やばい。エアコンの除湿をかけて寝ていたら、鼻の粘膜が乾燥したらしく、卵の黄身のような色の鼻水が大量に出る。炎症を起こしていて、血も混ざっているのだろう。でもただの冷房だと湿気が取れなくて不快なんだよな。
tar0log
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『Newton』9月号で
特集「科学の名著」の「宇宙の名著」パートを執筆しました。よろしければご覧ください。渡部潤一先生のおすすめ本も掲載。
Newton (ニュートン) 2021年 09月号 [雑誌]
編集さんやライター陣のアンケートで100冊ピックアップしたのだが、自分が過去に読んだことのない本で、今回原稿を書くために読んだもの(他の人が推薦した本)の中にいい本がいくつもあった。SF部門はちょっと物言いが付きそうだが(何でアーサー・C・クラークが1冊も入ってないんだ!とか)、まあなかなか良いラインアップじゃないかと思います。
あと「ブラックホール最新研究レポート」も書きました。これは原稿とは直接関係しないが、取材対応していただいた本間さんに、天文台のMさんがずっとごにゃごにゃ言っている例の話についても見解を伺った。本間さんからきちんとコメントをいただいて、大変納得(安心)した。
過去に素晴らしい業績を挙げた人でも、晩節を汚すというか、なんかおかしくなってしまうというのはまあよくあることではある。
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病院へ
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Steven Weinberg (1933-2021)
死去の報が出始めている。週末のせいか、大手メディアやテキサス大学はまだ報じていないっぽい。
Physics Nobel Laureate, Steven Weinberg’s Cause of Death – US day News
『宇宙創成はじめの3分間』を読もう。今はちくま学芸文庫に入っている。
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「実名/匿名」の
2通りに「当たり障りのある言動/ない言動」の2通りを掛けた4象限を考えたとき、一番スリリングで面白いのは「実名で」「当たり障りのある言動」を発信することだ、という価値観が小山田とかコバケンのあの件の背景にはたぶんあって、そのギリギリを攻める愉しみを、世間にバレずに追求できた最後の時代が’90年代だった。
バレずに済んでいたのはSNSやスマートフォンや文春オンラインがなかったからで、サブカル雑誌や一度きりのライブ公演、ラジオの深夜放送などに危うい表現があっても、それを一般市民が記録して即座に全世界に共有するしくみが当時は存在しなかったから、それぞれの蛸壺の中で行われていた露悪が真っ昼間の世界に引きずり出されることはなかった。
一部の人々が「当時はそういう悪趣味が許容される時代だった」みたいなことを言って燃やされているが、許容されていたわけではなく、雑多な蛸壺メディアの中の営みが表面化しなかっただけという方が正しいだろう。
今やそういう時代は終わり、「実名で」「当たり障りのある言動をする」という象限は消滅したし、今後も復活することはない。’00年代以前に生まれた旧世代は認識を更新しなければならないし、古き良き時代の出版物やVHSビデオテープなどに危うい表現を残した人は、バレたときの身の振り方を考えて21世紀を過ごさなければならない。