• 国保のやつを受けた。令和7年度は1/31が期限なのでギリギリ。ギリギリでいつも生きていたいから。

    今回はかかりつけの医院ではなく、健診センターを備えている少し大きなクリニックを選んだ。特定健診なので基本の検査項目はどこでやっても同じだが、「追加料金を支払えばこれとこれも検査できます、どうしますか」というレコメンドをしてくれるところが違う。1,800円を支払い、眼底検査と心電図を追加した。


    今日の YouTube Shorts:「イタリアンがすき」チャンネル。見るとピザが食べたくなる。

    いろんなイタリア料理チャンネルの動画を切り抜き転載しているチャンネルだが、Vincenzo Capuano というナポリのピザレストランの動画が多い。Vincenzoさんはピザの世界チャンピオンにもなった有名なピザ職人らしい。

    Vincenzoさんの元々の動画にはナレーションはなくて、彼が “Jammo, ja!”「さあ、行こう!」(ナポリの方言)と言って始まり、ピザを焼く段になって “Vai! Vai!”「行け!行け〜!」(命令形 二人称単数)と言うだけなのだが、「イタリアンがすき」チャンネルではレシピや料理の背景知識に関する膨大な補足ナレーションを独自に付けていて、すごく面白くてためになる。この投稿者は一体何者なんだとコメント欄で話題になっている。このチャンネルのせいで、Vincenzoさんは「やまやニキ」と呼ばれている。

  • 中古で買った親の車、シートに染みがあったりしたのでシートカバーを買って装着した。

    表向きはあらゆる車種・年式のカバーが用意されていると謳われているが、全てが即納ではなく、注文が入ってから中国で裁断・縫製するしくみ。まあ全車種の在庫を持つわけにもいかないので、そういうものなんでしょう。注文から到着まで70日もかかった。約2.5万円。

    安いシートカバーは寸法が緩くて見た目がいまいち。高いシートカバーほど見た目は良いが、そういうのはパッツパツのサイズでできていて、しかも伸縮しづらい素材なので装着作業が地獄になる、というトレードオフがある。結局、全部装着するのに2日かかった。

    カバーの端を裏から引っぱり出したり、シートの隙間に指を突っ込んだりする時間がひたすら続くので、確実に指先を傷めます。2日間くらい爪が痛くなる。爪を切った状態で作業すると生爪を剥がすので、少し伸びているくらいのタイミングでやるのがおすすめ。

    座面・背もたれ・ヘッドレスト・アームレストに個別にカバーを掛けていくのだが、これほんとにサイズ合ってるのかよ?と疑うくらいに入りません。タイツを穿くのと同じ要領で、最初はある程度裏返しておいて、一番奥の位置決めをなるべく正確にやってから被せていくのがコツ。

    背もたれのカバーを取り付けるにはアームレストを外す必要があるので、ソケットレンチも要る。可能ならカー用品店に持ち込んでやってもらう方が楽だろう。

    今回買ったメーカーとは違うが、巷の動画などを見ると、Clazzio というメーカーのカバーが定番のようである。Clazzio は品質など総合的に見てベストバイっぽいが、色の選択肢が少ないんですよね。グレーがないとか。

  • 千万円単位でエルメスに貢いでいる上客でも、欲しいバッグを買うために450万円の天球儀を抱き合わせで買わされる、という話がXで話題に。

    なぜエルメスが天球儀なんか売ってるんだろうと思って商品の仕様を見たら、球の表面がブルーに染めたカーフ革でできてるんですね。すげーなぁ。

    せめてフレームが18Kとかなら少し納得感もあるが、ただの金メッキしたステンレスらしい。

    日本語サイトの方は「カラー:ブルー・ドゥ・プルス」とか、いちいち謎なカタカナで書いてあって何だか全然分からない。英語サイトで Bleu De Prusse というのを見て、ああ、プルシアンブルー(紺青)のことか、と理解した。

    天球儀としてどんなものなのかと拡大画像を見てみる。

    うむ、天球儀としての実用性は考慮されていない。恒星の位置や等級は、全くのでたらめではないが、かなり適当。こと座のζ星(ベガの隣にある平行四辺形の角の星)がないとか。星座境界線もうにゃうにゃっと曲線で描かれてしまっている。実際には赤経赤緯線に沿った境界が定義されている。

    何より驚くのは、絵が裏返しになっていない! 普通、天球儀は「内部の中心に地球がある」という前提で作られるので、球面上の星々は地球から眺めた星空とは逆向き=裏返しに描かれる。いわば“神の視点”というか。このエルメスの天球儀はそうなっていないので、星の配置は夜空と同じなのに球面は凸になっているという、何とも気持ち悪いことになっている。

    もう一つ面白いのは、赤緯+70度の少し下と+20度の少し上に謎の緯線が描かれていること。これ、天球儀じゃなく地球儀の「北極圏の線(北緯66.6度)」と「北回帰線(北緯23.4度)」をそのまま持って来たんじゃないのかな。

    自分は天球儀の専門家ではないが、天球儀に極圏や回帰線を描くことは普通ないのではと思う。用途として意味がない。太陽が赤道の上下どこまで達するかという情報は、天球儀では「黄道」が表現するわけなので、回帰線は不要。しかしこのエルメスの天球儀には黄道が描かれていない…。

    まあこんな感じで、描かれているものに関して専門家の監修が入っていないことは明らか。これで450万か…。ハイブランドの世界は謎。

    ちなみに、大平技研の個人・小型ドーム向けプラネタリウム「MEGASTAR CLASS」は100万個の恒星を投影できて、たったの165万円で買えるよ!


