• 9月は一息ついた感があったが、結局それなりに忙しい。まあお仕事がないよりはある方がはるかによい。

    死にたいと思っている人のところにドローンでぶーんと近づいていって、スピーカーで呼びかけて引き留めるらしい。「大丈夫ですかー」とか言うんだろうか。ディストピア感が凄い。

    夜に見回るのは見回る側の方が危険だし、といった事情は分からなくもないが、絶望して彼岸へ行こうとしている人と対話しようというときに、機械越しのやり取りなんかで繋ぎ止められるもんだろうか。「あー、最後の最後まで、俺は人から温かみのあるストロークをもらえない人間だったな」と思われやしないか。なんか、死のうと思った経験がない人の発想という気がする。知らんけど。

  • していて段差を踏み外して転倒した。ぶつけた箇所があざになって痛い。

    大人になると、身体が地面に完全に横たわるような転倒というのはほとんどしないものだが、50歳を過ぎると顕著に頻度が増える。これが加齢…

    全然関係ないが、コンビニで「枝豆風味スナック」というのが売られていたので買った。食べると、変な香りというか後味がある。えぐみのような。

    なんじゃこりゃと思ってよく見ると、

    グリーンピース粉て。枝豆じゃないじゃん。確かにこれは、グリーンピース特有のちょっと青臭いようなあの味だ。グリーンピースは全然嫌いではないが、このチップスは青臭さが強調されていて、端的に言えばクソまずい。

    だいたい枝豆「風味」って何だよ。大豆とえんどう豆の味はどう考えても違うだろ。しかも青と黄色の着色料も使われている。つまりこの緑色すら、素材そのものの色ではないという。すごいな。よくパッケージにしゃあしゃあと枝豆の絵まで描けるな。

    このやるせなさをどこかに訴えたいが、かき氷のシロップにイチゴが何ら含まれていなくても「イチゴ味」を名乗れることを考えると、枝豆成分がゼロで「枝豆風味」を名乗ることも合法なのかもしれない。

    しかもこのチップス、1袋で400円もしたんだよ。ノンフライで健康志向だからお高めなのかー、と思ったが、とんだ地雷だった。打撲の痛みと併せてダメージがきつい。

  • こないだのイーロン・マスクのツイートが案の定、非難の的になっているが、彼は今のところ削除はしていない。

    こないだは「自分の子を養子にやる」という意味もあるのかなと思ったが、英語圏でそのように受け取った例は管見では見当たらないようだ。そういう意味になるためには、I will give you a child ではなく I will give you one of my children とかでないとダメかもしれない。だとするとやっぱり「妊娠させてやる」としか読み取れず、creepy という感想にしかならない。

    例のツイートへのリプにイーロンが反応した例を拾ってみると、

    という感じで、「ただの冗談になにマジになってるの」ということにしたいようだ。他人にひどいことをしておいて、いざ批判されると「いや、冗談じゃん」と逃げるのは、いじめをする小人物の典型である。

    テイラーの言動は「未婚女性は民主党支持」という傾向に沿ったものだよねというツイートに💯の絵文字。イーロンは自分が気に入ったツイートにこの絵文字で反応するのが好き。

    彼が反応したのはこれくらいだった。その一方で、直接関係はないが以下のようなツイートもしている。

    misinformation(誤報・デマ)の定義は?という元ツイへのリプライで、「ミス・インフォメーションというのは外見は美人でしかも信じられないほど広い知識を持つ人ってことだから、基本的にはセクシーな図書館司書だね」という加齢臭溢れるジョーク。これを面白いと思って書いてるところがもうきつすぎる。

    こういう感じで心底うんざりしたので、twitter を使うのはやめました。情報源としては便利なのでたまには見るし、favも押すかもしれないけど、もう書かない。イーロンが売却したら戻るかも。

    SNSは森永ラムネみたいなもので、食べればいつでもおいしいけど、それだけ食って生きていけるものでもない。自分の生活をしよう。

    一応、BlueskyThreads にいます。切込隊長とかも Bluesky にいた。

  • @TOKYO NODE GALLERY(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー)。ようやく行けた。事前予約制だが、枠は全然空いていたので当日予約しても取れそう。

    土曜のせいかカップルや家族連れもいて幅広い客層だった。順路は3つのチャプターに分かれていて、これまでは Chapter 3 だけ(新曲「IMA IMA IMA」を使っているせいか)撮影禁止だったのだが、現在は解禁されている。

