• WordPress で外部サイトへのリンクを作る際に、普通にテキストにアンカーを付けるだけでもいいのだが、サイトの OGP 情報を拾ってタイトル・サムネイル画像・概要くらいをカコミで表示するプラグインがある。ここでもそういうのを使っている。

    代表的なのは Pz-LinkCard というプラグインで、しばらくこれを使っていたが、設定項目が多すぎる、デザインがはてなダイアリーっぽくて微妙、などの理由から、もう少しシンプルなやつを探して、Simple Blog Card というプラグインを発見。

    ↑が Simple Blog Card で埋め込んだリンクカードの例だが、Pz-LinkCard と違って貼りつけるサイトのフォントなどを継承して表示されるため、すっきりしていてデザインが調和するのが良い。WordPress のブロックとして振る舞い、カスタマイズもそれなりに可能。個別のカードごとに別々の設定をすることもできる。

    ITmedia News の記事をリンクしたらカードに文字化けが発生したが、サポートフォーラムで相談したら作者さんが即座に修正してくれた。文字化けの原因は、ITmedia News の HTML がいまだに HTML4.01 で Shift-JIS (!) だったせいだが、個別のカードごとに文字コードを手動設定できる機能を追加してくれたのだった。素晴らしい。

    試しに Pz-LinkCard でやってみたが、やはり化けた。今どきはもう、HTML は UTF-8 であるという前提で作られているツールが多いのかも。そういう自分も、taro.hauN.org の方は HTML4.01 で ISO-2022-JP のまま(HTTPS にはした)。膨大な .html ファイルの文字コードを変換するのがめんどくさくて放置している。ITmedia の中の人もめんどくさいのだろう。

  • SLIMの月着陸成功について、会見の取材レポートを書きました。よろしければご覧ください。

    星ナビ 2024年3月号 – アストロアーツ

    時事ネタだと、原稿の〆切が迫りつつも状況が毎日変わることがあり、どこまで記事に反映するかで編集部の方々が苦労する。今回も、あの印象的なSORA-Qによる画像が出てきたので、いったん決めていた画像を急遽差し替えた。記事紹介の動画で、編集の藤田さんがそのあたりも語っていらっしゃいます。

    宇宙ミッションはプロジェクトチームごとに「カラー」がかなり違っていて、SLIMのミッションはこれまでの宇宙研のミッションと比べて、いろんなところに軽やかさやおしゃれさを感じる。プロジェクトのwebサイトもそうだし、着陸時のライブ配信を若手の研究者の方がソファに座って進めたりするスタイルもそう。見せ方が洗練されている。

    情報も、JAXAからの正式なプレスリリースという形を待たずに、わりと重要な話を twitter でどんどん発信している。このスピード感はいいなと思った。

  • お通夜へ。式の始まりからきっちり参加したのは初めて。お坊さんの読経が40分くらい続いた。浄土宗のお寺で、読経と言うよりは「声明」というやつなのか、何人ものお坊さんが音程を付けて唱えるやつで、一種の声楽だった。あと、浄土宗なのでやはり念仏ですね。南無阿弥陀佛を参列者全員で何度も唱和するみたいなのもあった。

    声明というと密教というイメージだったが、法然が元々比叡山で修行したこともあり、浄土宗にも声明はあるらしい。

    自分は仏教徒ではないので数珠を持っていないが、こういうときに故人の宗教宗派に合わせて持参すべきなのか、いまだによく分からない。参列した同僚の人たちは持たない人も多かった。

    こういう儀式では、何よりも故人とご遺族が安らかでいられるように祈るというのが最大の目的だと思うので、故人やご遺族から見て自分の振る舞いが心を乱されるものにならないように努める、というところにだけ気を付ければ、まあ手に数珠なしでの合掌でも悪くはないだろうと思っている。

    棺を開けて、よろしければ故人とご対面くださいというタイミングで、祭壇や棺の中をスマホで撮る人が一人いた。昨今そういうことをする人がいるとは聞いていたが、初めて見た。俺より年上のおっさんだったが。これも今日の俺のライフログの一部ってことなのかしら。「故人・ご遺族の心を乱さないかどうか」という観点で言っても、やめておいた方が無難という気がする。そもそも撮ってどうするんだ。待受画面に使うのだろうか。

