• くしゃみが出る、水っぱなが出る、目が痒いという症状が数日前に出て、いよいよ花粉症を発症したかと思ったが、くしゃみと鼻水を引き起こしているのはどうも鼻血のような気がする。目の痒みは昨日・今日はない。謎。

    鼻血が水っぱなに混ざって常時うっすらと出るようになるのがこの季節の年中行事で、乾燥のせいかと思っていたが、湿度は12〜2月の方が低いはず。花粉症やアレルギー性鼻炎で鼻粘膜が炎症を起こすことで、鼻血という形で症状が出るパターンもあるようだ。やっぱり花粉なのかなー。すごく認めたくない。

  • テイラー・スウィフトはいいな、と最近突然思うようになり、1stアルバムから1枚ずつ買って真面目に聴いている(いまだサブスクではない人)。YouTubeで新しい曲も聴いている。

    『1989』まで買って聴き、この人のポップアイコンとしての姿は一面にすぎなくて、本質的にはずっとカントリーミュージックの人だということを深く納得した。

    Shake It Off」「Blank Space」「You Belong With Me」「We Are Never Ever Getting Back Together」「Red」などなど、全人類に受けるポップミュージックを次々に生み出す才能も凄いが、『Red (Taylor’s Version)』に収録された「All Too Well (10 Minute Version)」が一番好き。これがテイラーのキャリアで最高の一曲という人は多いらしい。分かる。「Billboard 1位を取った最も長い曲」のギネス世界記録にもなっている。

    英語がそんなに聞き取れないので、洋楽を聴いて泣くようなことは今までなかったが、これは泣いた。聴くたびに泣ける。夜中のキッチンで冷蔵庫の光に照らされて二人で踊るという描写と、彼がもう来ないと分かっていながらドアを見て待っている「私」を見て、父親が「21歳の誕生日を迎えるってのは楽しいことのはずなんだが」と言う場面。あと、最初と最後に出てくるスカーフ。この曲はほぼ彼女の実体験に基づいていると言われるが、よくこんな詞が書けるなと思う。

    歳の離れた二人の破局を描いた曲だが、親兄弟とか通りすがりのどっかの女優とか、二人の恋愛に関係しない第三者がこんなにたくさん出てくる曲は珍しい気がする。すごく映画的。実際、この詞を元にしたショートフィルムがテイラー自身の脚本・監督で制作されていて、グラミー賞のベストミュージックビデオ賞やMTV VMAを受賞している。

    テイラー・スウィフトがいいのは、曲が大変分かりやすいこと。「All Too Well」もI→V→vi→IVの循環がひたすら続く、いわゆるポップパンク進行。世界的に流行っているコード進行だが、テイラーのこの進行の曲は20曲以上あるらしい。カントリーの弾き語りをずっとやっていた人ならではという感じ。

  • 普段、うちの周りで夕方以降に自衛隊機が飛ぶことはないが、21:30ごろ入間に降りる輸送機の音が聞こえたのでflightradar24を見たら表示された。自衛隊機はFR24に表示されないことが多いので珍しい。

    flightradar24

    タイのウタパオ空港から帰還するC-2…?

    防衛審議官が3/8までタイ・ラオスを訪問していたらしい。この関係かしら。

    https://www.mod.go.jp/j/approach/exchange/area/2023/20230304_tha-j.html

  • 文庫の古書を2冊買うにあたり、amazonマーケットプレイスで出品者を選んだところ、どちらの本も本代+送料の合計額でバリューブックスが最安だった。

    ん、それならバリューブックスのサイトから直接買う方が安くなるのでは、と思ってそちらへ行き、両者の価格を比較。

    amazonでバリューブックス出品本をカートに入れた場合。

    amazon

    バリューブックス直販サイトの場合。

    バリューブックス

    本代はamazon出品本の方が40円ほど安い。送料はバリューブックス直販の方が230円安い。ということで、トータルではバリューブックス直販の方が140円くらい安いという結果に。

    いつでもこうなるかは不明だが、普通に考えれば中抜き業者が少ない方が安いはず。ということで、amazonを儲けさせたくない人は直販へ。

  • 前回アボートに至った部分も対策されて正しく機能し、第1段分離までは完璧だったが、第2段エンジンに点火せず指令破壊。残念。

    https://www.jaxa.jp/press/2023/03/20230307-1_j.html

    今日は種子島での記者説明会と対策本部会合後の文科省の記者会見で14時頃から21時頃まで、間に晩飯を挟みつつリモート会議漬けで疲れた。そういえば共同通信の例の記者が文科省の会見にいたが、今回は何も質問しなかった。

    今日の時点では「第2段に点火しなかった」という以上の情報は何も出ず。岡田PM曰く、テレメトリの複数のデータからみて、データの異常ではなく実際に点火しなかったとみている由。ライブ画面に表示されていた機体速度も落ちてしまっていたからね。

    原因究明と対策が済んでH3の打ち上げができるまでには1年くらいかかるかも、という見方もある。

    ただ、20年前はこれでも違和感がなかったが、週1以上のペースでSpaceXがロケットを打ち上げている現在に、たかが第2段の点火失敗で1年以上も停滞するというタイム感は、もはや受け入れがたい感じもある。SpaceX並みとはいかなくとも、もう少しアジャイルに打てる体制にできないものか。H3自体、低コスト化を目指す機体でもあり、試行を短いサイクルで繰り返せる体制作りみたいなことまで考える、良い機会なのかも。

    多くの人が引っかかりを感じた問題点として、試験機1号機に実用衛星を載せてよかったのかという論点がある。

    これについては自分も含めて何人かの記者が質問していたが、例えばH-IIBの試験機1号機(2009年)にHTVを搭載したように前例はあり、またH-IIの試験機1号機(1994年)も今回のH-IIA→H3と同じく、旧型のH-Iと比較してフルモデルチェンジといえるほど変えた機体だったが無事に成功している、試験機1号機だからリスクが高いという認識は特に持っていない—という回答だった。うーん。

    ポジティブな話題としては、打ち上げライブの映像やCGがかなり洗練されていたのがよかった。かっこいいし状況が分かりやすい。定期的に英語表示に切り替わり、海外の視聴者にも分かりやすい。

    あと、以前ディスカバリーチャンネルのDboxに出ていた三村ことみさんがライブ中継のMCを務めていた。ガチでJAXA職員になったらしい。びっくり。

    https://www.rocket.jaxa.jp/rocket/h3/h3voice/mimura.html

    https://www.instagram.com/cotomimura/