• 2017年のBBC “The Graham Norton Show” で、パトリック・スチュワートの話を聞いて笑い死ぬヒュー・ジャックマン。X-MEN シリーズの共演者ということで出演したらしい。悲しいときはこのShortsを見るといいです。

    グラハム(司会)「『あなた自身』について、奥様との間で大変な見解の不一致があったそうですね」

    パトリック「これのこと?(自分の股間を指しながら)」

    グラハム「ええ」

    ヒュー「Oh」

    パトリック「ある夜、皆さんすると思うけど、妻と『それ』の話をしてたんだ」

    パトリック「で、たまたま僕が『…もちろん、僕は包茎手術をしてるけど』と言ったら…」

    ヒュー「(先輩、いきなり何言うてはるんですか、と手を広げて苦笑)」

    パトリック「彼女が言ったんだ、『あなた手術してないでしょ?』って」

    ヒュー「(顔を隠して笑いをこらえる)」

    パトリック「僕は『手術したら自分で分かるに決まってるだろ! もちろんしてるさ!』と言った」

    (会場笑)

    パトリック「次の日、たまたまかかりつけの医者に診てもらうことがあって…(笑いすぎているヒューに)大丈夫?」

    ヒュー「(爆笑)」

    パトリック「ちょうど彼(医師)がかがんだときに…」

    (会場笑)

    ヒュー「『すみません、先生…』って(笑)」

    パトリック「『…ところで、私は包茎手術をしてますよね? 妻は「してない」って言うんですが』」

    パトリック「彼は私のを見て…『してないね!』って」

    (会場爆笑)

    パトリック「この番組はうちの孫も見てるんだよ!(自分から話したのにうなだれる)」

    欧米では数十年前まで、宗教上の慣習とか、自慰行為をしないようにという道徳的理由とか、性感染症のリスクが減るという学説のために、乳児のときに割礼をする習慣があったようだが、最近では新生児に手術をするリスクに見合うほどの利益がないということで減っているらしい。

    よく斬れる刀は鞘にしまっておくものなんですよ。

  • 昨年4月29日、The Eras Tour アトランタ公演でイヤモニが不調になり、直してもらっている間に場つなぎで話したジョーク。

    一匹の猫が図書館に来て言いました。

    「えっと、マグロを少しください」

    受付の女性は言いました。

    「お客様、ここは図書館ですよ」

    猫は言いました。

    「あっ、すみません。(声をひそめて)マグロを少しください」

    テイラー自身は「最悪のおやじギャグみたいな話 (that was like a dad joke from hell)」と自嘲したらしいが、良さがある。

    ツアーが終わるのは今年の12月で、あと60公演くらいあるらしい。凄すぎる。

  • WordPress で外部サイトへのリンクを作る際に、普通にテキストにアンカーを付けるだけでもいいのだが、サイトの OGP 情報を拾ってタイトル・サムネイル画像・概要くらいをカコミで表示するプラグインがある。ここでもそういうのを使っている。

    代表的なのは Pz-LinkCard というプラグインで、しばらくこれを使っていたが、設定項目が多すぎる、デザインがはてなダイアリーっぽくて微妙、などの理由から、もう少しシンプルなやつを探して、Simple Blog Card というプラグインを発見。

    ↑が Simple Blog Card で埋め込んだリンクカードの例だが、Pz-LinkCard と違って貼りつけるサイトのフォントなどを継承して表示されるため、すっきりしていてデザインが調和するのが良い。WordPress のブロックとして振る舞い、カスタマイズもそれなりに可能。個別のカードごとに別々の設定をすることもできる。

    ITmedia News の記事をリンクしたらカードに文字化けが発生したが、サポートフォーラムで相談したら作者さんが即座に修正してくれた。文字化けの原因は、ITmedia News の HTML がいまだに HTML4.01 で Shift-JIS (!) だったせいだが、個別のカードごとに文字コードを手動設定できる機能を追加してくれたのだった。素晴らしい。

    試しに Pz-LinkCard でやってみたが、やはり化けた。今どきはもう、HTML は UTF-8 であるという前提で作られているツールが多いのかも。そういう自分も、taro.hauN.org の方は HTML4.01 で ISO-2022-JP のまま(HTTPS にはした)。膨大な .html ファイルの文字コードを変換するのがめんどくさくて放置している。ITmedia の中の人もめんどくさいのだろう。

  • SLIMの月着陸成功について、会見の取材レポートを書きました。よろしければご覧ください。

    星ナビ 2024年3月号 – アストロアーツ

    時事ネタだと、原稿の〆切が迫りつつも状況が毎日変わることがあり、どこまで記事に反映するかで編集部の方々が苦労する。今回も、あの印象的なSORA-Qによる画像が出てきたので、いったん決めていた画像を急遽差し替えた。記事紹介の動画で、編集の藤田さんがそのあたりも語っていらっしゃいます。

    宇宙ミッションはプロジェクトチームごとに「カラー」がかなり違っていて、SLIMのミッションはこれまでの宇宙研のミッションと比べて、いろんなところに軽やかさやおしゃれさを感じる。プロジェクトのwebサイトもそうだし、着陸時のライブ配信を若手の研究者の方がソファに座って進めたりするスタイルもそう。見せ方が洗練されている。

    情報も、JAXAからの正式なプレスリリースという形を待たずに、わりと重要な話を twitter でどんどん発信している。このスピード感はいいなと思った。

  • お通夜へ。式の始まりからきっちり参加したのは初めて。お坊さんの読経が40分くらい続いた。浄土宗のお寺で、読経と言うよりは「声明」というやつなのか、何人ものお坊さんが音程を付けて唱えるやつで、一種の声楽だった。あと、浄土宗なのでやはり念仏ですね。南無阿弥陀佛を参列者全員で何度も唱和するみたいなのもあった。

    声明というと密教というイメージだったが、法然が元々比叡山で修行したこともあり、浄土宗にも声明はあるらしい。

    自分は仏教徒ではないので数珠を持っていないが、こういうときに故人の宗教宗派に合わせて持参すべきなのか、いまだによく分からない。参列した同僚の人たちは持たない人も多かった。

    こういう儀式では、何よりも故人とご遺族が安らかでいられるように祈るというのが最大の目的だと思うので、故人やご遺族から見て自分の振る舞いが心を乱されるものにならないように努める、というところにだけ気を付ければ、まあ手に数珠なしでの合掌でも悪くはないだろうと思っている。

    棺を開けて、よろしければ故人とご対面くださいというタイミングで、祭壇や棺の中をスマホで撮る人が一人いた。昨今そういうことをする人がいるとは聞いていたが、初めて見た。俺より年上のおっさんだったが。これも今日の俺のライフログの一部ってことなのかしら。「故人・ご遺族の心を乱さないかどうか」という観点で言っても、やめておいた方が無難という気がする。そもそも撮ってどうするんだ。待受画面に使うのだろうか。