• 1階から2階に掃除機をいちいち運ぶのがめんどくさく、母もしんどそうなので、2階にも充電式の適当なやつを一つ置いとこうと思って購入。1万円くらい。格安充電式掃除機の中では評価が高いのでこれにした。

    https://kakaku.com/item/K0001311267/

    電動工具と同じ18Vバッテリーを電源とするタイプで、マキタなどから出ている掃除機と同じく、家庭よりは現場で使うことを想定したラインナップであろう。型番もアイリスオーヤマの家庭用掃除機とは別になっている。

    1万円ということで、作りは昭和の掃除機のようで大変に安っぽいが、意外と吸う。普通は弱中強の弱で十分。φ10mmの砂利くらいになると中が必要。性能諸元でも「吸込仕事率40W」を謳っている。同じ価格帯の充電式掃除機では吸込仕事率を表記していない(=表記できるほどの強さがない)ものも多い。ただしうるさい。

    集塵はサイクロンではなく紙パック。口コミを見ていると、実はサイクロンはカップの掃除がクソ面倒という声が多いようなので、あえて紙パックを選んだ。

    使用時間は公称で弱:50分、中:30分、強:14分。中・強を使う場面はほぼないので、実用的に短さが気になることはなさそう。ただ、何しろ脱着式バッテリーなので、スタンドに挿して充電とかそういう気の利いたアクセサリーはない。硬派向き。

  • 3月末までとの報。

    https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/02/22/kiji/20230222s00041000403000c.html

    タモリが辞めたいと言ったのか、局の方針なのか、よく分からないが、残念。

    数年前から、「空耳アワー」で安斎さんとタモリがどうでもいいことを話す冒頭のトークがなくなった。あの雑談をただの無駄だとしか思わない人が番組に関わるようになったのかと、がっかりしていた。もっと空耳の紹介に時間を割きましょうとか、あそこで瞬間視聴率が下がるのでやめましょうとか、そんな理由しか思い付かないが、愚行である。

    大して意味のない、あの雑談みたいな無駄が無駄とされずに存在できていることこそが、あの番組の価値だったはず。文化や教養というのは全て無駄なもので、なくても困らない。だからこそ、なくしてはいけなくて、人間が人間であるために必要な無駄なのだ、というのは、普通の教育を受けた人なら全員理解しているはずだと思うのだが。

    あの番組自体がテレ朝の番組編成の中でいわば「文化・教養としての無駄」を担っていたわけで、今さらあの時間帯に「ただのバラエティ番組」をやってどうするんだ。いや、後番組が何になるのか知らんけど。「文化としての無駄」は決して「役割を終えた」りはしない。人間が人間である限り、ずっと必要なもののはず。

    「タモリ倶楽部」の番組ロゴには “FOR THE SOPHISTICATED PEOPLE” と書かれている。残念ながら、テレ朝にはもうSOPHISTICATED PEOPLEはいないのだろう。

    番組が終わった後、安斎さんが食っていけるかが心配、「考えるヒット」も終わっちゃったし、と思ったが、意外といろいろ仕事をされていて安心した(すごい失礼)。

  • 今日もクリーニングのみ、穴が空いた箇所の工事はせず。ただ、仮詰めした箇所がしみるので診てもらった。虫歯とは別の歯がしみているらしい。しみ止めの処置をしてもらった。次はまた1か月後。星月まゆら似の受付の人は今日もいた。

    時間がかかるが、健康保険を適用する治療は細かく手順が決まっていて好きなように進めることはできず、どうしても回数を刻む必要があるものらしい。儲けたくて長引かせている、とかではないらしいです。

    疲れて歯を磨かずに寝てしまう日もあるが、歯のメンテはわりと、やればやった分だけすぐに結果が出て、歯や歯茎の見た目が目に見えて良くなるので、ゲームと考えれば楽しい。最近はフロスも毎回使うようにしている。

  • 昨日傍聴した会合は非公開部分を含めて19:30頃まで続いたため、会合後のブリーフィングは19:45開始で21:00近くまでかかった。

    各社の記者が質疑応答していった前半あたりにフジテレビの人が質問をしたのだが、その内容は、資料に書かれている「機体や地上設備の電気的な挙動が影響を与えた可能性が高い」という文言が「一般の人」には難しすぎるので、もう少し噛み砕いて言うとどうなりますか、みたいなものだった。

    いやいや、それを考えるのがお前の仕事だろ、出せる情報は全部提供されてるし、発表者は言葉の専門家じゃないのだから、と思ったのだが、応対したJAXAの方はうーんと黙ってしまい、しばらく考えてから「すみません、後ほどお答えしてもよろしいでしょうか」ということになった。こういう場合、普通は記者の側から文案を言ってみて、「この書き方で問題ないでしょうか」という聞き方をする。一からひねり出すよりは出されたものをジャッジする方が簡単だから。文案も出さずに相手に作文まで丸投げして右から左に伝えるだけなら、お前のそのポジション要らんだろということになる。

    まあそんなやり取りがあり、別の記者たちの質疑が続いた後で、JAXAの方から「先ほどご質問いただいたフジテレビの方、いらっしゃいますか? 先ほどお尋ねいただいた件ですが…」と呼びかけがあり、「噛み砕いた」文章の例を示してくれる雰囲気になったのだが、呼ばれたフジテレビの人はすでにリモート会議ソフトから退出してしまっていた。もういないと分かった後、JAXAの方も「あー…」と少し残念そうな感じになった。

    テレビの報道の人はニュース番組に向けた〆切時間などが厳しいのだろうから、仕方ない面もあるのかもしれないが、でも、そういうとこだよ、と思う。

    例の共同通信の記者も、「それは一般には『失敗』」と主張していた。専門性の低い媒体ほど、「俺達は一般人の代弁者として、素人目線で『強き者』を監視するのだ」みたいな意識が強すぎて、逆にプロに対してひどく横柄・残酷になる変な人が目に付く。お前ら紅衛兵かと。

  • リモート打合せとリモート傍聴とリモート説明会。COVIDが終息しても、打合せや会議をわざわざ対面でやる習慣はこのまま着実に消えていくのだろう。今日の説明会は100名以上の記者が参加していた。これを対面でやるとしたら100名が入る会議室を確保し、配付資料を100部コピーし、100人の人間が燃料と交通費と時間を費やして開催場所に往復することになる。2019年まではみなそうしていたが、今さらそんなことにリソースを割く合理性はない。

    そういえば、「それは一般に失敗と言います」さんは昨日は参加していなかった模様。