• 取材の録音を文字起こししないとなー、と思いつつ放置していたやつをそろそろ処理せねばならないため、電車での移動中にやってみる。もともとスマホのボイスメモで録音しているので、それをイヤホンで聴きながらスマホのメモ帳に書き起こす。画面の切り替えを要するが、意外と進んだ。往復約100分の移動時間で50分の録音をほぼ文字起こしできた。文字起こしといっても一言一句ではなく、メモ化する程度なので、2倍くらいの時間で処理できるようだ。ボイスメモは再生速度も調整できるので便利。

    最近は音声ファイルを食わせて文字化するツールもあるが、どうなんですかね。取材の録音は机上にスマホを置いてマイクもなしで録るので、音が良くないし音量も小さい。うまく認識できない気がする。

  • @Spotify O-EAST。久々に降りた渋谷駅が未来都市になっていて迷子に。ハチ公口に出たかったのに、気がついたら宮益坂の方にいた。何を言ってるのか分からねーと思うが(略)。

    ライブハウスは本当に久しぶり。ドリンク代が600円になっていた。ワンコインで払えない。

    客層は自分よりちょい下、30〜40代がメインという感じ。結構ばらばら。自分と同じように「蛇腹談義」以降にファンになった人も多そう。

    これまで配信ライブは何回か視聴しているが、生音で聴けたのが最高だった。しかもバンドも楽器多めの特別編成。ももさんの、あの空気がビリビリ震えるような圧倒的な歌唱力と、磁力を持つかのような小春さんのアコーディオンの音が素晴らしい。これは本当に1個の楽器から出ている音なのか、と不思議になるほど、小春さんの演奏は場の空気を一変させて風景を作り出すような音がする。

    ツアーがまだ続くので曲目は伏せるが、いろいろ凄かった。1曲だけ挙げるなら「みてるよ」かな。聴いた後にお祓いをしてもらわないと憑かれるくらいの曲。

  • 昨日は社内行事のため、久々に出社。狭い空き机で仕事をした。

    一日マスクを着けているとやはり顔が痒くなり、帰宅後に血が出るまで掻きむしりたくなる。すぐに洗顔して保湿して我慢。

    電車内でノーマスクで咳してんじゃねぇよ、みたいな意見も散見されるのだが、咳が出る人・マスクを着けない人の事情もさまざまあるはず。自分もなるべくマスクはするが、喘息とアトピーをコンボで持っているので、しょうがないときはしょうがないじゃん、と言いたくなることもある。

    みんな他人に関心を持ちすぎなので、ひとはひと、じぶんはじぶん、まあそういうこともあるよね、くらいで適当に生きよう。

  • 今日明日と東京 2 days で、チケットリセールもあったのかもしれないが、結局忙しくて見送らざるを得ない。無念。

    でも木曜に別のライブに行く。これは行くよ。

    忙しくなることは分かっていたので連休中に少しでも処理しておくつもりだったが、なぜか連休だけが泡と消え、後に成果は残らず。おかしい。あ、でも取材は一つ消化したんだった。

  • 7月7日に出るらしい。

    https://www.youtube.com/watch?v=8UgXD0UD7v4

    彼女の曲名やアルバム名で見かける (Taylor’s Version) とは、過去作の再録音版である。テイラーはこれまでにアルバムを10枚出しているが、6枚目をリリースした2018年の末に、それまでのレコード会社Big Machine Recordsからユニバーサル系列のRepublic Recordsに移籍した。6枚の原盤権はBig Machineが持っていた。その直後にBig MachineはScooter Braunという人物に買収され、6枚の原盤権もBraunの手に渡ってしまった。テイラーは原盤権を買い戻そうとしたが、法外な金額を吹っかけられた。要するにBraunは音楽には興味がなく、Big Machine Recordsとそれに付随する知財を転売して儲けるのが目的だった。それでブチ切れたテイラーが、「じゃあいいわ、自分で6枚再録音して売るわよ」と言って自分が原盤権を持つ形で再録音・リリースしたのがTaylor’s Version。略してTVとも呼ばれる。対するオリジナル版はStolen Versionと呼ばれたりする。

    https://en.wikipedia.org/wiki/Taylor_Swift_masters_controversy

    現在までに、2nd「Fearless (Taylor’s Version)」と4th「Red (Taylor’s Version)」の2作が発売され、このたび再録3作目の3rd「Speak Now (Taylor’s Version)」の発売がアナウンスされた。収録曲の曲名にも全部 (Taylor’s Version) が付いている。基本的にオケも含めて完コピで再現しているが、一部歌詞が変わっていたりもする。TV版には新曲や別バージョンも収録され、オリジナル版よりお得なのが通例。

    残る3作のアルバムも再録音される予定だが、年齢とともに声も変わっていくので、計画を完遂するのはなかなか大変だろう。それでも泣き寝入りせず、全部再録して自分のものにするという発想が凄い。テイラーは嫌なところが全くない人だと思うが、なぜか一部の人から蛇蝎の如く嫌われ、文字通り “snake” と呼ばれたり、いろんな喧嘩を売られたりいじめられたりしてきた。だが、売られた喧嘩は全て買い、その全部に勝っている。そして経験したことを曲に書いてヒットさせる。凄い人です。

    「Speak Now (Taylor’s Version)」で再録されるであろう「Mean」もたぶんそういう体験から生まれた曲の一つ。”mean” に「意地悪」という意味があることと、米国でも“ぼっち”やいじめられっ子の「便所飯」があることをこのMVで知った。