• 大学の頃、寮の自販機か何かにアップルティーが入っていて、これうまいなと思ってよく飲んでいた。

    その後、フレーバーティー的なものを飲む習慣からしばらく離れていたが、クラフトボスのフルーツティーを久しぶりに飲んでみたら、やっぱり好きな味で、よく飲んでいる。

    原材料を何気なく見たら、これに入っているオレンジ果汁がイスラエル産であることに気づいた。

    自分は特に政治的な人間ではないつもりだが、昨今のイスラエルのやり過ぎっぷりを見ていると、残念だがこれを飲むのはやめようという気になった。

    もう一つ、キリン「午後の紅茶」のリフレッシュオレンジティーというのもあって、これもうまいのでよく買っている。こちらは自販機限定商品で、コンビニにはない。しかも入っている自販機が近所で1か所しかないのが少し残念。

    これのオレンジ果汁はメキシコ/コスタリカ産を使っているとのこと。飲むならこちらを飲もう。

    そんなことよりも、クラフトボスのフルーツティーはカロリーが100mL当たり29kcalある。キリンのオレンジティーも同じく100mL当たり29kcal。1本飲むと150kcalくらいになってしまう。これはスプライト(32kcal/100mL)やキリンレモン(33kcal/100mL)などの甘い炭酸飲料とほぼ同じ。お茶だからと思ってナメていると危険。やっぱり、うまいと感じるものはだいたい砂糖か油脂がたくさん入ってるのね。

  • ついに新しい椅子に買い替え。

    これまでエルゴヒューマンの初代ENJOYを11年にわたって使ってきた。キャスターは3回交換したか。肘掛けも1回交換。座面の破れが広がり、回転軸にもガタが出てきたので諦める決心がついた。

    エルゴヒューマンは確か台湾メーカー。8-9万で買って、概ね悪くなかった。ただ、新品のときからヘッドレストの向きが曲がっていたりもしたのでリピート買いは見送り。中古オフィス家具の通販サイトに程度の良い中古国産チェアが結構出ているので、オカムラのシルフィーを買った。新品は10万くらいするようだが、4年落ちで程度Aで税込6万で買えた。

    ENJOYはヘッドレストありだったが、11年使ってみて、別にヘッドレスト要らないなと思ったので今回はなし。欲しくなったら後付けで買うこともできるが、ヘッドレストだけで1.5万くらいする。

    ENJOYとの大きな違いは、座面がメッシュではなくクッションであること。メッシュは蒸れなくていいというのだが、服がメッシュにすりおろされるので、びっくりするほど大量に埃が発生して座面の下にすぐ積もる。自室の中で最大の埃発生源になっていたと思う。アレルギー性疾患を持つ人にはおすすめしない。

    シルフィーはENJOYより軽くて転がしやすい。強度と軽さを両立させる設計がエルゴヒューマンより優れているのかもしれない。背もたれ・座面・肘掛けの調整自由度はどちらも同じ。快適です。

    安くない買い物だが、椅子・キーボード・マウス・靴・眼鏡・枕など、身体に直接触れるもので長時間使うものは高くても良い物を買えというのが家訓。安物買いで身体を壊すと洒落にならない。

  • 3月14日に秩父方面にポン・ブルックス彗星を撮りに行き、撮ってはみたものの、現地の光害が予想外に強かったので、どうせろくに写っていないだろうと諦めて放置していた。

    撮った画像を改めて確認したところ、10枚くらい何とか写っていたので、スタックや画像処理などをしてみた。尾は無理だが、コマは一応見える。

    2024/03/14 19:44-19:55 JST XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS (55mm F4) 5秒+10秒x9枚合成=95秒露出 固定撮影 ISO3200 FUJIFILM X-T10 トリミング

    周囲の星と見比べると7等くらい。高度10度もないが、それでもこのくらい写るということは、秩父もまだ捨てたものではないかもしれない。尾は右上方向に伸びていたはず。心眼で見ると確かにそう見える気もしてくる。ただ、現地では双眼鏡で見てもコマの位置すら全く分からなかった。

  • 一部執筆いたしました。よろしければご覧ください。

    2022年6月に出た「科学名著図鑑」の第2弾。前回は古典や定番の本を多く取り上げたが、今回は近年の科学書から多くピックアップしている。SFや絵本・図鑑も紹介されているので、興味はあるけど難しい本はなぁ、という人にもおすすめします。

    あと、編集さんからちゃんと聞いていないが、どうやら最近のNewton別冊は総ルビにする方針になったっぽい。小学生や幼児でも読めます!

  • 時計の電池交換をするのに、手持ちの精密ドライバーではたまたまサイズが合わず、ダイソーでドライバーセットを買ってきた。200円。

    自分は実店舗で買ったが、ダイソーの通販サイトにも同じ物が売られている。これ。

    先端のビットを交換するタイプで、ビットはプラス・マイナス・六角レンチが計20個入っている。

    何mmのビットが入っているのかは外箱には一切書かれていない。箱の窓から見て、俺の使いたいサイズが一応入っていそうだったので買った。これを使って無事に電池交換も済んだ。

    …のはいいのだが、ビット20本入りというのが食わせ物だった。「20本入り」と言ったら普通、20種類入ってるんだと思うじゃないですか。開けてみたら、プラス・マイナス・六角が各4種類で計12種類しかない。「プラスとマイナスは同じサイズを2本ずつ入れておきました!」ということで、4×2+4×2+4=20本なのだった。ひどい。

    各ビットにはサイズが刻印されているが、パッケージの外からは刻印が見えないような向きで納められているので、購入前にはこのからくりに気づくことができない。

    なお、六角レンチだけはすべてサイズの違うものが4本入っている。六角は精密ドライバーより太く、同サイズがダブっていると一目で気づきやすいので、これだけは4種類入れたのでは、と勘ぐりたくなる。Evilですわ。

    所詮は100均だろ、とか、質が悪くてすぐに欠けるから2本ずつ入れたんだろ、とか、200円の中華製品に何マジになってんの?とか、正当化はいろいろ可能だが、こういう「騙される方が悪い」と言われるタイプのビジネスに久々に出会うと、やはり愉快ではない。この国の過剰品質主義に慣れすぎて、ダイソーの出自がバッタ屋だったことを忘れていた。

    一応、「中身をちゃんと20種にするか、あるいはパッケージの記載を改善して欲しい」とお客様相談室に意見を送ってみた。たとえ200円であっても、unko を売る者に対して「お前 unko 売ってますよね」という感想は伝える方が良い。気づいてるよ、と伝えるのは大事。

    時計工具屋でまともなドライバーセットを買おう。