• 夜中に牛乳を飲んでからコーラを飲み、グミを一袋食べたら一晩中胃がキリキリ痛くて眠れず。こういう必然性のない間食はやめよう…。

  • ベルの不等式の破れを実験で証明した三人が受賞。こちらは長年予想されていた候補者たちがようやく受賞した。

    The Nobel Prize in Physics 2022

    プレスリリースでは、量子テレポーテーションや量子コンピューターにつながる重要な概念を証明したという解説になっているが、応用面だけに価値を矮小化するのはあまりよくない。

    ベルの不等式が破れているという話はそれ自体で、人類の世界観や哲学、認識論などにもつながる深い内容を持っているというのが、プロの人たちの評価だろうと思われる。ある意味で地動説などにも匹敵する大きな話。詳しくは「局所実在論(の否定)」「隠れた変数理論(の否定)」などで検索してみるといろいろ分かる。

    田崎晴明さんが上げている解説動画が、難しくはあるが、わりと素人にも雰囲気はつかみやすい。


    2020_qm3mgr

    とりあえず、第2回の動画だけ見てもよいと思います。

  • まさかの進化人類学に。

    The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2022

    スウェーデンの Svante Pääbo 博士が単独受賞。受賞理由は「絶滅したヒト族と人類進化に関する発見に対して」。ネアンデルタール人の化石人骨からゲノム配列を決定した。またデニソワ人の化石人骨のゲノム解析も行い、新たなヒト族であることを明らかにした。

    他の部門もそうだが、医学生理学賞という呼び名からずいぶん離れた学問分野にも賞が出るようになっている。

  • にて、特集「最新観測が解き明かす 宇宙のすべて」を担当いたしました。よろしければご覧ください。

    Newton (ニュートン) 2022年 11月号 [雑誌]

    今回は太陽系から原始銀河くらいまでの観測天文学がテーマで、理論天文学やシミュレーション、宇宙論は入っていない。だから「宇宙の*すべて*」というタイトルはちょっとデカすぎないですか、と編集さんに言ったのだが、タイトルなどの最終的な決定権限はライターではなく編集部にあるので、こうなりました。

    新しい話は、自分も含め意外と知らなかったりするので、見ると面白いのではと思います。ただし、「最新の学説=最も正しい学説」ではないという点にはくれぐれも気を付ける必要がある。どちらかというと、人類は宇宙についてまだあれも知らない、これも知らない、知らないことだらけなんだという、いい意味での絶望感・フロンティア感を味わってほしいです。

  • 昨日は久しぶりに上京。大変佇まいの良い時計を格安で手に入れたが、要 OH なので都内の時計店に出した。

    帰りに池袋の新宿椿庵で厚焼きのたい焼きを買い、西武の屋上庭園で食べる。いつもはゆったり休める穴場だが、今日は空いている椅子が見当たらないくらい人出が多かった。天気がいいからね。この屋上に観賞魚のお店があるのを知った。たらいで金魚が売られていたり、子供向けの釣り堀もある。