• 久々の。スタンプカードが期限切れになるくらい長らく来ていなかった。うまお。

    朝の投稿に関して、私が彼の note に応対しないのは責任放棄だというようなツイートが散見されたようで、それを受けてか、note を執筆された方も暫定的に非公開にされたようである。(私の方でも、ブログの記事と彼の名前が含まれているツイートは消しました。) 2025/09/01:再公開しておきました。

    まあそういう傍観者の方々には申し訳なく思うが、時間を切り売りして生活している身でもあり、あの分量・濃度の note を読み込んで要点を抽出して何か再反論するというのは、今の自分にはさすがにやれない。時間を使って対応したところでお金になるわけでもないので。(このブログはマネタイズしていないので、アクセス数が伸びても1円の収入にもならない。あ、SUZURI で何か買っていただくと1件当たり缶コーヒー代くらいの収入にはなります。よろしければお願いいたします)

    あと、そういうツイートをする人たちから「奴隷と猛獣の殺し合いを観戦する闘技場の観客」みたいな一種の軽薄さを感じたのも、なんか違うだろう、と思った理由の一つだったりする。「プロと殴りあう覚悟がないのに偉そうにプロを批判するな」というのも、それはそれでちょっと違わないか、という。

    これまでもこれからも、ブログの更新という趣味の範囲内で、「国内で絶賛・期待されているほど IUT は素晴らしいものではないんでは」という自分の違和感や、それを裏付けるかもしれない事実を地味に列挙していくつもりです。

    私が書いたものにもし事実関係に関する誤りがあれば、直接ご指摘いただければ随時対応いたします。

    ということで、高倉町珈琲のパンケーキはマジでおすすめです。

  • (2025/09/01 追記)下記の立原さんの note 記事が非公開になったタイミングでこの記事も非公開にしていたのですが、数日後に再公開されていたことに長く気づいていませんでした。(あまりエゴサーチや、自分に対する他人の言及を逐一追うことをしないので)

    なので、ここも参考資料として再公開しておきます。


    京都大学数理研D2の立原礼也さんという方が、4月に私が書いたIUTに関する投稿について、長文の緻密なコメントをくださった。深く感謝いたします。

    流し読みはしたが、いかんせん長すぎるので、きちんとは読んでいない。というか、読めないですよね、これは。全部で約42,000字、長文を読みきれない人のためにと書いてくださった「要約」だけでも約7,600字あった。ROCKIN’ON JAPAN だって2万字インタビューがせいぜいなのに。

    というわけで、時間の使い道が限られた中で読めるものではないし、「正しいことを書きさえすれば、俺様の書きたい形で3万字・4万字書いても読んでもらえるし、伝わるものである」とする態度は、申し訳ないが一種の傲慢だろうと思う。(立原さんの文章から受けるこの感覚は、望月氏の論文や文章を読んだときに受ける感覚に少し似ている。※ 個人の感想です)

    部分的に回答できるところは答えてもいいのだが、悪意ある編集や切り取りを望まない旨も冒頭に書かれているので、つまみ食い的に答えることはしない。

    立原さんのご専門はまさに遠アーベル幾何学とのことなので、Scholze, Stixのレポートに関して書かれている部分などは数学を専門とする方々には有用だろうと思う。

    一点だけ部分的に引用させていただくが、

    (様々な「想定」のうちで最も望ましいのは,中野太郎氏が,記事を撤回または修正しその旨の声明をお出しになる等,適切に反応・対応してくださることである.)

    しぶんぎ社,中野太郎氏の記事「最近のIUT界隈」に関するコメント|Reiya Tachihara

    という点については、具体的にここが事実誤認だというご指摘を(400字くらいまでの分量で)メールや twitter の DM 等でいただければ、適宜対応いたします。私の主観的記述の部分については、撤回・修正はあまり必要を感じていない。

    私の書いたものに関する補足

    「中野は IUT が間違いで Scholze & Stix が正しいと決めつけている」といった奇妙な感想をたまに見かけるが、そこは全然違う。

    言うまでもなく、数学としての真偽を判断できる能力は私にはない。IUT に瑕疵があるとか、Scholze & Stix の主張が正しい、と書いたことは一度もないつもり。(と言いつつ、最近忘れっぽいので、書いている箇所があるかもしれない。あったら修正するのでご指摘ください。Max 400字くらいで…)

    「IUT に瑕疵があると主張する専門家がいる」「Scholze & Stix が IUT 論文の系 3.12 にギャップがあると指摘している」「zbMATH Open で IUT 論文に Scholze が否定的なレビューを付けている」「『数理科学』『数学セミナー』が IUT を特集したことは一度もない」といったことは書いている。これらはすべて事実だからだ。

    自分ができることは事実を列挙することだけだが、事実を列挙していくことで素人にも見えてくるものが何かしらある、とは考えており、その「見えてきた何か」に関しては、理系の大学院で研究生活を経験した者の一人として、自分なりの解釈を書いている(「まともな人は冷めきってる」とか「忖度しないわけがない」とか、そういう主観的記述のことです)。

