いつも本社にいるので我々の職場にはたまに来るくらいなのだが、先日久しぶりに来て社員を集めて、ワクチンについていくつか連絡があった(副反応で発熱した場合は有休消化なしで休めることにする、とか)。
社長曰く、社長自身はワクチンを打たないつもりらしい。学生時代の先輩が医療関係の会社を経営しているとかで、その人が言うには「コロナワクチンはRNAがどうたらこうたらで何だか分からん。10年後に何か後遺症が出るかもしれないから打たない」というらしく、それを聞いてうちの社長も見送ることにした、とか。
感染症やウイルス学に関する国内最高の専門家たちが研究者生命を賭けて発信していることよりもそこらへんの素人の意見の方を信じるというこの感じ、何なんだろうな、と毎回思うが、これが平均的な市民の感覚か。
「10年投与していないから10年後の影響が心配」という理屈は、新ワクチンでも新発売のポテトチップスでも同じことだけどな。