂漏性皮膚炎については、そもそも洗顔料やシャンプーなど、界面活性剤で洗いすぎるのが良くないのだという言説もよく目にする。シャンプーをやめてお湯だけで洗髪する「湯シャン」に変えたら治った、とか。
これは万能の解決策ではなく、人によるんだろうと思う。自分は20代からずっと洗顔はお湯だけでやってきたが、顔の脂漏性皮膚炎は全く改善しなかった。昨年にステロイド軟膏で治療を始めると同時に「お湯洗顔」とクリームによる保湿をやめ、石鹸で洗顔→赤ちゃん用の化粧水(ほぼグリセリン水)で保湿、という形に変えたらかなり改善した。
界面活性剤で洗うと皮膚のバリアになる角質が減るし、細菌叢もなくなってしまうから良くない、というのが「お湯」派の説明だが、むしろ物理的刺激を与えない程度にソフトに界面活性剤で洗った方が、マラセチアの餌になる皮脂や産生された脂肪酸が洗い流されるとか、石鹸のアルカリで脂肪酸が中和されて良いんじゃないの?という気もする。(すでに生傷がある場合には刺激になって痒みを生じるので、傷の治療が先決になる。)
人によって皮膚の傷付きやすさや皮脂の分泌量も違い、いくつものパラメーターが相互作用し合って、発症する/しないのどちらに平衡点が落ち着くのかが変わるような、かなり複雑なシステムなんだろうなという印象はある。
そういえば、我々の学生時代には「脂肪はリパーゼによって脂肪酸とグリセリンに分解される」と習ったが、平成24年の教科書からは「脂肪酸とモノグリセリドに分解される」と変わったらしい。脂肪酸とグリセリンの3本の結合が全部切れるわけではないらしい。
無事に新口座の方で買付が始まったことを確認。旧つみたてNISAの口座を既に持っている人は、特に何もせずに同じ内容の新NISA口座が自動で作られていて、そちらで買付が継続される。旧つみたてNISA口座で積み立てた投信は、自分で売却しない限りそのまま持ち続ける状態になる。20年で非課税期間が終わるのでそれまでには売る。
年間40万円という中途半端な非課税枠が新NISAでは120万円まで拡大されたので、月々の積立額を切りのよい数字に少し増やした。
日経平均が最高値を更新とか、新NISA効果だとか、「新NISA」がtwitterのトレンド入りとか、年初に枠いっぱいまで突っ込むのがセオリーだとか、一時の株高で変に盛り上がっている。自分は老後のためにつみたて投資枠しか使うつもりがなく、日本株もあまり買うつもりがないが、成長投資枠で博打をやりたい人が結構いるらしい。元手がある人は楽しそうでよろしおすなぁ。
生涯にわたってギャンブルと縁を切れなかった父のことを思い出す。俺は報われなかったがこんなもんじゃないはず、というルサンチマンと、資産・学力・技能のようなストックがないという劣等感が組み合わさると、どうしても博打で一発逆転を狙うくらいしか手がないという考え方に嵌まってしまい、ただでさえ薄いストックをどんどん溶かしてしまう。「地道にやるのが結局、後に残るものが一番多い」という考え方がどうしてもできない人だったな。