• ついに新しい椅子に買い替え。

    これまでエルゴヒューマンの初代ENJOYを11年にわたって使ってきた。キャスターは3回交換したか。肘掛けも1回交換。座面の破れが広がり、回転軸にもガタが出てきたので諦める決心がついた。

    エルゴヒューマンは確か台湾メーカー。8-9万で買って、概ね悪くなかった。ただ、新品のときからヘッドレストの向きが曲がっていたりもしたのでリピート買いは見送り。中古オフィス家具の通販サイトに程度の良い中古国産チェアが結構出ているので、オカムラのシルフィーを買った。新品は10万くらいするようだが、4年落ちで程度Aで税込6万で買えた。

    ENJOYはヘッドレストありだったが、11年使ってみて、別にヘッドレスト要らないなと思ったので今回はなし。欲しくなったら後付けで買うこともできるが、ヘッドレストだけで1.5万くらいする。

    ENJOYとの大きな違いは、座面がメッシュではなくクッションであること。メッシュは蒸れなくていいというのだが、服がメッシュにすりおろされるので、びっくりするほど大量に埃が発生して座面の下にすぐ積もる。自室の中で最大の埃発生源になっていたと思う。アレルギー性疾患を持つ人にはおすすめしない。

    シルフィーはENJOYより軽くて転がしやすい。強度と軽さを両立させる設計がエルゴヒューマンより優れているのかもしれない。背もたれ・座面・肘掛けの調整自由度はどちらも同じ。快適です。

    安くない買い物だが、椅子・キーボード・マウス・靴・眼鏡・枕など、身体に直接触れるもので長時間使うものは高くても良い物を買えというのが家訓。安物買いで身体を壊すと洒落にならない。

  • 3月14日に秩父方面にポン・ブルックス彗星を撮りに行き、撮ってはみたものの、現地の光害が予想外に強かったので、どうせろくに写っていないだろうと諦めて放置していた。

    撮った画像を改めて確認したところ、10枚くらい何とか写っていたので、スタックや画像処理などをしてみた。尾は無理だが、コマは一応見える。

    2024/03/14 19:44-19:55 JST XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS (55mm F4) 5秒+10秒x9枚合成=95秒露出 固定撮影 ISO3200 FUJIFILM X-T10 トリミング

    周囲の星と見比べると7等くらい。高度10度もないが、それでもこのくらい写るということは、秩父もまだ捨てたものではないかもしれない。尾は右上方向に伸びていたはず。心眼で見ると確かにそう見える気もしてくる。ただ、現地では双眼鏡で見てもコマの位置すら全く分からなかった。

  • 一部執筆いたしました。よろしければご覧ください。

    2022年6月に出た「科学名著図鑑」の第2弾。前回は古典や定番の本を多く取り上げたが、今回は近年の科学書から多くピックアップしている。SFや絵本・図鑑も紹介されているので、興味はあるけど難しい本はなぁ、という人にもおすすめします。

    あと、編集さんからちゃんと聞いていないが、どうやら最近のNewton別冊は総ルビにする方針になったっぽい。小学生や幼児でも読めます!

  • 時計の電池交換をするのに、手持ちの精密ドライバーではたまたまサイズが合わず、ダイソーでドライバーセットを買ってきた。200円。

    自分は実店舗で買ったが、ダイソーの通販サイトにも同じ物が売られている。これ。

    先端のビットを交換するタイプで、ビットはプラス・マイナス・六角レンチが計20個入っている。

    何mmのビットが入っているのかは外箱には一切書かれていない。箱の窓から見て、俺の使いたいサイズが一応入っていそうだったので買った。これを使って無事に電池交換も済んだ。

    …のはいいのだが、ビット20本入りというのが食わせ物だった。「20本入り」と言ったら普通、20種類入ってるんだと思うじゃないですか。開けてみたら、プラス・マイナス・六角が各4種類で計12種類しかない。「プラスとマイナスは同じサイズを2本ずつ入れておきました!」ということで、4×2+4×2+4=20本なのだった。ひどい。

    各ビットにはサイズが刻印されているが、パッケージの外からは刻印が見えないような向きで納められているので、購入前にはこのからくりに気づくことができない。

    なお、六角レンチだけはすべてサイズの違うものが4本入っている。六角は精密ドライバーより太く、同サイズがダブっていると一目で気づきやすいので、これだけは4種類入れたのでは、と勘ぐりたくなる。Evilですわ。

    所詮は100均だろ、とか、質が悪くてすぐに欠けるから2本ずつ入れたんだろ、とか、200円の中華製品に何マジになってんの?とか、正当化はいろいろ可能だが、こういう「騙される方が悪い」と言われるタイプのビジネスに久々に出会うと、やはり愉快ではない。この国の過剰品質主義に慣れすぎて、ダイソーの出自がバッタ屋だったことを忘れていた。

    一応、「中身をちゃんと20種にするか、あるいはパッケージの記載を改善して欲しい」とお客様相談室に意見を送ってみた。たとえ200円であっても、unko を売る者に対して「お前 unko 売ってますよね」という感想は伝える方が良い。気づいてるよ、と伝えるのは大事。

    時計工具屋でまともなドライバーセットを買おう。

  • 5/13(月)

    午前中にNTT、午後に新ISPの工事で一日が終わる。移行は無事に完了。

    これまで、ネットと電話はとあるISPの光コラボ回線、テレビは地元CATVの地上波再送信だった。だが、このCATV会社が地上波再送信の設備をいよいよ維持できなくなったとのことで、今秋までに光回線のテレビに移行してくれということに。その代わりにいろいろ割引するとのことだったので、ネット・電話・TVをすべてこのCATV会社の光コラボ回線にまとめた。

    ISPの変更に伴ってメールアドレスが変わるのが少しネックだが、そういう場合のために、月数百円でメールアドレスだけ維持する「ちょこっとコース」的なものがどのISPにもあるらしく、今回自分もそれを使った。

    テレビは1・2階にあり、屋外の箱から2本の同軸ケーブルが両階に入っていたが、光テレビになると1階の光ケーブルがすべての起点になるので、1階から2階へ新たに同軸を引き回す屋内工事が要るかと思っていた。しかし、既存の同軸ケーブルを活かす形で簡単に工事してくれたのでそこは助かった。光ケーブル→ONU→1・2階用分配器の先、2階へ行くルートとして、既存の1階同軸ケーブルに逆向きに信号を流していったん屋外の箱に出し、そこから既存の2階同軸ケーブルで2階部屋へ入るという形に。

    光テレビになったおかげでついにBSが見られるようになった。最近の地上波は見るものがないと言っている母には選択肢が少し増えるかも。まあBSも昼間は通販ばかりだが。

    うちの地元は自衛隊機が通って受信障害が出るとか、東京タワーから遠いとかいう理由で難視聴地域とされていて、昭和の頃は自治会単位で共同アンテナを使ってテレビを受信していた。この共聴設備が地元CATVに吸収?されて、今日まで地デジパススルーで視聴する形になっている。だが、地デジ化で東京スカイツリーを使うようになったおかげで受信環境は昔より良くなっていて、最近では普通に自前のUHFアンテナを立てている新築の家も多い。うちもそうしてもよかったが、アンテナを立てる費用と光回線の諸経費がどっちもどっちかなぁというのと、CATVのコミュニティチャンネルが地味に好きなので、光テレビを選んだ次第。