外取材

6/5(水)

久々の。今回は記者の人たちがわりと少なめで、新年度になったせいか各社ともお名前を初めて聞く記者さんが結構来ていた。

会場の座席は先着順で好きに座れる。最前列のど真ん中に、自分も存じ上げているAさんと、あまり知らない方(以下、B氏)が座って雑談をされていた。

テレビ局のカメラと動画配信用カメラの場所決めがあり、カメラに映り込むからというので、最前ゼロズレのAさん・B氏のところに広報の方が近づいて席の移動を丁寧にお願いしたところ、B氏がえらい不満げに文句をお垂れになっていた。「我々は撮影に適した場所を取りたいからこそ早く来て取ったのに。座っちゃダメな場所があるなら事前に言って欲しい」みたいな。気持ちは分かるけど、そんなにきつく言わなくても…と感じるくらいのトーン。

入場の順番としてはAさん・B氏の次に自分が入り、自分は最前列で一つ隣の長机に陣取っていた。広報の方曰く、俺は移動しなくて大丈夫とのこと。中央の1・2列目だけ空けて欲しいらしい。私は特にどこでもいいですという気持ちだったので、B氏に「よろしければこちらに移られますか?」と声をかけてみたところ、「いや、そこだと(発表者を撮る角度が)斜めになりすぎるから」と断られ、AさんとB氏は3列目中央の長机に移動した。

移動した後は、B氏が「最近は取材もせずに機関の広報情報をそのまま垂れ流すこたつ記事が多すぎる」みたいな論をしきりにAさん相手に熱弁していて、優しいAさんは何となく相槌を打っていた。

B氏はきっと熱い人なのだろうけど、なんかきついな、何かに似てるな、何だっけこれ…としばらく考えて、ああ、あのパーソナリティは「撮り鉄」に似てるんだ、と気づいた。

記者説明会の質疑応答ではB氏も質問をされていたので、名前は覚えた(以前から取材現場で何度か名前を見知っている人だった)。

自分は他の記者さんたちともう少し仲良くなりたいとずっと思っているが、人見知りなのと、けっこうぴりついているように見える人が多くて、いまだに打ち解けられない。キャリアが自分よりずっと長い人たちばかりで、歴が長い人たち同士は仲良さげに談笑している。自分はそれを少しうらやましく眺めている。まあ取材現場ではライバルという意識も皆さんにはあるだろうし、ことさらに馴れ合おうとするのも変かもしれない。もう少し自分から挨拶とかまめにすればいいのかな。

淵野辺の駅から一直線に伸びる道路を歩いていると、テイラーの Betty のリリックビデオに似てるな、といつも思う。

相模原市はもともと軍都計画で1940年代から都市計画が行われていた特殊な地域なので、道路が直線的。JAXA宇宙研や博物館がある一帯は陸軍機甲整備学校の敷地だった。地図を見ると相模原だけ道路網の形が全然違うことがよく分かる。