    プルデンシャル生命。保険業界の BIGMOTOR 現る。

    あの本社ビルが建っている土地、ホテルニュージャパンの跡地なんですよね。象徴的だ。


    JAXA宇宙研、藤本正樹所長の新年の所感:「JAXA 宇宙科学研究所の 2026 年 このままではうまくいかない」。

    2025 年に宇宙研が対面した大きな問題とは、イプシロン問題、メーカー問題、NASA 問題です。

    イプシロンは ISAS 公募型小型計画を打ち上げるロケットですが、その能力に見通しがつかない状態が続き、公募型小型計画の運営が見通しを持って進めることができない問題がありました。
    メーカー問題とは、日本の宇宙活動が盛んになり宇宙科学以外の様々な仕事でメーカーが忙しくなる中、さらには、宇宙科学に関する仕事はややこしいもの、一品もので利益率が低いものであることも加わり、メーカーが ISAS の仕事を引き受けなくなりつつあることです。
    NASA 問題とは、予算の大幅削減と科学ミッションのキャンセル多数が大統領府により宣言され、その有効性に疑問が持たれつつも、NASA 宇宙科学の先行きが見通せない状態が続いていることです。

    これら3つの問題に正面から向き合うことは、潜在的には問題を抱えてきた宇宙科学プログラムの状態が、「このまま気が付かないふりをして過ごすのはもはや犯罪である」との危機的レヴェルにあることを真正面から認識する覚悟をくれました。

    どれもISASにとっては外的要因なのだが、かといって見ないふりをしていると自分たちが死んでしまうという厳しい状況。頑張ってくださいとしか言えないが。

  • 友人からのLINEで訃報を知った。合掌。

    渡部先生も9日にツイートされていた。

    学部生のときに学科の助教授の一人として谷口さんがいて、「星間物理学」の授業を受けた。講義も学会発表も話し上手で、プレゼンの仕方が大いに勉強になった。

    谷口さんの専門は銀河やAGNの観測で、EHTがM87の超大質量ブラックホールのシャドウを撮影したときの記者会見場に谷口さんが来ていて、司会の山岡さんから特別にコメントを求められていたのを覚えている。

    改めて動画を見返すと、「『活動銀河核のエネルギー源が巨大ブラックホールである』というパラダイムは本当に大丈夫なのかという疑問に対して、EHTが最後のピースを埋めた、まさに『百聞は一見にしかず』の成果だ」というようなことをおっしゃっている。

    谷口さんがこういう言い方をしたのには理由があって、谷口さんが1996年にグリニッジ天文台に客員研究員で滞在したときに、Roberto Terlevich という研究者が向こうの受け入れ教官だった。Terlevich は「銀河中心に巨大ブラックホールなんかない、ウォルフ・ライエ星や超新星爆発で AGN は説明できる」という説を信奉していたという。1990年代末になってもまだそういう人がいたというのを肌で知っていたからこそのコメントだったんだな、と思う。

    口髭とアロハシャツというイメージで、お洒落な人だった。学生時代は「なんかギラギラした人」という印象だったが、近年は宮沢賢治やゴッホと天文学の関係について書いた本なども出版されていて、意外とロマンチストだったんだなと思っていた。note も執筆されていた。

    放送大学で天文学の講義を長年担当されていたので、テレビでちょいちょいお姿を拝見していた。ついこないだ、テレ東の「新美の巨人たち」に出演されているのを見たのが最後となった。

    今、神戸・福島・東京を巡回する「大ゴッホ展」で《夜のカフェテラス》が来日している。この作品に描かれている星々が何だったのかを天文学的に同定する、という話を番組でやっていて、谷口さんがコメントをしていた。ずいぶんやつれたな、と思っていたが、まさかこれが最後になるとは。

  • 皮膚科へ。正月明け+連休初日のせいか、30人くらい待合室にいた。自分は経過観察と薬の処方だけなので、空気を読んで早々に辞去する。

    マイナ保険証の認証に顔認証を選んで引っかかっている人が多い。マスクをしたままだと通らないとか。普通に暗証番号でよいのでは。


    天気が良かったのでベーグルを買って河原で食べる。消防団が出初め式をしていて、賑やかだった。凧揚げをしている家族連れもいる。


    7月から新 PC で使っている Realforce 86U が、実はずっと調子が悪かった。入力中に文字列がいきなり全部消えたり、押しているものと違う修飾キーが反応したり。時間がある年始のうちにやるか、ということで分解清掃。

    Realforce は分解すると大きく2層構造になっている。キートップが刺さっているプラスチックのキー機構は金属板に埋め込まれていて、これが「2階」。その裏側に導電性のメンブレンシート・バネ・回路基板からなる「1階」部分があって、侵入したゴミや液体は2階部分でほぼ完全に止まるようになっている。

    開けてみると、2階部分に大量のパンくずや埃、飲料の乾いた跡などがあって死ぬほど汚かった。金属板に点錆も出ている。しかし1階とは隔絶されているので、ここのゴミが誤動作の原因とはあまり思えず。まあ綺麗に掃除はした。

    1階のメンブレンシートは全キーで1枚ではなく、端っこの Esc, Ctrl, BackSpace, Enter などは個別のシートになっている。シートは回路基板に圧着されているが、個別シートになっているキーの中には、剥がれていたり、シートの端が筐体と基板の隙間に挟まっているものもあった。これが誤動作の原因か。テープで剥がれを留め、シートの端が挟まらないように少し切り取ってみたりした。

    組み直してしばらく使ったが、奇妙な挙動は解消した気がする。購入から15年目だが、まだまだ活躍してほしい。

    キーマップの入れ替えには当初、Microsoft の PowerToys を使っていたが、こちらもなんか挙動が変だったので、現在は昔ながらの「KeySwap」を使っている。Windows 2000 時代のツールだが、Windows 11 でもちゃんと使えるのが素晴らしい。