  • @東京ドーム。遅れていた仕事を何とかお昼で納品して、現地へ。

    物販には並ばず、さっさと入場。保安上の理由から飲み物の持ち込みが禁止で、脱水するじゃん、きついな、と思っていたが、野球のときと同じく、球場内の売店や売り子さんがちゃんと売っていた。紙コップならOKということらしい。

    アジア各国から来たと思われる外国のお客さんがえらい多い。日本人と外国人が半々くらいの感じ。入場ゲートの係員もデフォルト英語で話しかけてくる。もはや顔では区別できないしね。

    座席はVIP3でスタンド1階。ホームベースのほぼ真後ろだったのでステージとスクリーンが正面から見えて、なかなか良かった。スマホなら撮影OKだったので少し撮ってみたが、距離が遠いのを強引にデジタルズームしたので、なんか油絵みたいな写真になった。笑

    ただただ圧倒され、楽しかった。テイラー・スウィフトって実在したんだー(小並感)。メドレーも含めて45曲やったらしいが、音を外すことが全くない。声量もヤバい。どういう鍛え方をしているのか。

    バックダンサーのパフォーマンスもいちいち凄い。まあ、このチームがおそらく現在のエンターテインメントの世界最高峰なんだろうから当たり前か。なるほど、米国のショービジネス界で評価されるためには全員がこのレベルでないとダメなんだな、とよく分かった。秋元康が作り出した「素人っぽさが逆にいいよね」みたいな価値観や、Perfumeのようにあえて生歌を歌わず、そこ以外の面白さで勝負するような評価軸は向こうには存在しない気がする。少なくともメインストリームにはならない。歌って踊れてお芝居ができて話も面白くて当たり前、そこがスタートラインという感じ。どちらが上・下ということではなく、たぶん競技種目が違う。

    曲目もすでに公表されているが、鉄板のメガヒット曲たちは言うまでもなく、The Archer, champagne problems, betty, august あたりを聴けたのが良かった。All Too Well (10 Min. Ver.) もやった。泣けた。Midnights はあまり聴き込んでいなかったので、もう少し予習しておけば良かった。あと、テイラーは詞がいいので、大変だけどもう少し歌詞の意味を突き合わせながら聴かないともったいないな、とも思った。

    MCでは、いかにも来日した外タレっぽい「こんばんわ」「ありがとうございます」「The Eras Tour へようこそ」みたいな日本語をところどころでテイラーがかましてくるのがちょっと面白くて、可愛らしかった。

    VIP席はお土産付き。なんかいろいろ入っている。リストバンドがずっと光っている。絶縁フィルムを捨ててしまったので、電池と端子の間に何か突っ込んでおかないと消えないっぽい。

    いろいろ声を出しすぎて終演後は喉が痛かった。見切れのステージサイド席が当日券で出ていて、実はかなり近くで見られてお得だったらしいので、取れる人は今からでも取って観ることをお勧めしたい。次に来るのが何年後か分からんし、年を取れば歌も衰えるだろうから、今観ておく方がよい。

  • 最近、ロボットやアニメーション、ポッピング系のダンス女子のショート動画が面白くてちょくちょく見ている。

    Barbin.iliさん。China’s Got Talent にも出たらしい。

    Sejinさん。普通のダンス以外に、GTAの真似をしている動画も面白い。

    こういう動画を見ると、少なくとも都市部については、もはや日本も中国も韓国もほとんど同じような景色だなと思う。

    関係ないが、TikTok と Universal Music が報酬の分配を巡って対立し、Universal は TikTok から楽曲を引き揚げたらしい。

    Perfumeさんは TikTok だいすっきな人たちだが、彼女たちも Universal 所属のため、Perfume 自身の曲を使った動画は無音になってしまったようだ。

    @perfumeofficial

    すみっコディスコ🕺🕺🕺のっちアドリブの巻🌈 #ツアーファイナル #沖縄 #どこでもすみっコ

    ♬ Sumikko Disco – Perfume

    まあ巨大企業同士だし、こういう状況は Win-Win ならぬ Lose-Lose だと思うので、そのうち妥協点が見つかって復活するのだろうと思うが。