• ローチケアプリに電子チケットが入ったのを確認。これで一安心。

    「確か当選していたはずだけど、当選メールが見つからない」と最初焦ったが、今回はぴあではなくローチケだった。


    巡ループ」のサビ「春の希望も 夏の涙も 秋の変わりも 冬の匂いも」という歌詞の、「秋の変わりも」というのがなかなか凄い。「移り変わり」という言い方はするが、「変わり」だけでこのように使うことはほとんどしないだろう。ここを漢語で「秋の変化も」としてしまうと詞としては全然良くないし、これは素晴らしい選択だと思うが、かなり思い切った言葉遣い。

    中田ヤスタカは音韻優先で凄い言葉遣いをはめ込むということをたまにする。昔の曲で驚いたのは、「Puppy love」の「どうだっていいみたい感じ」という詞。普通に書くなら「どうだっていいみたいな感じ」となるはずだが、これだと音に上手くはまらないので中田先生は「な」をばっさり落としてしまった。これで成立しちゃってるのが凄い。


    靴下の縫い目が目立っているので、裏返しかと思って直したら、もっと出っぱった縫い目が出てきた。あれが表だったのか。USB-Aみたいだ。

  • 近所の公園で撮影。

    いつもの、PENTAX Q7+コ・ボーグ36EDの組み合わせで固定撮影。

    2025/09/08 03:26-03:29 5枚スタック
    PENTAX Q7, BORG コ・ボーグ36ED(200mm F5.6)920mm相当
    ISO1600、0.5秒

    食の前半にもたくさん撮っていたのだが、自分のコ・ボーグ36EDには「絞りM42P1【9421】」が入っていて、これを絞ったまま撮っていたことに後半気づいた。よって上の画像は食の後半に絞りを開けて撮り直したもの。よく考えたら太陽でも撮らない限り【9421】なんか要らんよな。外そう。

    この組み合わせでもピクセル解像度は十分あるので、月縁がガタついているのはシーイングの影響と思われる。

    5枚スタックしたが、月の画像は位置合わせにいつも苦労する。ステライメージの自動位置合わせは(自分で開発しておいてひどい言い方だが)月の画像ではうまく機能しない。月食だと恒星も写るが、フレーム間で1分以上時間差があるので、恒星を基準点にすると月がズレてしまう。結局バッチコンポジットは使わず、2枚コンポジットで「差の絶対値」表示を使い、手動で画像をずらしながら月縁を合わせて加算合成、というのを繰り返してこの最終画像を得た。6時・10時方向に微光星が写り込んでいるが、時間とともにほぼ直線状に並んでいるので、位置合わせはそこそこ正確だろう。

    今回は本影の中心からかなりずれたところを月が通ったせいか、皆既の月の明るい場所と暗い場所の差がかなり大きいように感じた。

    3時前に公園に着いたが、同じく月食を見に来たらしい若人も数人わいわいやっていた。青春を感じる。

  • 総力を結集してこの商品は作られていた。

    なお、「ブルボン」だけでなく「株式会社」の部分も出来合いの書体ではない気がする。モリサワの見本には見当たらなかった。ロゴタイプの一部としてデザインされたものだろうか。

    関係ないが、Mac の「プレビュー」で文字の写った画像を開いてマウスオーバーすると、住所らしき文字列を自動認識して地図で場所を調べたり「連絡先」アプリに追加できたりするらしい。偶然気づいた。

  • 旧サイトで cron でずっと動かしていたスクリプトが、サーバーのOS入れ替えで動かなくなった。

    更新履歴を見たら2001年に書いたものらしい。ふふ。24年間も黙々と動作していたとは。いにしへの jcode.pl を文字コード変換に使っていて、この部分でエラーが出ている。

    jcode.pl を入れてもいいが、さすがに時代遅れなので書き換えようと決意。今どきは Encode モジュールを使うものらしい。というか、今どきはもう Perl じゃなく Python とかなんだろう。

    一応言語は変えないことにして、Claude に直しを依頼した。

    俺:以下はウェブサイトの更新時国を取得するPerlのスクリプトです。jcode.pl を使わない形に書き直してください。

    Cl: このスクリプトをjcode.plを使わない形に書き直します。現代のPerlではEncodeモジュールが標準的ですので、それを使用します。

    元のスクリプトをjcode.plを使わない形に書き直しました。主な変更点は以下の通りです:

