• あらゆる飲食店がリスクを抱える問題であり、究極的にはテーブル・カウンターに何も置かず、カトラリー・紙ナプキンなどすべてを客の求めに応じてその都度サーブし、調味料は個包装の使い切りのものを渡す、みたいな形が最も安全ということになろうが、昨今の省力化の流れの下では難しいだろう。ファミレスのドリンクバー・サラダバー・スープバー等々、リスクを気にし始めるときりがなくなる。今回のことで、現在の大衆向け飲食チェーン店がいかに性善説頼みのままコストカットだけを追求してきたかが可視化されたのは興味深い。

    価格と客層は比例するという当たり前の事実に立ち戻って、それなりの安心を得たいなら、高級店とまではいかなくとも、それなりの人数を置いてスタッフの目が行き届いているそれなりの値段のお店に行きましょうということに結局なるのかなと思う。

    バカなことをやる人たちは、バカなことをしたいというよりはそれを撮って共有したいのだろうから、携帯の使用禁止、使った時点で強制退去という空間が、飲食店に限らずもっと増えてもいいような気はする。禁煙スペースと同じように。

  • 土曜の10時ということで、一応挑戦。

    椎名林檎 | チケットぴあ[チケット購入・予約]

    特に会場にこだわらず、空いているところに片っ端から応募してみたが、一度も購入完了までたどり着かずに終わった。予定枚数終了となった後にも、10分おきくらいに散発的に空きが出る状況が1時間ほど続いたが、枚数を入れて、注意事項に同意して、ぴあのパスワードの再確認画面にパスワードを入れたところまでいくと、「アクセス集中」または「ご用意できませんでした」のどちらかの画面になってしまう。まあしょうがない。

    後は FC のチケットトレードに賭けるのみ。しかしこれも抽選制だからな。後はまあ、追加公演があるんじゃないのという淡い期待も。武道館 2days くらいやってもらえないだろうか。

  • にて、特集「ニュートン500号大全史」の有人宇宙開発・太陽系探査・天文学あたりを執筆いたしました。よろしければご覧ください。

    Newton (ニュートン) 2023年 03月号 [雑誌]

    『Newton』は1981年創刊で、スペースシャトル初飛行と同じ年。父がよく買ってきてくれて、楽しみに読んだ記憶がある。

    1980年代は科学技術ブームだった。牽引したのは、ボイジャーやスペースシャトルのような宇宙の話題と、マイコン・パソコンの出現だったと思う。1980年にカール・セーガンの『COSMOS』の放映があり、1985年につくば科学万博があり、1986年にハレー彗星ブームがあった。

    Newton 以前の科学雑誌というと『サイエンス』(現『日経サイエンス』)と『科学朝日』があった。Newton の成功を見て他社も追随し、1982年には『OMNI』(旺文社)、『UTAN』(学研)、『Quark』(講談社)というのが創刊された。やはり二番煎じというのはなかなか難しいようで、オカルトやSFにシフトしたりしつつ、Newton 以外は1990〜2000年代までに全部休刊になった。

    以下の文献は面白い。

    Newton が続いたのは、最初にブランドイメージをきっちり作ってそれを維持し続けたおかげだろうと思う。経営的にはいろいろあったし、中身のレベルも昔よりはだいぶ下げているが、今もブランド力は維持されている。大人になってこの雑誌に仕事で関わるようになるとは思わなかった。

  • 「池田エライザ」と打って、その文字を見ながら物凄い勢いでまばたきをすると、5回に1回くらいの割合で「油田エライザ」、20回に1回くらいの割合で「油圧エライザ」に見える、という発見をした。

  • ぴあの林檎さん先行予約は第1・第2希望とも落選。今週末の一般発売と、あとは FC のチケットトレードが頼みの綱。

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