• 家のゴミ箱が荒らされる件、深夜にまた物音がしたので2階の窓からライトで照らしたら、ケツとしっぽだけ見えた。グレーっぽい体色で、ネコにしてはでかい。しっぽがやたらと太く、明瞭な縞模様があった。あれアライグマじゃねぇか。てっきりネコが犯人だと思っていたが違ったらしい。

    急いで外に出たらちょうど門から逃げるところだった。数秒置いてから静かに逃げた方へ追っていったら、うちの近くにあるごみ集積所から出て他の場所へと逃げていった。集積所のごみも荒らされることがあったので、餌場としてうちのゴミ箱とともに場所を学習しているっぽい。

    市の web サイトを見ると、アライグマ・ハクビシンを捕る箱罠を環境課で2週間ほど貸してくれるらしい。ただし、箱罠での捕獲には資格が必要で、あくまでも市職員が罠を設置・回収する形での貸出になる。

    自前で箱罠を用意して捕獲するには、わな猟の免許を取るか、県で開催している「アライグマ等捕獲従事者」の講習を受けて修了証をもらえばいいらしい(ホームセンターなどで箱罠を買う際に修了証の提示を求められる)。アライグマ回虫とか狂犬病を持っている可能性があるので、ちゃんと講習を受けてリスクを理解する必要がある。環境課に電話して、罠の貸出予約と講習の申込をした。アライグマの被害は増えているそうで、箱罠の貸出は1か月待ちとのこと。

    アライグマ捕獲の tips として、「キャラメルコーン、あんドーナツが好物です」と市のサイトに書かれていた。そうなのか。

  • (5/15発売)にて、コラム「階層性問題」を執筆いたしました。よろしければご覧ください。

    超ひも理論とは何か | ニュートンプレス

    この分野はなかなか新しい話題が出てこないが、まあヒッグス粒子も「そんなもの本当にあるんかいね」と言われ続けて何十年も待ちながら、地道に加速器に投資を続けた結果見つかったわけなので、ダークマターや余剰次元や超対称性粒子も見つかると信じて、できることを地道に続けて次の世代にバトンを渡していくのみ、というところだろう。

  • 5/24(土)

    コーヒーを淹れて机に置き、そういえば掃除機かけてなかったなと思って床掃除を始めたところ、机に置いたマグカップをケツでプッシュしてしまい、キーボードにカフェオレがこぼれてしまった。あほすぎる。

    慌ててキーボードを逆さにしたら、だだーとコーヒーが出てくるくらい、結構な量が入ってしまった。ティッシュでは吸いきれないと判断してキートップを外して掃除。このキーボードでキートップを外すのは初めて。汚ねぇぇぇ。

    埃と髪の毛と菓子・パン類のカスがやばい。PFUによると、清掃はアルコールを含まないウェットティッシュや中性洗剤でやれとのこと。

    綿棒とウェットティッシュで全部掃除した。キートップも側面がだいぶ汚れている。内部の基板の方にもコーヒーが少し入ったが、これは自然乾燥を待つしかない。ただ、基板の層とキースイッチの層が分かれているおかげで、意外と内部の浸水は少ないかも。

    掃除後も今のところ無事に使えている。打鍵感が非常に良くなった。

  • 5/23(金)

    小中学校時代の同級生I君が帰郷するとのことで、LINEグループで呼びかけがあり、同級生6人で新宿で会食。高校時代にどこかで会って以来約30年ぶり?という人もいる。懐かしすぎた。

    同級生のみんなとのつながりが再びできたのは、数年前に Facebook を使い始めたのがきっかけ。I君が同期のLINEグループを教えてくれた。Facebook 本来の正しい用途。

    お互いに見た目は変わったけど、でも顔を見て名前が出てこないという人はいなかった。小・中学校とも地元1地区の生徒のみが通う学校だったので、今はもちろんそれぞれの生活をしているんだけど、根っこの絆は今も深い気がする。それぞれに忘れている思い出と覚えている思い出があり、記憶を補完しあえてすごく楽しかった。先生のあだ名とか、30〜40年ぶりに口に出す単語がたくさん。

    自分を含め、今も地元に住む人もいて、わざわざ新宿から各駅停車で一緒に帰りながら話が尽きなかった。またぜひ会いましょう。

  • 5/22(木)

    木漏れ日はピンホールカメラになっている。重なり合う葉が作り出す小さな隙間がピンホールとなって、地面に太陽の像を投影する。だから、隙間が十分に小さければ、木漏れ日は必ず円形になる。

    まぎれもないピンホールカメラであるから、外形だけでなく、太陽面に大きな黒点が出ていれば木漏れ日の中にも黒点が見えるはず。ただし実際には、黒点が見えるほどシャープに映るためにはピンホールが小さくないといけなくて、そうすると光量が落ちてしまうのでなかなか難しい。

    日食のときには木漏れ日も欠けた太陽の形になる。

    名古屋市科学館 | 科学について調べる | 天文情報 | 天文ニュース | 金環日食の楽しく安全な観察方法

    ピンホールカメラの図を描くと分かる通り、「像のサイズ」と「スクリーンまでの距離」の比は、「被写体のサイズ」と「被写体までの距離」の比に常に等しい。100m先にある1mのものは、奥行100cmのピンホールカメラでは1cmに映る。

    ということは、木漏れ日の「太陽像」と「葉っぱまでの高さ」の比は、いつでも「太陽の直径」:「太陽までの距離」の比に等しい。

    太陽の直径は約139万kmで、地球から太陽までの距離は1天文単位=約1.5億kmだから、この比率はざっくり 1:100 である。なので、木漏れ日の直径と葉っぱまでの高さもつねに 1:100 になる。もし木漏れ日の太陽像が直径 3cm だったら、その木漏れ日を作り出した葉っぱの隙間までの高さは 3m だと即座に計算できる。

    宇宙は日常と無縁の世界だと思いがちだが、私たちが地面に落ちた木漏れ日を見るとき、その直径は太陽系の都合で決まっており、そこにはつねに太陽系のミニチュアが存在しているのだと思うと、ちょっと新鮮な感覚になりませんか、ならないですか、そうですか。


    そんなことを考えながら昼飯を食っていた。ここで食べるのも最後。