• 仕事をすべて納品したので雑用を処理。役所へ行ったり散髪したり買い物をしたり。

    カメラ三脚が壊れていたのでハードオフで新しい(新しくない)やつを買った。330円(笑)。

    行きつけのハードオフにはジャンクのカメラと三脚が大量に売られている。最近の三脚は樹脂素材が多用されていて、軽いのはいいのだが、ちょっとした衝撃ですぐ部品が割れたり折れたりする。なので、金属でできた一昔前の三脚が欲しいなと思って探したら、これが良さそうだった。可動部をすべてチェックしたが、特に壊れてもいなさそう。なぜ300円なのか謎。まあとんでもなく古いのは確か。「Tekno Boy」というイカした名前と書体からして、1980年代製だろう。逆に言えば40年経っても壊れないくらいシンプルで丈夫ということで、好ましい。脚に取っ手が付いているのもなんかいい。また壊れても300円だと思えば気が楽。

  • Instagram の広告で見た。ゼンリンがやっている、地図にまつわるデザイングッズを企画販売する事業らしい。

    埼玉県のピンバッジとか、何の役にも立たないけど欲しい。

    いくつかリアル店舗もあるようだ。

    小学生の頃に『地図なんでも入門』という本で国土地理院の地形図というものを知り、何て美しいんだろうと思った。子供の頃に進みたかったのが、天文学か考古学か地図業界だった。つくづく金と縁のない人生を送りそうだなぁ、と父親か誰かから言われた記憶がある。まあ好きなことをやんなさいという感じだった。

    『地図なんでも入門』を初めとする「小学館入門百科」は地元のニチイ(現イオン)の本屋に揃っていて、いつも立ち読みしたり、誕生日に買ってもらったりしていた。大人になってから、就職した会社で図鑑を担当していたMさんに「小学館入門百科は自分が働いてた編プロで作っていた」と聞かされて大変驚いた。同じようなものが好きな人は、やはりどこかで人生がクロスしたりするものである。

    『地図なんでも入門』の著者である堀淳一さんは地図関係の本でよく名前を目にしていたが、実は物理学者であることを学生時代に知って、これも驚いた。一番売れた著書はブルーバックスの『エントロピーとは何か』らしい。

    ということで、地図にまつわるものには今でもなぜか惹かれる。

  • 皮膚科で処方されているかゆみ止めの内服薬が非常に良く効くので重宝している。フェキソフェナジン塩酸塩というやつ。搔いても搔いても痒みが治まらないことがよくあったが、これを飲むと、そういう意味不明な激しい痒みはなくなる。

    例えば、入浴して身体や頭を洗ってさっぱりしても20時間くらい経つと頭や顔が痒くなってきて、それでも疲れて入浴せずに寝てしまうと、寝ている間に搔いてしまって翌朝に生傷だらけになっている、という状況があった。しかし、フェキソフェナジンを飲むと入浴から48時間経っても痒みをさほど感じない。ヒスタミンが受容体と結合するのをブロックする薬らしい。

    このフェキソフェナジン塩酸塩というのは、調べてみると要するに「アレグラFX」だった。1錠あたりの有効成分含有量60mg、1日2錠というのもアレグラの箱に書かれているのと全く同じ。アレグラは市販薬にも処方薬にもあるようだが、今ではどちらにもジェネリックが出ている。自分が処方されたのもジェネリック。

    ドラッグストアに行くと、花粉症の薬としてアレグラとそのジェネリックがたくさん出ている。「アレルビ」とか、スギ薬局の「ハリー鼻炎FX」とか。FXというのが「フェキソフェナジン」の略称なのだろう。こういう市販薬ではアレルギー性鼻炎しか効能として謳っていないが、皮膚科でかゆみ止めとして処方されるものと有効成分・含有量が全く同じなので、かゆみ止めとして飲んでもたぶん効くだろう。

    値段は、皮膚科で処方されると3割負担で済むので、診察料・調剤料を加味しても、ジェネリックの市販薬を買うよりまだ全然安い。よって、わざわざ市販のフェキソフェナジンを買う動機はないが、「処方薬を切らしてしまったが次の診察まで日がある」というような場合につなぎで買うのはありかもしれない。

  • 病院にすぐ行くほどではないが何となくずっと調子が悪い、という箇所が増えた。数えたら少なくとも6個あった。ジャンルでいうと、皮膚科・整形外科・耳鼻科・呼吸器内科・眼科・精神科。これが加齢というやつか。何となく体調が悪いと、仕事をする気力がなかなか続かない。(原稿が進まない言い訳)

    今の仕事を何歳までできるのかも、分からない。目と手がダメになるのは今の稼業には特に影響がでかい。

    あ、でも歯と歯茎は劇的に良くなってるな。歯医者に通って歯磨き・歯間ブラシ・フロスの指導を受けたおかげ。20年前より今の方が間違いなく状態がいい。チョコレートや洋菓子もあまり食べなくなった。

    全然関係ないが、チョコ4粒は少ないとクレームを受けた檜山さんと、恋文を投げるように渡されてビリビリに破いた駒木さんの話がよかった。

  • 夜に外を歩いていて、梅が咲いていたので iPhone で撮ってみた。

    街灯もない真っ暗な場所で、辛うじて梅の木だなと分かるくらいの暗さだったが、ナイトモードのおかげで、まるで光が当たっているかのような明るさで写った。EXIFによると、ISO1600, FL=5.1mm(26mm相当), f/1.6, 1/2秒。

    ナイトモードだと10秒くらい動かさずに端末を保持してくださいという表示になるが、あの間にセンサーシフト手ブレ補正をしつつ、何枚も撮ってスタックする、というのが iPhone のナイトモードの内部動作らしい。このときも手持ちだったが、センサーシフトで十分に補正できている。最近のスマホは凄い。ところどころ花がブレているのは風で動いたためか。

    三脚で固定すれば30秒まで露出を延ばせるらしいので、今度星も撮ってみるか。