• 2/19(水)

    神田へ。治療のおかげで皮膚がだいぶ健康になっているが、一日中マスクをしていたらやはり顔が蒸れて痒くなった。

    おお、こんなところに時計修理の店を発見。

    古い時計を持つ者にとって、良い修理店との出会いは大変に重要。

    と思ったら、

    うーむ。ここまで心を閉ざすに至った経緯が気になる。

    来て欲しくないのであれば右上の看板を外せばいいと思うのだが、看板は残しておいてわざわざこれを掲示するというあたりに、この方の心の傷の深さを感じる。本当は人を寄せ付けたくないのではなく、むしろ話を聞いて欲しいのではないか。

    2/20(木)

    神田へ。乾燥がすごい。仕事場の湿度計が「Lo」表示(= 20%未満)になっている。

    頭上の桜の木にメジロが来ていた。近くの灌木の中にもたくさんいるようだ。

    2/21(金)

    相模原へ。一緒に仕事をしているIさんが実は同郷であると知り、話が大変盛り上がった。

    仕事終わりにIさんの車で駅まで送っていただいたが、話に花が咲き、結局駅に行く途中にIさん宅に寄ってコーヒーまでご馳走になってしまった。以前から仕事で存じ上げている奥さんとも久々に直接お会いした。閑静で、都内とは思えないような手つかずの自然が目の前にあり、大変雰囲気の良いお宅だった。

    人と会うとか住まいにお邪魔するというような習慣がコロナで一度完全になくなり、そういう時間の過ごし方があることを長いこと忘れていた。

    木曜の乾燥にやられたのか、夜になって扁桃腺の腫れと微熱を感じる。

  • にて、コラム「物理法則に反する!? 落下するネコの不思議」を執筆いたしました。ネコ好きの方も、そうでない方も、よろしければご覧ください。

    Newton増刊『Nyaton ネコの科学』 | ニュートンプレス

    エイプリルフールではなく、2月15日に発売済み。2月22日(ネコの日)のお供にぜひ。

    ネコの品種と遺伝、身体能力、ネコの心理学、ネコの栄養学など、全体的に動物としてのネコがテーマの本ですが、自分のところだけなぜか物理の話を書いています。編集部さんからの依頼ですが、科学雑誌らしくて面白い企画だと思います。

    そして、Newton でこういう体裁の増刊は珍しい。

    重版かかったらしい(笑)。いや、これはまあ買いますよね。

  • 2/17(月)

    久々の。昼間は暖かかったが、夕方には強風が吹き始めて体感温度が真冬に。梅はもうだいぶ咲いている。また見に行けないうちに時期が終わりそう…。

    家で一人で仕事をしているとどうしても煮詰まる。外で人と話をしながら仕事をすると、やはり人間は社会的動物だという気になる。

    仕事の最中にふと、自分が自分でないような感じがする。本当の自分はこんな仕事ができる能力もないのに、その場に放り込まれてしまった、どうしよう、みたいな感覚。離人症というほどではないと思うが。中島みゆきの「ミュージシャン」という曲を思い出す。いかに自分ができないかという事実をなるべく直視しないようにしながら日々仕事をしている。

    Perfume ライブツアーは2/15-16が有明アリーナ 2 daysだった。東京なので有名人が結構来たらしい。中でも話題になったのが河野太郎氏。しかも関係者席ではなく自力でチケットを取って来たらしい。

    青いタオルは今ツアーのグッズだけど、グリーンのリストバンドは2022年 “PLASMA” ツアーのグッズなんですよ。ガチ勢じゃん、太郎。

    自分は大晦日の横浜に行ったので東京は見送り。(なるべくいろんな人にチケットが行き渡ってほしいので、複数回観ることはあまりしない。)カードはマゼンタでした。

  • 理由があってそうなっているものを理由を理解せずにどんどん壊して何か改革をした気になる、というのは日本の民主党政権でたくさん見たなー、と懐かしい思いでトランプ政権とイーロン・マスクの行状を眺める昨今。ポピュリズムというのは右左関係なくこうなるものらしい。

    一つ気になるのは、彼らがアルテミス計画をどうするのか、という点。無人月往復のアルテミス I が2022年11月におこなわれた後、いろいろ遅れて何度かリスケジュールされている。最新のアナウンスでは、有人月往復のアルテミス II が2026年4月、有人月着陸のアルテミス III が2027年半ばの予定とされている。

