• というのをもらえるらしい。お前は所得が低すぎて減税しきれないからということで、現金でくれる。

    市から書類が来て、口座番号が分かるもの(通帳のコピーやネットバンキングの画面のスクショ)プラス本人確認書類を返送する必要があるとのこと。ネット申請もできるとのことだったのでネットでやった(その場合、添付書類は画像でアップロードする)。

    というわけで手続きは済んだのだが、これってマイナポータルに登録している公金受取口座に入れてくれれば済みますよね? こういうときのための口座登録じゃないん? なぜ改めて口座や本人確認が必要なのか。大々的にポイントをばらまいてキャンペーンまでやってマイナンバーと口座をひも付けさせたのに、活用できてなくて空疎な笑いが出る。

    調べると、わざわざ口座情報などを出さなければならないのはうちの市の都合のようで、他の自治体では「マイナポータルに口座登録があればそこに入れますよ」という所も多い。千葉市↓とか。

    市のコールセンターに問い合わせて、なんでマイナポータルの登録口座情報を使わないのか聞いてみたところ、

    • 今回は対象者が市民の一部だったのでこの形にした。
    • マイナポータルの情報を使うと照会に時間がかかるため、迅速な給付のためにこうした。

    という2つの理由から、とのことだった。ちょっと何を言ってるのか分からない。マイナポータルを使う方が時間がかかるってどういうことなんだろう。

    この国はこの先もずっとこんな感じなんだろうか。(主語がでかい人)

  • 校正仕事で読んだ本で「普通の年には12個、閏年には13個供える」という話を知り、へーと思った。ここで言う「閏年」は今の閏年ではなく、旧暦の閏年(閏月が入って13か月になる年)のことだろう。

    しかし、よく絵で見かけるように団子を山のように積み上げるとすると、12個や13個は無理な気がする。

    三角錐にする場合は 1+3+6+10+… 、四角錐だと1+4+9+16+… となり、どちらの場合も12個・13個は作れない。

    底面を六角形にしても、1+3+7 = 11個にしかならない。

    てっぺんを1個にするという条件を諦めれば、四角錐台にして 4+9 = 13 はできるが、ちょっとダサい。12個はどうやっても無理っぽい。

    実例を探すと、All About に詳しい記事があった。

    十五夜には、十五にちなんで15個お供えします。また、1年の満月の数にあわせて12個(閏年には13個)、15を簡略して5個にする場合もあります。十三夜には13個または3個です。

    ■15個の場合
    1段目に9個(3×3)、2段目に4個(2×2)、3段目に2個を盛ります。3段目の2個は、神事では正面からみて縦に2個並べます。横に2個並べると仏事になります。

    ■13個の場合
    1段目に9個(3×3)、2段目に4個(2×2)並べます。

    ■12個の場合
    1段目に9個(3×3)、2段目に3個並べます。

    ■5個の場合
    1段目に4個(2×2)、2段目に1個です。

    「月見団子」の並べ方とは? 十五夜や十三夜にお供えする理由・積み方・数・レシピ [暮らしの歳時記] All About

    「十五夜は15個」という新説が出てきてしまった。15個の積み方は「3×3, 2×2の上に2個積む」だという。2個積む?

    いや、最上段はお団子の粘着力頼みじゃん。

    13個の場合はやはり、3×3の上に2×2にするしかないようだ。あるいは粘着力を使ってよいのであれば、1 + 2×2 + 3×3 の最下段の 3×3 から真ん中の1個を抜いて8個にすれば、計13個にできる。

    12個の場合は「3×3の上に3個並べる」とのことだが、どういう状況だろう。3×3の上に積める凹みは4か所あるので、非対称にならざるを得ない。

    いや、お団子の粘着力をフルに駆使して、こうなのかもしれない。

    特定の角度から見れば3段のお山に見える。書き割りみたいだが。

    笑。

    これだったら、上に何も乗っていない両端の2個を1段上に乗っけて、「3個でできた正三角形・6個でできた正三角形・3個でできた正三角形」という3枚の書き割りを並べて計12個とする方がましかもしれない。いずれにしろ団子の粘着力頼みだが。

    宮中祭祀の有職故実とかには、こういうのの積み方も決められているのかもしれない。

  • Perfumeさんの周年企画が目白押しで追うのが大変。とりあえず新譜が10/30に出る!

