• 年内の成果物及び労働力の納品が終了。納品が一時止まるだけで、仕事は年末年始も家でやる必要がある。そういう納期を当然のように指定されるので。

    バイト先では結構な人たちが昇進の辞令をもらっていた。昇進といっても役職手当が少し増えるくらいらしい。基本給を上げたくないから実態のない役職をぼこぼこ作って役職手当をちびちび授けるという、しょっぱい会社にありがちな話のようだ。課が存在しないのに課長がいるとかね。いずれにしろ、非正規雇用である俺には関係ない。

  • ワクチンを巡るデマの中でも特に好きなやつ。もしそうなら2代目と3代目はどうやって生まれるんだ、という。

    「祈れば救われる」「ワクチンに悪魔」東方正教会の信徒多い国で接種率低迷 : 国際 : ニュース

  • 星景写真家を名乗る、ある人の Instagram に先日のふたご座流星群の写真だという作品が投稿されていたのだが、うーーむ。インスタ見られない人もいると思うので貼ってしまいますけど。画像内にご本人のクレジットがあるのでお許しください。

    流星群?

    比較明合成というやり方で、たくさん撮った写真から流星の飛跡だけをたくさん合成して一枚の写真にするという定番の手法なのだが、この人のは非常に嘘くさい。

    画像の一番上に写っている明るい2個の星が、ふたご座のカストル(右)とポルックス(左)でして、ふたご群の輻射点はカストルの少し右にある。群流星はここから放射状に流れるように見えるわけだが、輻射点に近い流星ほど飛跡は短くなるのが普通なのです。なのにこの写真では、どれもほとんど同じ長さになっている。元画像をダウンロードして計測してみたら、ほとんどの流星が93ピクセルくらいの長さに揃っていた。こんなことありえない。本物の流星像は1、2個だけで、それをコピペして増やしている疑惑があります。

    流星が飛ぶ位置もこんなに均等にばらけないはずだし、流星像自体もただの棒みたいで変なんだよね。光り始めと光り終わりは暗いので、本当の飛跡はもっと紡錘状になるんですよ。

    参考として、2001年に自分が撮ったしし座流星群の比較明合成写真を挙げる。銀塩フィルムをスキャンして合成したもので、周辺減光もうまく補正できていない下手くそなものだが、正直に流星の飛跡を比較明合成すると、こういう感じの分布になる。

    しし座流星群

    流星の色も、撮るとこういうふうに光り始めは緑色で光り終わりは赤っぽかったりするんです。件の写真は流星の色もあまり出てないし、非常に不自然。

    「これはアートであって科学写真を目指しているのではないから、演出は許される」という立場はまあ理解できるんだけど、飛んでもいない流星をコピペするのは「演出」の範囲を超えた、ただの捏造だろう。功名心からなのか、動機も良く分からないのだが。こういうことをやって、天文を知らない閲覧者から綺麗、すごい、と褒めてもらって、それって楽しいのだろうか。

  • 久しぶりにパン屋が開いている日に出勤したので買った、ベーコンエピ。この店では単に「エピ」という名前で売られている。

    ベーコンエピ

    おさやさんが内田侑希キャスターから「ベーコンエピデス」と聞き間違えて、一度直されたのに「エピデス」で刷り込まれてしまった、あのパンです。

    https://www.youtube.com/watch?v=2ioWAM3g8mE
    https://www.youtube.com/watch?v=Z3QeU_MWsGY
    https://www.youtube.com/watch?v=olybYFv27Gs

    フランスパンの生地にベーコンとチーズを入れてくるくる巻いて、ハサミで互い違いに切れ目を入れて麦の穂の形にする。美味いけど口内に刺さる。でも美味いので買ってしまう。

    フランス語では pain de épi らしい。épi の語源

    From Old French espi, from Latin spīcum, one of the variants of spīca. Doublet of aspic.

    ということで、おとめ座のスピカと同じく「麦の穂」とか「尖ったもの」という意味。英語の spike も同語源。おとめ座はギリシャ神話では収穫の女神デーメーテールで、星座絵だと麦の穂を持っている格好で描かれることが多い。

  • 統計開始以来の記録を更新するほどの積雪だったそうなので、雪を見ようとして窓から落下してしまった事故だったのでは、と思いたい。

    アナ雪が流行った年の紅白でイディナ・メンゼルと神田沙也加が共演して、スクリーンに映る彼女達を眺めて松田聖子が感極まっていた映像を見返した。紅白はファイルサイズがでかくなるので、興味がない歌はカットして保存するのだが、神田沙也加の歌は残してあった。編集するときに「これは残そう」と思った記憶がある。