    アルテミス III はアポロ計画とは違い、一度のミッションのためにロケットを2本(以上)使う。月往復用の宇宙船オリオンはNASAのSLSで上げ、月着陸船 Starship HLS は SpaceX の Super Heavy で上げる。両者は月周回極軌道でドッキングし、オリオンから Starship HLS に飛行士2名が乗り換えて月に降りる。月面活動を終えて再離陸した Starship HLS は月周回軌道上で待つオリオンに再びドッキングし、2名はオリオンに戻ってオリオンで地球に帰り、着水する。

    アルテミス II が遅れている大きな原因は、アルテミス I でオリオンが大気圏再突入したときにヒートシールドが想定よりも大きく損傷してしまった問題を解決できていないこと。あと、SLSが莫大な金と時間を食うわりに年1回くらいしか上げられなくてスピード感が微妙という問題もある。

    SpaceX の Starship HLS + Super Heavy もアルテミス III に必要な要素技術はまだ揃っていないが、オリオン + SLS の方よりは進捗が目に見えている。Starship の軟着水や、Super Heavy を発射塔のアームで挟む回収に成功している。

    地球低軌道 (LEO) に上がった Starship HLS はその時点で燃料がすっからかんになるので、そのままでは月に行けない。そこで「タンカー Starship」を何度も打ち上げ、地球低軌道上で「給油」をしてやることになっている。この給油は10回くらい(!)必要とされている。この技術の確立がまだ。

    というわけで NASA も SpaceX も遅れているので、イーロン率いる DOGE(政府効率化省)がここに何らかのメスを入れるのではないか、という可能性はありうる。SLS を開発しているボーイングは SLS が開発中止になる場合を想定した対応を検討している、との報道もあった。

    ただ、SLS をやめたとして代替をどうするのか、というのはよく分からない。現状、一発でオリオンを月遷移軌道に投入 (TLI) できる大型ロケットはSLS 以外には存在しない。Reddit でもいろいろ議論されている。アルテミス III までは計画通りやって、IV 以降をやめるのではという話もある。

    Starship の軌道上給油の技術ができればという前提での話だが、もうオリオンなしで SpaceX だけでやればよくない?という考え方もある。LEO で Starship を満タンにしてから Falcon 9 + Craw Dragon で飛行士を打ち上げ、LEO で Starship に乗り換えて月に向かい、月着陸・再離陸・地球遷移軌道投入までやり、帰ってきた LEO でまた Crew Dragon に乗り換えて地上に帰還する、みたいな。ただし、LEO → 月面 → LEO までできるほどのΔVマヌーバが Starship に可能かどうかは議論が分かれている。

    月から地球に帰ってきて直接大気圏再突入せずにいったん LEO に入るというのも、秒速11kmを秒速8kmまで落とす減速ΔVが必要なのでなかなか大変。月周回軌道にも給油施設があればいろいろ楽だけど。

    仮にイーロンが米国の宇宙計画周りに手を付けようとすると、SpaceX CEO としてのイーロンと DOGE 担当官としてのイーロンの間にはどう考えても何かしらの利益相反が生じるはずで、どうすんのかな、というのも謎。

  • 2/14(金)

    2月14日は、

    • あ〜ちゃん誕生日(1989年2月15日)の前日。
    • 2007年2月14日に 4th Single「ファン・サーヴィス [sweet]」発売(「チョコレイト・ディスコ」収録)。
    • 2008年2月14日にファンクラブ「P.T.A.」発足。

    ということで、恒例の生配信を見た。毎回のことだが、Vimeo は回線が細いのかよく途切れる。後でアーカイブを見よう。

    最近、TikTok で「マカロニ」などの Perfume の昔の曲が流行っているらしい。へー。もう17年前の曲だが、確かにこれは時代を超える名曲。

    テレビ新広島の25周年特集番組も見た。TVerのおかげで地方の番組も見られるのはありがたい。

    今年のカレンダーを買ったきり多忙で放置していたのを、ようやくフレームに入れた。2か月に一度入れ替えなければならない。今まで入れていた竹内まりやのポスターは降板。