    『ネビュラロマンス 前篇』。nebula(星雲)という単語が入ってるところがなんつってもいいですね。10曲入り。楽しみすぎる。しかも昨年末のカウントダウンライブの円盤がこれに付くと。『後篇』は2025年リリース予定。

    で、これのレコ発ツワーが年末から来年4月まで。P.T.A.先行はもうすぐ開始らしい。

    “Episode 1” と銘打っているので、『後篇』が出た後に Episode 2 なのだろうか。

    虎ノ門ヒルズでやっている展示イベントにも行かねば。10/14まで。

    アー写も更新されたので携帯のロック画面も当然変えた。

    気を付けないとなんかいろいろ忘れそう。

  • 「皆さんご存じの慣用句」みたいな顔で使われているが、自分は今日初めて知った。意味は想像がつく。

    石丸も街頭演説で言うておったらしい。

    波瑠の朝ドラ「あさが来た」のセリフにも登場したらしい。2015年には存在していた言葉のようだ。

    ほぼ日本(のビジネス界隈)でしか流行っていないようで、Wikipedia 日本語版には「英語の成句」とあるが、この記事に他言語版は存在しない。

    「日本のゲームソフトのセリフに出てきて、『米国で「勇気を出して最初に始めた奴」を褒める言い回しだ』みたいに言ってるけど、そんなの聞いたことねぇし、検索しても日本のサイトしかヒットしない。何これ?」と質問している Stack Exchange の投稿があった。

    その質問への回答として、CMU の Randy Pausch という教授が書いた著書 “The Last Lecture” (2008) に由来する話だろうと書かれている。彼が担当していた計算機科学の講義では、学期末にクラスで最も野心的な失敗をした学生チームに「ファーストペンギン賞」というのをあげていたというエピソード。

    本は米国でそこそこ売れたらしく、同年に日本語訳も出版されている。それで意識高い人たちの間に広まったのかもしれない。

    ということで、おそらく英語圏で定着している言い回しではない。江戸しぐさ的な胡散臭さを感じるが、ひとまず由来が分かってよかった。

    他人を称えるのに使うならまだしも、自分で「俺がファーストペンギンになる」みたいに言うのは、なんか自己犠牲に酔ってるようだし、「俺を叩く奴らはシャチですよ」という敵認定の図式をあらかじめ用意しているようにも見え、なんだかそこもいやらしい。(※ 個人の感想です)

  • うちは昭和の木造家屋で、気密・断熱性能は無いに等しい。エアコンをかけていない部屋は灼熱。特に2階は屋根からの熱でなかなかヤバい。FLIR ONE で測定してみた。

    気温が35℃を超えており、エアコンをかけていない状態で、天井は平均して約40℃だった。天井裏に断熱材が敷かれているが、おそらく少し浮き上がったりずれていたりする場所があり、局所的に2℃くらい熱い場所ができている。(※ FLIR ONE の都合で色と温度の対応は常時変わるので、色の差には相対的な意味しかない)

    押入の上の天袋も、裏の構造は天井と同じなので40℃以上になっている。天袋の天井板をずらすと屋根裏に通じており、屋根の下地が露出している。この部分の温度は50℃に達していた(屋根は瓦葺き)。部屋の温度に多少なりとも影響しそうなので、天袋の天井板は閉じておくのが吉だろう。

    家の中の熱い場所を探して回ると、ブレーカーの漏電遮断器が40℃以上になっていることが分かった。まあ電流が流れてるからな。電気保安協会の点検でそろそろ交換しろと言われているが、温度的には異常な過熱というほどではないはず。壁に埋まっている電線も見えて面白い。

    こういう3万円くらいのサーモグラフィーでは画像の解像度は大したことがないが、温度差は十分よく分かる。雨漏り診断にも使われるらしい。