    主な変更点

    1. jcode.plの削除: require "/home/taro/id/jcode.pl";を削除し、代わりに標準的なEncodeモジュールを使用
    2. 文字エンコーディング変換の修正:
      • &jcode'convert(*variable, 'jis');convert_to_jis(\$variable);
      • 新しいconvert_to_jis関数でISO-2022-JP(JIS)エンコーディングに変換
    3. 現代的なPerlの記法に更新:
      • use strict;use warnings; を追加
      • レキシカルファイルハンドルを使用
      • 変数を適切にmyで宣言
    4. 配列処理の修正: $[..$#array0..$#array に変更($[は非推奨)

    動作について

    スクリプトの機能は元のものと同じです:

    • ウェブサイトのLast-Modifiedヘッダーやフィードの更新時刻を取得
    • 更新時刻順にソートして表示
    • HTML形式でテーブル出力
    • タイムアウト処理やエラーハンドリング

    この書き直しにより、jcode.plへの依存が無くなり、現代的なPerlの標準モジュールのみで動作する、より保守しやすいコードになりました。

    直してもらったスクリプトを動かすと、なんか結果が化けた。マルチバイトのファイル入出力をやるときは読み込んだものを内部表現に decode してから処理し、encode してから吐く、という作法が必要で、Claude はそこまでは気が回らなかったらしい。再度直してもらう。

    俺:このスクリプトでは日本語の入出力を扱うので、ファイル入力から読み取った文字列は decode() 関数で内部文字列に変換し、出力時も encode で ISO-2022-JP に変換してから出力したいのです。そのあたりを修正してもらえますか?

    Cl: はい、適切な文字エンコーディング処理を追加します。ファイル入力時にdecode()で内部文字列に変換し、出力時にencode()でISO-2022-JPに変換するように修正します。

    修正が完了しました。文字エンコーディングを適切に処理するように以下の変更を行いました:

    主な修正点

    1. use utf8;を追加: ソースコード内の日本語文字列を適切に処理
    2. 標準出力のエンコーディング設定:

      perl
      binmode(STDOUT, ":encoding(iso-2022-jp)");


      これにより出力時に自動的にISO-2022-JPに変換されます
    3. 入力ファイルのエンコーディング指定:
      • diary.dat: <:encoding(euc-jp) で開く
      • diary.cachein: <:encoding(euc-jp) で開く
      元のスクリプトがEUC-JPベースのシステムで動作していたと思われるため、入力はEUC-JPとして扱います
    4. 文字列処理の簡素化:
      • convert_to_jis関数を削除
      • 日本語文字列は内部文字列として保持
      • 出力時にbinmodeの設定により自動的にISO-2022-JPに変換

    文字エンコーディングの流れ

    1. 入力: EUC-JPファイル → decode() → 内部文字列(UTF-8フラグ付き)
    2. 処理: 内部文字列のまま処理
    3. 出力: 内部文字列 → binmode設定により自動的に → ISO-2022-JP

    この修正により、日本語の入出力が適切に処理され、文字化けなく動作するはずです。もし入力ファイルのエンコーディングが異なる場合は、:encoding()の部分を適切なエンコーディング名に変更してください。

    ソースを見ると、my の付け方が間違っていて変数のスコープが変になっている箇所がいくつかあったので手で直す。しかしミスはそれくらいで、そこを直したらちゃんと動いた。素晴らしい。

    自分で調べて書き直していたらもっとずっと時間がかかっただろう。こういう仕事をさせるには良いツール。


    中身は、「アンテナ」という呼称で昔よく使われていた、いろんな人のブログの更新時刻を監視するもの。はてなアンテナとかは使わず、友人が作ったシステムを一部流用させてもらい、動かしている。しかし四半世紀も使っていたとは感慨深い。HTMLの文字コードが ISO-2022-JP というのも今となっては化石。更新時刻はチェックしているものの、肝心のブログはたまにしか読みに行ってなかったりする。

    そこに登録していたお友達のすけさんさんが、『見たこともない宇宙』を宣伝してくださっていた。ありがとうございます! 長らく気づかなくてすみません。

  • CDリリースは9/17だが、8/18から配信で売られているので購入。CDはもはや売上の柱ではなく、忠実なファン向けの贅沢品という位置づけになったことを実感する。

    付録BDは「初回限定盤」と「P.T.A. 会員限定盤」で収録映像が違う。よく訓練されたファンは2枚とも買うわけだが、両方買うと \6,490 + \7,920 = \14,410。普通のアルバム4枚分じゃん。高いなー。

    9/23東京ドームも当選しているが、チケット代は \14,050 した。追加料金を支払うとVIP席にアップグレードできるサービスもあり、+\12,500 かかる。無理すぎるのでアップグレードはせず。

