• 16年連続出場の Perfume は名前なし。

    本当に出ないのか、と自分はまだ少し疑っている。

    まあでも、Perfume 程度の格・話題性だと、後から特別枠で出場ってのもなさそうだしな。これも時代の流れか。濃いファンでない人たちの間でも、Perfume が出なくて残念だというツイートが結構あったのがありがたい。

    2020年は「夜に駆ける」が大ヒットした YOASOBI が最初の発表になくて、何じゃそりゃと思っていたら12月23日に出演が発表されたということがあった。「虎に翼」の主題歌を歌った米津玄師が出ないというのもNHKとしては不自然なので、米津あたりは追加がありそう。旧ジャニーズは出演なしが確定のようだ。

    毎日のように Instagram のストーリーズを上げている三人が、今日は沈黙している。本当に連続出場が途切れたのなら、それについて何かしら言う人たちなのではないか、まだなんかあるんじゃないのという期待を捨てきれない。今年は結成25年・デビュー20年ということで1年かけてたくさんの企画をしてきたわけだし。

    こないだの生配信で、演者と空間をリアルタイムで3Dスキャンして点群データを生成し、自由に視点を変えられる映像を生放送するというデモをやっていた。ちょっと粗くてまだ微妙ではあったが、こういう道具立てを9月に披露していたのも、こういうのできますよというNHK向けのアピールだったのではという気がする。

    まあしかし、ないかな。今年も昨年末と同じく、横浜ぴあアリーナMMでカウントダウンライブがある。ひとまずこちらを楽しみに待とう。

    2024/11/21:

    NHK側の選外ではなく、カウントダウンライブの演出を優先して Perfume 側から辞退したという報道もあり。本当かどうか分からないが。

  • コラム「3Dゲームの開発にも欠かせない四元数」を執筆いたしました。よろしければご覧ください。

    ニュートン別冊『虚数とは何か』 | ニュートンプレス

    四元数というと、自分は「堀淳一郎さんのあれ」というくらいの印象だったが、3DCGの世界では普通に使われていて、使われるだけの「良さ」がある。…という話を紹介しました。今回調べてみて、なるほど、回転を表すには使わない手はないなと感じた。古巣で作っていたソフトでは、今は知らないが当時は確か使っていなかったと思う。四元数ベースで書き直せばだいぶ軽くなるのではないか。知らんけど。

    物理に登場する虚数(複素数)というと電磁気や量子力学だが、そのへんの紹介にも一章を割いていて、興味深い話題がたくさんある。Newton別冊の中でもかなり面白い一冊だと思います。メインで執筆されているのは山田久美さんだが、山田さんの記事はいつも情報量の濃さと分かりやすいビジュアルが両立していて凄い。何でこんな風に書けるんだろうといつも思う。

  • 11/10(日)

    大きなやつが一つ手を離れたので、しばらく行けていなかった散髪へ。12月から1,200円→1,300円に値上げするらしい。もっと上げてくれても全然いい。何もかも上がってるんだからみんな堂々と値上げすればいいんですよ。

    自分の原稿料も見直さないといけない。あと、今月からフリーランス法が施行されて、お付き合いのある一社とはそのために改めて契約書を交わし、もう一社は契約はそのままだが、新法に照らして問題がないかどうかの確認があった。一方で、何の動きもない会社もある。これもなんか言った方がいいんだろうか。めんどくさい…。毎回こちらからつつかないと動かない(つついても動かない)のもどうなんだ。

    駅前にある「VANITOY BAGEL」というベーグル屋のベーグルがうまい。富ヶ谷の tecona も好きだったけど、VANITOYもうまい。我が埼玉県西部に根ざしたお店らしく、本店は川越らしい。

    vanitoy って何だろう、検索してもそういう単語は出てこないし、とずっと不思議に思っていたが、店のオーナーのお子さんの名前から取った店名らしい。

  • 1ヶ月くらい前から、身体が特定の状態になったときに頭痛が出るようになった。今までなかったことなので頭痛外来へ。

    問診票を書き、「そこの機械で血圧も測っておいてください」と言われたので測ったら、最高血圧180mmHgを叩き出した。まじか。いつもは110〜120。

    頭痛はこれのせい? と少し怖くなりつつ、診察前に看護師さんから詳しい問診を受ける。「あの機械は少し高めに出ますが、それにしても高いですね」ということで、手でしゅこしゅこ膨らませる血圧計でもう一度計測してもらう。今度は120だった。何だったんだ、あの機械。

    診察の結果、「寝不足・肩こりから来る緊張性頭痛だと思うが、脳に何かあるといけないので」ということで、初の脳MRI。工事現場のような音がうるさいと言われるやつ。耳栓もくれたが、どんなものか興味深かったので耳栓なしで受診した。

    頭や身体を動かすと長引きますので動かないで、と言われ、約15分の検査中、目を閉じておとなしくしていた。工事の音というよりは屋内型ロックフェスの音響という感じ。少しリバーブがかかった規則的な音がずっと続き、さほど不快ではない。たまにBPMや音程が変わる。Perfume ライブの「Music by 中田ヤスタカ (CAPSULE)」パートだと思えば全然聴ける。聴くための音ではないが。

    MRIの結果も異常はなく、脳も血管も大変綺麗との評価。問診票に「睡眠時間:4〜5時間」と書いたので、とりあえず最低でも6時間は寝ろと言われた。ごもっともすぎる。曰く、6時間を下回ると頭痛、眩暈などが顕著に増えると。ダブルワークだと夜しか時間が取れないんだよな…。

    筋肉をほぐして血流を増やす薬を処方され、とにかく寝ろ、枕は低めにとのこと。バスタオルを折ったくらいの高さか、完全に枕なしでもいいらしい。まあ脳出血の前兆とかでなくて一安心。

  • NHK『映像の世紀』で見た、ニクソン政権のときのサイレント・マジョリティーの話を思い出して、録画を見返した。当時学生たちはベトナム反戦運動で盛り上がっていたが、大学生のような徴兵猶予の特権もない低所得のブルーカラー層は反戦運動に批判的で、ニクソン支持だったという話。

    俺達は、自分たちがどう感じてるのか、示したかっただけさ。つまり、俺達がニクソンを支持してるってことをさ。あの金持ち連中の息子たちは、うまいことやって徴兵を逃れて、「反戦だ」なんて、やりたい放題だ。まるで自分たちが国を動かしているかのようだ。奴らが抗議する権利のあることは認める。しかし、星条旗を穢すような行為は、絶対に許すことはできない。

    表向きには米国の東海岸と西海岸にある大都会からの情報ばかりが入ってくるが、米国の本質は真ん中のトウモロコシ畑しかない9割の土地にこそあって、だからトランプはあれほど支持されるのだ、というのは山田五郎チャンネルのグラント・ウッドの回でも言っていた。

    報道はしばしば「報じる側の願望込み」の情報である、それは米国三大ネットワークや大新聞のような、特定の方向に偏向させることが難しそうな大規模なメディアにおいてすらそうである、というのは改めて実感した。