• 納品したが、まだまだある。

    この忙しい最中に家の工事の日程を入れてしまい、ちょっとした引っ越しのような事態に。段ボール箱にそこらへんのものを詰め、原稿を書き、段ボールに詰め、原稿を書き、掃除機をかけ、の繰り返し。非常に後悔している。

    そして家族がいきなり体調を崩して寝込む。いろんなものがいっぺんに来生たかお。都会は秒刻みの慌ただしさ。

  • まだだ、まだ終わらんよ。

    日銭稼ぎの方は全然仕事がなかった。降ってくる仕事量に波があるといろいろ大変。平準化したいが難しい。

  • FNN プライムオンラインの記事。

    「実に」という副詞のせいで、あたかも刑務所内でのみ高率で認知症を発症しているかのような誤解をしそうになるが、日本全体の認知症の有病率は2015年時点を推定した値で65歳以上の15%くらいなので、「60歳以上の約14%」という受刑者の有病率はこれとほとんど差がない。年齢範囲が広いことを考えればむしろ全国平均より低いくらい。刑務所内だけが特別に深刻なのではなく、日本のどこでも深刻な問題になっているというべき。

    なので、記事の後半で引用されている被害者遺族のコメント:

    刑務所内での処遇が甘すぎるから認知症になるんだと思いますよ。だから、ぼけている暇がないくらい働かせて、汗を流させて、本当に自分がやってきたことに向き合うようなことをやらない限り、やっぱり認知症の人って増えるんじゃないですか

    には根拠がない。どういう意図でわざわざ発言者の実名まで晒してこれを引用しているのかよく分からない。まあこれが今のテレビ屋のレベルだとも言えるが。

  • ハズレ。まあ小さいハコだからしょうがない。ぴあのプレリザーブもあるが、あれ当たらないよね。

    ぴあにはチケットをたくさん買うとステージが上がり、チケットの当選確率がアップするという特典があるが、バカにしてんのかと思う。一般に、当たりが入っていない籤を売る行為は詐欺罪になるはずだが、「チケットの当選確率が上がる」という、真かどうかを外部から検証できない特典を特典として付けるというのは景品表示法などに違反しないのだろうか。

    当選確率アップ券は単にぴあでの購入回数に基づいて付くものなので、あるチケットの抽選に応募する者全員が確率アップ券を行使するということもありうる。その場合には当選確率を上げることは不可能になる。まあこういう事態に関しては規約で断りが入っているんだろうけど、なにしろ非常に気持ち悪い特典である。

  • まさかの真鍋淑郎さん受賞で驚いた。Hansson 先生が “Syukuro Manabe,” と言ったときに、「え、真鍋淑郎…? 地球温暖化とかそっちの人じゃないっけ…」と一瞬不安になった。

    The Nobel Prize in Physics 2021

    近年の物理学賞はほとんど関係ない3人に抱き合わせで賞を贈るパターンが続いているが、今回のひとくくりワードは「複雑系物理学」。賞金は1/2が真鍋さんとHasselmannへ、残りの1/2がParisiへ。今回の賞が「気候変動の予測」に贈られたという説明がマスメディアで多くなされているが、それだと前半の紹介にしかなっていないので適切でないように思われる。

    といいつつParisiさんの業績については門外漢だが、スピングラスでレプリカ対称性の破れというのを発見した業績が評価されたものらしい。レプリカ対称性の破れはスピングラスだけでなく数学や生物学、ニューラルネットワークや機械学習などの幅広い分野に登場する重要な概念になった、らしい。

    田崎さんの日記で、Parisiの業績について我々一般人にも分かるレベルでのラフスケッチ的な解説がされていて、とりあえず雰囲気だけは分かった。

    https://www.gakushuin.ac.jp/~881791/d/2110.html#06

    日本物理学会も今年の物理学賞の解説記事を載せている。ありがたいアウトリーチ活動。

    【祝辞・解説を追加しました(10/6)】2021年ノーベル物理学賞は、 複雑系物理学分野における画期的な貢献に対して、「地球気候を物理的にモデル化し、変動を定量化して地球温暖化の高信頼予測を可能にした業績」により真鍋淑郎 氏(プリンストン大学、米)、Klaus Hasselman