    トップスターになったということなんでしょうけど、ちょっと最近の集金、苛烈すぎませんか。最近ファンになった若い子たちにはこのチケット代はなかなか出せないだろう。世のインフレ基調に自分の感覚と収入が追いついていないだけだろうか。

    追記:U-18席というのが \10,000 で売られていた。失礼しました。一応配慮されているということですね。にしてもお高めではありますが。


    Cipher
    中田作品によくあるオープニング的な曲だが、今回は2分03秒もある。
    再起動世界
    アルバム全体に漂う’80sの空気を特にまとっている一曲。絶妙にダサくておっさんには懐かしい。「義体の地球人ばかりになった地球を三人が再起動する」というストーリーがこの曲で仄めかされている。
    ネビュラロマンス
    万博NTT館でも使われている先行配信曲。これもおっさんホイホイの名曲。あえての巻き舌発音が可愛い。
    ソーラ・ウィンド
    太陽風という天文現象について歌ったJ-POPが今まであっただろうか(竹内まりやの「磁気嵐」はあったな)。ガンダムカードゲームのタイアップ曲だが、むしろ国立天文台と早くタイアップすべき。「前篇」の「IMA IMA IMA」「The Light」のメロディが一部引用されている。サビであ〜ちゃんの美しいビブラートが聴ける。
    Virtual Fantasy
    AOR風。英語詞を頑張っている。あ〜ちゃん・かしゆかの高音の主旋律の裏にたまに聞こえるのっちのオクターブ下のコーラスがカッコいい。
    Teenage Dreams
    これはもう完全に’80年代アイドル歌謡。松本隆とかの世界。10代の青春を10代の子が歌っている曲、ではなく、実はいい歳をした大人が、もはや手に入らないはずの青春時代に戻ろうと呼びかけている内容で、よく考えるとグロテスクでもある。
    Human Factory −電造人間−
    操り人形として生きる人間の悲哀を描いた曲。この物語の地球人のことを言っているようでもあり、Perfume 自身のことを言っているようでもある。
    Moon
    円盤でリリースされた現在最後のシングル。作曲した当時は「ネビュラロマンス」構想の一部ではなかったのではという気もする。
    exit
    物語のエンディングにふさわしい、マイナーからメジャーコードに展開する壮大なサビ。無限ループだった世界を閉じる鍵をついに見つけて終わりにする、みたいな詞。
    巡ループ
    …と思ったら「巡ループ」で終わらないというオチ(笑)。この曲はネビュラロマンス構想とは別にドラマ「ちはやふる 〜めぐり〜」のタイアップ曲として作られ、後からこのアルバムに入れたと「音楽と人」で明かされていた(かしゆか「これをアルバムに入れるか入れないかで悩んだみたいで。結局入れることになったんですけど、そこから曲があがってこなくなって」)。まあ入れて正解だったと思う。いい曲すぎる。技巧と歌唱力に振れすぎている今の邦楽へのアンチテーゼとしても好き。

    「巡ループ」は元々、広瀬すずたちが高校生だった「ちはやふる」の世界から10年が経ち、彼らが競技かるた部の顧問や名人となって現在の高校生と関わるという“めぐり”をドラマで描くことにちなんだ曲だったと思うが、ネビュラロマンス構想に後付けで入れ込んだ結果、機械の世界を消滅させて本来の地球を取り戻し、三人が「平和な地球」の世界線で2005年のPerfumeに転生するというMVになっている。かなりのアクロバットだが、何とか風呂敷を畳んでいて、「リニアモーターガール」の当時を知っているファンには泣けるラストもある。半分面白くて半分泣ける。

    ノールックで弾をよけるのっちさん、なぜか膝下からハンドガンを撃つかしゆかさんが最高に良い。役目を終えて粒子に還元されてゆくあ〜ちゃんの表情は泣ける。

    三人がリニアを練習しているラストシーンは、よーく見るとラジカセに細長い iPod をつないで音を出しているように見え、初代 iPod mini が2004年発売なので、田中監督はそのへんもちゃんと時代考証している気がする。

    実際には高校時代のあ〜ちゃん・かしゆかは三つ編みにしていたので、そこは史実と違うが、三人の髪型はもはや記号なのでこれでOK。踊っているのはエンドクレジットに名前が出ているELEVENPLAYのYUさん・SHOKOさん・MAIさんであろう。ライブのリハーサルやCM撮影の位置合わせなどで、イレブンの中で体格が似ている三人がPerfumeの影武者を務めるという話を聞いたことがある。