にて、JWST 打ち上げの記事を書きました。よろしければご覧ください。
書くための取材や勉強の段階で自分の疑問が綺麗に解決した場合には、でき上がりも自分から見てわりといい感じになることが多い。そりゃそうだろという話だが、かけられる時間は有限なので、消化不良のまま何とか形にしなければならないことも実際にはよくある。今回の JWST の記事はわりとよく書けた方だと思います。よろしくお願いいたします。
にて、JWST 打ち上げの記事を書きました。よろしければご覧ください。
書くための取材や勉強の段階で自分の疑問が綺麗に解決した場合には、でき上がりも自分から見てわりといい感じになることが多い。そりゃそうだろという話だが、かけられる時間は有限なので、消化不良のまま何とか形にしなければならないことも実際にはよくある。今回の JWST の記事はわりとよく書けた方だと思います。よろしくお願いいたします。
また1箱売りに出した。今回はほとんど雑誌なので、値段が付くのか謎。一応、月刊誌なら買い取るようだったのでたくさん入れたのだが。
要らない本を住処からぽいぽい放出しているが、それでも置き場がなくて床に積まれている。商売に必要な本はやはり置いておきたい。壁一面が本棚になっている家に憧れる。
最近は電子書籍も買っているが、電子にはすぐ読めるというメリットはあるものの、ページのランダムアクセスに向かないのが大きな問題。文芸書のような、ほぼシーケンシャルアクセスしかしない本なら電子でもよいが、調べ物用の本はページをぱらぱらできる方がやはり使いやすい。
そして、こないだ手放したばかりの本が再度必要になる案件が来たり。ぬかった。
第2特集「人類の歴史」の後半を執筆いたしました。よろしければご覧ください。
Newton (ニュートン) 2022年 03月号 [雑誌]
後半なので、文明史とか科学史とかそういうところ。改めて文献を読み直すことができて面白かった。
国ごとの1人当たりエネルギー消費量の推移という統計があるのだが、なかなか興味深い。
米英は1973〜1980年くらい(第1次〜第2次石油危機の時代)が一番多くて、その後下がって2000年ごろに2番目のピークを迎え、また下がっている。この両国は(たぶん移民のせいで)21世紀はずっと人口が増えているので、1人当たりの値が下がっているのは人口増が効いているのかも。日本も2000年代が一番高くてその後は下がっているが、日本の人口はこの20年ほど横ばいから減少に転じているところでほとんど変化がないので、1人当たりエネルギー消費がなぜ減ったのかはよく分からない。脱炭素に本気で取り組んで省エネになったのか、経済の縮小が見えているのか。
ロケット打ち上げ時の光跡や煙の跡を「ロケットロード」と呼ぶ人がいるが、そんな呼び方聞いたことないな、と思って調べた。『宇宙兄弟』の作者による造語で、ここから広まったようだ。俺は『宇宙兄弟』も『プラネテス』も読んでないからな。
【ムッタ達と一緒に宇宙へ行こう!ドリームアートロケットプロジェクト、本日5/23始動★】 | 『宇宙兄弟』公式サイト
道理で、検索しても日本人の用例しか出てこないわけだ。ゲームなんかでプレイヤーの移動を加速させる道のことをそう呼ぶ例は出てくるが、ロケットの飛跡・光跡のことを rocket road と言っても英語では通じないだろう。言うなら “rocket trail” とか “launch trail” とかかなぁ。自分の後ろに残るもののことを “road” とは多分言わない。「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」という高村光太郎の詩もあるが。
“Go rocket road” というのもかなり違和感あり。go の後にいきなり名詞は来ないだろ。実は副詞句なのだろうか。
まあでも、野口飛行士も使ってるからいいです。(これも多分『宇宙兄弟』の引用としてそう呼んでいる。)「プロとして迷惑している」とかは言わない。プロじゃないし。