• 限定盤の方に付いている特典のカード入れがヘルプマークに酷似していて紛らわしい、けしからん、と燃える事態に。

    ヘルプマーク、赤十字マークに酷似した椎名林檎グッズに「誤認を招く」「やめてほしい」と批判の声続出 アルバム限定版に付属(1/2 ページ) – ねとらぼ

    物はこんな感じ。

    椎名林檎|リミックスアルバム 「百薬の長」 特設サイト

    ヘルプマーク風グッズ

    カード入れなのでサイズや縦横比はヘルプマークとほぼ同じ。まあパッと見で区別が付かないのでこういうのは NG でしょうね。法令的にダメではないかもしれないが、本当に援助が必要な人と区別が付かなくなるので好ましくない。

    FC やライブの物販グッズと違い、CD の購入特典は所属事務所ではなくレコード会社が主導して作る気がする。売り物ではなく無料の「おまけ」なので、レコ発に伴うグッズはたいてい、物販のグッズより安っぽく、デザインもさほど気合を入れていないものが多い。そんなこともあってチェックが甘くなったのかなという感想。

    いっそ、林檎マークを入れたパロディではなく本物のヘルプマークを特典とすればまだよかったか、とも思うが、必要でない人がファッションで付けるようになってしまうからそれもダメか。

    なお、ヘルプマーク自体は自作してもよいらしい。ただし規格はかなり細かく決まっていて、自治体が配布しているものと材質も含めほぼ同じものしか実質的に作れない感じ。

    ヘルプマーク 東京都福祉保健局

    https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.files/guideline_281222.pdf

    赤十字マーク自体も、救護活動をする組織に限るなど、使えるケースは決まっているそうで、「下剋上エクスタシー」(2000年)のときにも問題視された記憶がある。あのときも赤十字のピンバッジがグッズにあったけど、あれは文字が入っているから OK だったんだろうか。

    下剋上エクスタシーツアーグッズ

    しかし、あの時代からもう20年かよ…。

  • 音楽を聴いている。『PLASMA』はやはり名盤。47分なので4km歩くとちょうど1周するくらい。

    新しい曲ではないが、自分は「再生」が結構好きであることに今頃気づいた。どこが自分のツボにハマるのかよく分からないのだが。

    「宇宙全体が手品いやい」「偶然性さえ運命さ」という詞は量子論の非局所相関について歌っていると思う。(適当)

  • 自分の部屋は我慢したが、居間はストーブを焚いた。

    これからの季節、ウォーキングをするときにどんな格好がいいのか迷う。Tシャツ1枚では寒いのは確かだが、歩いているうちにかなり汗はかくんだよな。ジャージ上下的なものを用意すべきか。

  • クリックケミストリーと生体直交化学なるものを確立した三氏に授賞。

    The Nobel Prize in Chemistry 2022

    Sharpless 博士は2001年に続いて2回目のノーベル化学賞受賞。2001年のときは野依良治さんとともに受賞している。

    クリックケミストリーとは、分子を合成するときに「結合しやすい基の組み合わせ」を使って分子をつなげるという方法らしい。普通の化学合成だと、温度を上げたり触媒を混ぜたりして分子Aのここに分子Bのここを結合したい、と頑張るわけだが、やってみると欲しいものではない分子もたくさんできてしまったり、反応させるのに高温が必要だったりして、効率良く目的の分子を作るにはいろいろな工夫が要る。

    ところが、アジ基(-N=N=N-)を持つ「アジド」とCの三重結合(-C≡C-)を持つ炭化水素(アルキン)を混ぜてやると、こいつらは簡単に結合してC2個とN3個でできた五角形を作る性質がある。まるでシートベルトのバックルの凸部と凹部がはまるように、簡単かつ選択的に結合して他の分子はくっつかない。シートベルトのバックルのようにカチッ (“click!”) と結合するから「クリック反応(クリックケミストリー)」と名付けられたらしい。

    これを使うと、さまざまな分子にアジドとアルキンの部分を設けてやれば、そこがバックルのように簡単かつ選択的にくっつくインターフェイスになって、簡単に分子同士をつなぐことが可能になる。例えば、観察したい分子にアジドの部分を作り、アルキン側には蛍光を発する分子をくっつけてやれば、この2つをクリック反応させることで見たい分子だけを光らせることができる。こういうことを可能にしたのがこの三人だという話らしいです。

    アジド+アルキン以外にもいろんなペアがあり、特に生体分子と反応しないペアを使って合成するのを生体直交反応(生体直交化学)と呼ぶらしい。生体直交反応であれば、生き物の中で起こる反応を邪魔せずにいろんな応用ができ、分子生物学や医学・薬学方面で大変嬉しい。

    mRNA ワクチンが化学賞をとるのでは、とも予想されていたが、やはりノーベル賞委員会はあんまり流行には流されないですね。

  • 夜中に牛乳を飲んでからコーラを飲み、グミを一袋食べたら一晩中胃がキリキリ痛くて眠れず。こういう必然性のない間食はやめよう…。