@ぴあアリーナMM。ここはオープン以来初めて来た。開場が20:30と遅いため、どこで時間をつぶすかが問題で、物販を買った後にあちこちさまよった。MM21地区はオフィスビルばかりの人工都市なので一息付ける場所がない。ビル内の飲食店やコンビニも大晦日の夜に開いている所は少なく、Perfumeグッズを身に付けた難民があちこちにいた。かろうじて開いているローソンで食料を買い、どこかのビルのベンチでパンを食べた。気温が高かったのが幸い。
Perfumeさんが紅白に出るタイミングで、手元のスマホでテレビを見ている人たちが会場の周りにちらほらいて、みんなで覗きながら見守った。出番は2分強であっという間だったな。
座席はスタンド2階のLで、センターの出島をほぼ真横から見る場所。まあまあ見やすかった。31日の公演はP.T.A.限定ということで、観客は高度に訓練されたファンばかりで大いに盛り上がった。それでも、最初のMC恒例の「今日人生で初めてライブに来た人!」というかしゆかさんの質問に挙手する人が数人いた。人生初のライブがPerfumeのFC限定カウントダウンとは、なかなか濃い選択。
セットリストは以下の通り。基本的には6月のロンドン公演「CODE OF PERFUME」の再演という体なので、Perfumeのグレイテストヒッツ的な選曲になっていてかなりお得だった。
FLASH / エレクトロ・ワールド / レーザービーム / ポリリズム / MC / ∞ループ / Spinning World / アンドロイド& / FUSION / edge / Perfumeの掟 / Moon / ラヴ・クラウド / すみっコディスコ / P.T.A.のコーナー → カウントダウン / Spring of Life / FAKE IT / チョコレイト・ディスコ / MC / MY COLOR
P.T.A.のコーナーでは「すみっコディスコ」のダンス指導あり。めちゃ厳しいあ〜ちゃんに笑う。最初の「♪すみっコディスコ」では足はボックスを踏みつつ、頭は腕と逆方向に動かす(アイソレーション)。「今年流行ったじゃろ、こういうの」と言いながら「オトナブルー」の首アイソレーションを真似するあ〜ちゃん。
年明けを迎えた後には、あ〜ちゃんが「今年は年女が2人います!」と言った。そういえばそうだと気づくとともに、もう36歳?!という驚き。Perfumeを見始めた頃はこの人たち高校生だったのに。つまり彼女たちが年女を迎えるのを自分は2回見ている。三人も自分も時流れすぎ。
公演名に「2025」が入っている理由が気になっていたが、特に何かあるわけではなく、2023→2024→2025を過去→現在→未来になぞらえる、というくらいの意味だったらしい。今回の公演はU-NEXTで配信されるとのこと。
物販で並んでいるときに隣の人から声をかけられ、いろいろ話をして仲良くなった。大阪からご夫婦で車で来て、奥さんは別行動で横浜観光をしているとのこと。凄い。ライブ会場で人と繋がりができるパターンは自分には珍しい。彼はアリーナ席だったのでたくさん銀テープを拾ってきてくれて、終演後に少しもらった。
みなとみらい駅から帰ろうとしたら、終電が終わっていた。JRは動いているらしかったので桜木町駅まで歩く。外国人だらけだった。桜木町駅も電車の遅れでごった返し、入場規制されていた。群衆に揉まれるのは嫌なので1本遅らせて、何とか京浜東北線(臨時)に乗り、品川・新宿へ移動。
新宿で珈琲貴族エジンバラへ。満席だったがさほど待たずに座れた。さすがに年越しそばはメニューにないので、ピザトーストで独り年明けを祝う。西武線が動くまで2時間ほど滞在した。24h営業の喫茶店はやはり街のインフラとして重要。
6時過ぎに地元に帰り着き、近所の神社に寄って初詣をした。歩道橋の上で初日の出を待っている人たちが結構いた。子供の頃は深夜のお詣りで行列して足の指がしもやけになった思い出があるが、今年は本当に寒さがきつくなくてよかった。