の話。
足りないはずの「ワクチン」が余る病院が出てきた残念な背景 | FRIDAYデジタル
キャンセルなどで余ったワクチンどうする? 知恵絞る自治体も | NHKニュース
ファイザーの mRNA ワクチンは-75℃で超低温冷凍されていて、使うときには2〜8℃の冷蔵庫に移して3時間かけて解凍する。その後30分ほど室温環境に置いて室温にし、生理食塩水で希釈して接種する。希釈したら6時間以内に接種する必要あり。2〜8℃の冷蔵状態では5日保管できる。いずれの場合も、余ったからといって再度凍結保存することはできない、と厚生労働省のマニュアルに書かれている。
https://www.mhlw.go.jp/content/000738794.pdf
ということで、いったん解凍してしまったワクチンを無駄にしないためには、誰かしらに打つしかない。米国では余ったワクチンを打ってもらいたい人が接種会場に行列したりしていたはず。ライブ会場に当日券目当てで並ぶのと同じ。
このへん、ワクチン接種の応募をめぐる処理はライブチケット販売と非常に良く似ている。前売券/当日券という呼び方にして、アクセス集中などへのノウハウを持っているぴあや eplus などに委託すればよかったんじゃないの(どうせライブイベント全滅で暇だろうし)と思うが、どうなんだろう。全国の自治体分となるとキャパ的に難しいのかな。