    LEDとワイヤーで作った三人の立像。正しい人体比例で作られた巨大な立像というのは、古代エジプトやギリシャ・ローマを連想させて、迫力があってかっこいい。

    Perfumeのダンスの解析。振付の動きがビートを拾っているのか、曲を拾っているのか、ヴォーカルを拾っているのかを分析して可視化している、みたいなインスタレーションだった。ライゾマの人はこういうの好きですよね。

    FUSION、無限未来、マカロニなどのインタラクティブ展示。無限未来でライトの光が身体の動きに追従するやつで小さい女の子が遊んでいた。

    ポリリズムの部屋。3面スクリーンに過去のポリリズムのライブ映像がびっしり流れ、間に三人のインタビューも流れる。中央には過去に使われたハイヒールの現物が大量に展示されている。ここは没入して感動できる。

    写真を撮らなかったが、IMA IMA IMAのステージ演出を体験できる展示もあった。他に、年表や過去のポスター、昔配っていたパンフレットなど、現物の展示も色々あって楽しめる。年表の前では「これ行った」「自分はこの曲から知った」など、同行者同士で思い出話が尽きないこと間違いなし。

    物販も少し買ったが、肝心の図録は「制作に時間がかかっており」ということで何と売られていなかった。まじか。asmart で予約購入できるらしい。

    ギャラリーがある虎ノ門ヒルズステーションタワーの45階は見晴らしが素晴らしい。霞ヶ関・日比谷・大手町方面を望む。手前の高層ビルは文部科学省、その裏の低い建物が泣く子も黙る財務省・外務省、その奥のヘリポートのあるビルが総務省、その向こうが警視庁。道の右側は手前から経済産業省、農林水産省、東京高裁・地裁、法務省。皇居前広場や宮殿もよく見え、皇居の森の向こうには竹橋の毎日新聞社ビルも見える。これの一つ左の窓からは国会議事堂も見下ろせた。確か、赤坂見附のプルデンシャルタワーからは国会議事堂方向は目隠しされているという話があったように思うが、ここからは普通に見える。いいんだろうか。


    新宿に移動して遅い昼飯。嵯峨谷の蕎麦が食べたかったが、歌舞伎町にあった店は閉店しており、新たに京王モールの中に嵯峨谷ができていた。新宿の地下はあちこち工事中で仮囲いのラビリンスとなっており、昔使えたルートが封鎖されていたりする。苦労して京王モールにたどり着き、蕎麦を食べた。わかめ食べ放題がなくなってる? と思ったらレジ前にあった。食後に気づいた。

    死ぬほど暑いので、凍えるほど冷房が効いていることで有名な西武新宿のセガフレードに避難。お一人様用のカウンターで自分と同年代のおばさんがスマホで小さくラジオ(radiko?)を流しながらうつ伏せで昼寝していて、真の大人にしか味わえない自由を感じた。これが大人の休日ですよ。こういうのに目くじらを立てる人間には決してなるまい。

  • エアコンの室外機に直射日光が当たるせいで効きがいまいちなのでは、との懸念から、母親が室外機に貼りつける遮光シートを買ってきた。

    いわゆる銀マットに糊が付いているという感じのものだが、これを表面に密着させるのはかえって良くない気がする。アルミ箔のような薄くて熱伝導率のよいものを貼るならまだいいが、ベースが薄いスポンジだったので、入射光は反射するかもしれないが、中から外への放熱ができなくなるだろう。

    ということで、遮光するのはいいがエアフローも大事なので、遮光シートはやめ、隙間を空けてすだれ的なものを掛けられるように直方体のフレームを作った。

    このくらいにしておくのがいいだろう。

    こういう単純な直方体のフレームをDIYで作りたいときに何を使うべきか迷ったが、プラパイプのメーカーサイトに、いろんなDIY素材でいくらかかるかを比較した記事があった。

    自分も最初は塩ビ管で作ることを考えたが、塩ビ管は液体を流すためのものなので、3方向を90度でつなぐカド用のジョイントはない。T型のジョイントしかないので、綺麗な直方体にはできない。(上のサイトに作例あり)

    金属素材は高いし、木材は耐候性を持たせるために塗装しなければならないのがめんどくさい。ということでプラスチックのパイプを採用。上のサイトを作っている矢崎化工という会社のイレクターというパイプが有名らしいが、他メーカーも似たようなのを出していて、値段も大差ない。なので、最初に見つけた「パイプファクトリー」さんというメーカーに注文した。だいたいどこも1mm単位でオーダーできる。

    材料費は3,500円くらい、送料が1,500円ほどかかってトータル5,000円くらいだった。上のサイトに値段の比較もあるけど、まあ妥当だと思います。