にて、「星のゆく年くる年 2021 天文学・宇宙開発」を執筆いたしました。よろしければご覧ください。
記事でも触れたが、中国の宇宙開発が着々と進んでいて、1年分振り返るとなかなか凄いなぁと思った。
中国はこれまで、スカイラブやサリュートのようなモノリシックな宇宙ステーションを何機か上げてきたが、現在はミール・ISSと同様のモジュール結合型ステーションの建設に入っていて、いまはその中核モジュールの「天和」というのが上がっている。11月には神舟13号が天和にドッキングして3人の飛行士が長期滞在を開始し、女性飛行士の王亜平さんが船外活動を行った。ライブ配信映像を見ると、中国が相当進んだレベルに達していることが分かる。
神舟7号で2人の飛行士が船外活動を行ったのが2008年で、当時は捏造映像だと疑う人もいたが、日本人が内向きの日本スゴイ論に酔って停滞している間に中国はここまでリードを広げている。
上の映像を見ていると、ミッションコントロールに女性が多いのも特徴的だなと思う。これも国家としての宣伝の一つかもしれないが。