• 8/10(土)

    久々にコイン洗車場で泡洗車。早朝の涼しいうちに、と思ったが起きられなかった。炎天下だと車体を濡らしたそばからどんどん乾いていくのでやりづらい。

    常時カバーを掛けているので土埃はほとんど付いていないが、虫の死骸が屋根の溝にたくさん溜まる。何でか知らないが、ボディカバーの中にハエやアブがたくさん入り込んでそのまま死ぬんだよね。カバーを掛けていない状態でも、白いルーフトップの部分に虫がよく止まる。太陽光が白いルーフに反射して、そこに含まれる紫外線に誘引されるのだろうか。

    ホームセンターへ。木の縁台を安売りしていたので購入。

    8/11(日)

    縁台をニスで塗装。今日は起きられたので8時半から作業できたが、早くも猛暑だった。直射日光を避けて家の北側で作業。

    駐車スペースのちょっとした荷物台としてこれを設置。車で出かける前と帰ってきたときに、毎回ボディカバーを付け外しする。その際に鞄や買い物袋を地面に置くしかなかったのが地味にストレスだったので、これに置く。一応、耐荷重120kgとのことなので腰掛けにもなる。

    以前にも木製の台を買って置いていたが、塗装をせずに白木のまま使っていたら1年くらいで朽ち果ててしまった。雨ざらしなのでやはり何か塗らないとダメらしい。

    今年はあいにくお盆休み的な日がとれないが、こういうことに時間を使うと少し夏休みっぽい。

  • 8/9(金)

    車屋へ。エアコンをつけた状態で加速するとファンベルトがキュルキュル鳴くという定番の症状。調整してもらう。

    ついでに、ハンドルを切り止まりまで切るとさらにグリッと20度くらい回ってしまうという症状も見てもらう。駐車のときにいっぱいまで切ると、いきなりグリッと余計に回るので怖いんだよね。店の人曰く、ステアリングラックのギアに経年変化の摩耗か歯の欠けがあって滑っているようだとのこと。

    ステアリングラックはその名の通り、ラックアンドピニオンになっていて、ハンドルのシャフトが回る回転運動を直線運動に変換してタイヤの方向を変えている。旧MINIにはパワステなどないので、下記サイトの図よりはだいぶ単純なしくみのはず。

    このラックアンドピニオンの歯が一部摩耗して歯飛びが生じている模様。直すにはステアリングラックASSYの交換になり、まあまあ高額らしい。摩耗が進むと、走行中もハンドルを切ったままにしていないと直進しないとか、まずい状態になるらしい。まだそこまでではないので、出費の決心が付くまで様子を見る。

    今年で製造から29年経つので、老人の身体と同じで常にいくつかの不調を抱えた状態で走っている。店に持っていって不調が見つかっても「まあしばらく様子を見るか…」という話になるのは旧車あるある。

    私がいつもお世話になっている川越のMINI専門店「Garage DOT4」。R16沿いにあり、埼玉県西部のMINIオーナーの方におすすめ。BMW MINI も見てくれます。ぜひ。

    帰りに夕立に降られた。いつもボディカバーを掛けているのでほとんど汚れず、1年近く洗車していない。明日にでも久々に洗車に行くか。

    齋藤飛鳥さんが車を選ぶという YouTube 番組で MINI 屋を訪れていた。Classic MINI はいろんなものが壊れていってまあまあ金がかかるけど、それを上回る走りやカスタムの楽しみがあるので、生活に潤いが欲しい方にはお勧めです。あと、旧MINIで走ってると周りがなぜか優しくなる気がする。

  • 8/9(金)

    理髪店までの移動で汗をかく。入店してから順番待ちの時間があればクールダウンできるのだが、今回は待たずにすぐ切れることになったので、身体にかけてもらうビニールシートの中が蒸れて汗だくになった。首筋や額にも汗をかいて毛がくっつくので理容師さんもやりづらそう。

    空調服みたいにビニールシートの中にファンで風を入れると涼しくなりそうだが、それだと切った髪の毛が飛び散るか…。

    この店はQBHOUSEなどと同じく、券売機で先払いする方式。なお、新札・新500円玉には未対応、高額紙幣の両替も不可能、キャッシュレス決済にも未対応。事前に小銭と千円札を用意していかないと詰む。個人商店だとなかなか機械類の更新も難しいのだろう。

