マスクして花びら追ひし園児かな
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扇の要の修理
愛用の扇子の要が折れて骨がばらばらになってしまった (Fig.1)。素材はプラスチックのようである。3mmφ くらい。ネットで検索すると、使い終わったボールペンの芯を差し込んで両端を熱で融かして留めるという修理方法が目に付くが、実際にやってみると、この扇ではボールペンの芯の方が微妙に太くて穴に入らなかった。
そこで、キッコーマン調製豆乳を飲んだ後のストローを使ってみることにした。ストローを縦に切り開く (Fig.2)。これを爪楊枝に巻き付けるようにして細く巻くと、穴に入る太さになる。斜めに巻いて先端を細くすると挿入しやすい (Fig.3)。
穴に貫通させることができたら、頭の平たい釘かビスをガスコンロで熱する。穴から飛び出したストローの両端にこれを押し付けて根性焼きする (Fig.4)。これで立派な端留めになる (Fig.5)。
一度諦めた扇を、これでもうしばらく使うことができる。
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月曜大工
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日曜大工を
日曜にやる。家の外に置いてある木製の台が壊れたので新しいのを作った。大工仕事は久しぶり。壊れた台は父が10年ほど前に作ったもので、父の死とタイミングを合わせるようにして壊れた。
父は大工仕事が好きで、子供の頃は職人になりたかったとよく言っていた。家の中で使うちょっとした棚などをたくさん作っていたが、なぜか電動工具の類は全く持っていなかった。壊れた台も、鋸で板を切り、釘を打って作られている。下穴が必要な場合は錐で開け、木ネジは手回しのドライバーで留めていた。俺達が技術家庭科で習ったのもそんなやり方だったが、さすがに今どきはインパクトドライバーでビス留めだろうと思い、今回インパクトドライバーだけは買った。
使ってみると、やっぱり電動工具は速さが段違い。あっという間に組み上がった。使い方は YouTube を見れば分かるし。親父にも誕生日とかに買ってやればよかったな。
下穴を空けずにインパクトを使ったら板が割れてしまったので、ドリルビットも追加で買ってきた。こんなものまでダイソーで買える。
こうやって、今まで父の役目だったことを一つずつ俺が引き継いでいくことになるのだろう。
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気象庁webサイト
気象庁の新 web サイトが使いづらいと書いたが、画面下部のカスタマイズバーから好きな項目を選んでパネルを並べられることに気付いた。これを使って好きなようにカスタムしろということらしい。
「カスタマイズを保存」という機能もあるが、保存してみても、web ブラウザのタブを閉じてしまうと次からは初期状態での表示となる。カスタマイズした設定の情報が URL 内に列挙されているので、常にこの設定で使いたい場合はブックマークしろということらしい(ただし各パネルのズーム倍率やパネル中央の経緯度は URL にも保存されていないようである)。
これはこれで便利だが、カスタマイズの柔軟性よりも「良いデフォルト」を提供する方が大多数のユーザーにとってははるかにましだというのもよく言われる。こんなのも作れるんですよ俺、という設計者の自己陶酔を感じて、あまり好きな仕様ではない。