椎名林檎とのっち

林檎班歴21年、P.T.A.歴16年の私にとっては言葉にならない衝撃でした。もう150万再生いってる。

拘束具を外して覚醒したのっちさんという感じ。彼女自身が長年の林檎ファンガチ勢だというのもファンは知っているので、このカップリングは本当に胸が熱くなる。

Instagram のストーリーズで「林檎さんだから受けた」とのっちが書いていた。音楽でない仕事ではすでに三人がバラで出ているが、歌の仕事ではやはり、中田ヤスタカ以外のところでやるのは異例中の異例、というかほぼやるつもりはないということらしい。

二人で出たCDTV ライブ!ライブ!も見た。Perfume が生歌上手いのがこれで世間にバレる、などと言っている人もいるが、まあそういうレベルの話どころではなく、表情の作り方や声の出し方から何から全部、想定を上回る良さを引き出してくださって林檎さんありがとうございます、という。

チャランポのももちゃんとか新しい学校のリーダーズとかDAOKOとか、他の曲も全部いいのでアルバムはもちろん買った。今回は林檎さん「への」トリビュートではなくて、林檎さん側から共演したい人を指名して当て書きした形だが、2020年代に年下の人たちがこんなふうに嬉々としてオファーに応じてこういう企画ができているのを見ると、やっぱり1999年の椎名林檎と「無罪モラトリアム」はJ-POPを後戻りできないくらいに変えて後の人たちに抜きがたい影響を与えた事象だったんだな、と思う。

林檎さんのライブツワーのFC先行ももうすぐ始まるらしい。まだ大丈夫と思っているうちに仕事に忙殺されて応募期間が終わる、という失態をここ数年続けているので、今度こそ忘れないようにせねば。