    それを「印象操作」などともし呼んでくださる人がいるのなら、その買いかぶりは大変嬉しいが、私のような一介の底辺ライターに印象を操作できるほどの力があるとは思っていないし、「私ごときの文章で印象を操作されて困るほど IUT とはぐらぐらしたものなのですか?」あるいは「数学の専門家でない人物が逆に『IUT は正しく Scholze & Stix は間違っている』と言いふらす印象操作については指弾しないのですか?」と尋ねたい気持ちはある。

    立原さんが傑出した研究者になられることを祈っています。

  • 庭の柚子が無節操に伸びてきたので切った。YouTube の園芸系動画で学んだことを思い出しつつ、内側が特に密集しすぎているので透かし剪定。平行に2本伸びていたら片方は切るとか、内側へ伸びている枝は切るとか、下へ伸びている枝は切るとか。

    剪定鋏がないので植木鋏で切ったが、1cmφくらいある枝は切れず。ちゃんとした剪定鋏を買おう。

    やってみて実感したが、剪定は必ずしも1回で完成形になる/するものではなく、伸び方を見ながら日を変えて何度も剪定しつつ、少しずつ良い状態に近づけていくのが本当なのだろう。

  • 久々の。一部の薬がとうになくなっていて、行かねばと思いつつタイミングがなかった。

    金曜の枠は行くたびに先生が違う。若手医師の修業の場となっている感じ。カルテはもちろん引き継がれているが、新しい先生には前回受診したときの記憶や前提知識はないので、毎回一から症状と治療の経緯をざっと伝える。

    大病院の外来部門だけが独立したような形のクリニックで、毎回かなり混むわりに、ここでないとダメという必然性があるわけでもないので、もう少し小さなクリニックに変えてもいいのかもしれない。該当の薬さえもらえればいいので。

    フランス人にとってチーズとは、日本人にとっての漬物のようなソウルフードらしい。フランス人の目にはこの自転車も、あたかも日本人が海外で「漬物」と書かれた自転車を見かけたときのように映るのかも。

  • 6/5(水)

    久々の。今回は記者の人たちがわりと少なめで、新年度になったせいか各社ともお名前を初めて聞く記者さんが結構来ていた。

    会場の座席は先着順で好きに座れる。最前列のど真ん中に、自分も存じ上げているAさんと、あまり知らない方(以下、B氏)が座って雑談をされていた。

    テレビ局のカメラと動画配信用カメラの場所決めがあり、カメラに映り込むからというので、最前ゼロズレのAさん・B氏のところに広報の方が近づいて席の移動を丁寧にお願いしたところ、B氏がえらい不満げに文句をお垂れになっていた。「我々は撮影に適した場所を取りたいからこそ早く来て取ったのに。座っちゃダメな場所があるなら事前に言って欲しい」みたいな。気持ちは分かるけど、そんなにきつく言わなくても…と感じるくらいのトーン。

    入場の順番としてはAさん・B氏の次に自分が入り、自分は最前列で一つ隣の長机に陣取っていた。広報の方曰く、俺は移動しなくて大丈夫とのこと。中央の1・2列目だけ空けて欲しいらしい。私は特にどこでもいいですという気持ちだったので、B氏に「よろしければこちらに移られますか?」と声をかけてみたところ、「いや、そこだと(発表者を撮る角度が)斜めになりすぎるから」と断られ、AさんとB氏は3列目中央の長机に移動した。

    移動した後は、B氏が「最近は取材もせずに機関の広報情報をそのまま垂れ流すこたつ記事が多すぎる」みたいな論をしきりにAさん相手に熱弁していて、優しいAさんは何となく相槌を打っていた。

    B氏はきっと熱い人なのだろうけど、なんかきついな、何かに似てるな、何だっけこれ…としばらく考えて、ああ、あのパーソナリティは「撮り鉄」に似てるんだ、と気づいた。

    記者説明会の質疑応答ではB氏も質問をされていたので、名前は覚えた(以前から取材現場で何度か名前を見知っている人だった)。

    自分は他の記者さんたちともう少し仲良くなりたいとずっと思っているが、人見知りなのと、けっこうぴりついているように見える人が多くて、いまだに打ち解けられない。キャリアが自分よりずっと長い人たちばかりで、歴が長い人たち同士は仲良さげに談笑している。自分はそれを少しうらやましく眺めている。まあ取材現場ではライバルという意識も皆さんにはあるだろうし、ことさらに馴れ合おうとするのも変かもしれない。もう少し自分から挨拶とかまめにすればいいのかな。

    淵野辺の駅から一直線に伸びる道路を歩いていると、テイラーの Betty のリリックビデオに似てるな、といつも思う。

    相模原市はもともと軍都計画で1940年代から都市計画が行われていた特殊な地域なので、道路が直線的。JAXA宇宙研や博物館がある一帯は陸軍機甲整備学校の敷地だった。地図を見ると相模原だけ道路網の形が全然違うことがよく分かる。