  • 気象庁には、「巨大地震」「大規模地震」「大きな地震」のような形容詞句の付いた表現ではなく、マグニチュードの範囲で言って欲しい。形容詞句に頼ると正しいイメージを共有できなくなるおそれがある。

    評価検討会の後の記者会見をニュースで見た限りではいまいち分からない点もあったが、発表資料を見て、そういう意味か、とおおよそ理解した。

    南海トラフ地震の想定震源域では、新たな⼤規模地震の発⽣可能性が平常時と⽐べて相対的に⾼まっていると考えられます

    南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)について

    ここで言っている「大規模地震」は「巨大地震」と同義で、「M8級以上」という意味で使っているようだ。それは上記PDF資料の5ページ目を見ると分かる。

    Mw7.0以上の地震発生後、7日以内にMw8クラス以上(Mw7.8以上)の大規模地震が発生するのは、数百回に1回程度です。
    異常な現象が観測される前の状況 (注)に比べて数倍高くなっています。

    (注)30年以内に70~80%の発生可能性があるとされる状況です。南海トラフ沿いの地域において「30年以内に70~80%」の可能性でM8~9クラスの地震が発生するという確率は、7日以内に換算すると概ね千回に1回程度となります。これと、世界における続けて発生した地震の頻度を比較しています。

    南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)について

    昨日までは、南海トラフ沿い地域でM8以上の地震が7日以内に起こる確率は 1/1000 程度だったが、昨日の地震以降はこれが 1/数百 にまで高まったよ、ということ。今回の発表の本質はこれに尽きる。初めからこう言ってくれればいいのだが。

    (なお、Mというのは「気象庁マグニチュード」、Mwというのは「モーメントマグニチュード」という値で、それぞれ定義は違うが、こういうざっくりした話のときにはまあどちらでも大差ない。どちらも、1 大きくなると地震のエネルギーが 101.5 = 31.6倍、2 大きくなるとエネルギーが 103 = 1000倍になるというのは同じ。)

    M7級が起きた数日後にM8以上の地震が起きた典型例が、まさに2011年の東北地方太平洋沖地震である。3.11の2日前の3月9日にM7.3の地震が宮城沖で起こっていて、結果的にはこれが巨大地震の前震(破壊の始まり)だった。

    M7.3が起きてから3.11の本震までの間に、M6級の地震も周辺地域で5-6回起こった(下図の左下のグラフ)。普通の感覚だと、このM6級の地震は「ああ、3/9のM7.3の余震ですね」という受け止め方にしかならないので、まさかこの後にM9.0が来るとは誰も思っていなかった。

    こういうことがあったので、南海トラフでM7級が起きたら巨大地震の前震でないかどうかを可能な範囲でちゃんと評価しようということになり、2019年からそういう体制になった。今回、2019年以降で初めて、南海トラフの想定震源域内でM7超えの地震が起こったので評価検討会が開かれた次第。

    南海トラフ地震の想定震源域のうち、日向灘と呼ばれるエリアでM7級が発生したのは、1961年以来63年ぶり。確かにちょっと「おっ」という感じではある。

    すでに高知県では海沿いなどで避難所を使う人も出ているようだ。避難所の選択や避難ルートを考えるとか、車にガソリンを入れておくとか、湯船に水をキープしておくとか、現金を下ろしておくとか、モバイルバッテリーの充電とか、食糧の備蓄とか、公衆電話の場所確認とか、どうせふだんやっていないので、改めてやっておく良い機会かも。

  • にて、現在上映中の映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の紹介記事を書きました。よろしければ(映画ともども)ご覧ください。

    星ナビ 2024年9月号 – アストロアーツ

    「アポロは月に行っていない」という陰謀論は昔からの定番だが、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」はそれにヒントを得た作品。といってもラブコメ要素もあり、打ち上げシーンなどは実際のNASAの記録映像をふんだんに使っていて、宇宙開発ファンにも楽しめる。ファッション・音楽・車など、1960年代のアメリカン・ヴィンテージが好きな人にもおすすめ。