Perfume 9th Tour 2022 “PLASMA”

@さいたまスーパーアリーナ。200レベル9列目でわりと見やすかった。座席列が折れ曲がる一番端という、ぼっち予約にありがちな割り当てで、隣が一人しかいないのでかえって楽だった。

チケット

まだ札幌公演が残っているので詳細は伏せるが、いいライブだった。結局、外出して Perfume ライブを観るのは Reframe Tour 2021 のライブビューイング (2021/12/19) 以来、本当の意味で生を観るのは、実に2018年末の「FUTURE POP」ツアー (2018/12/31) 以来。この4年間、当選したチケットを何度払い戻したことか。そんな思いもあるせいか、オープニングで三人が登場する演出ではうるっときてしまった。今回のオープニング/エンディングはかなり気に入っている。

声は出せないので観客は拍手で反応する形だが、あ〜ちゃんが MC で容赦なく笑わせてくるので、みんなマスクの中で何とか小声で笑っていた。三人のスタンスは特に変わっていない。

ダンスも、30代になったからといって衰えのようなものは全く見えない。自分がいたのは主にのっち側の席だったので、のっちさんの動きがよく見えた。昔からそうだが、のっちさんのダンスは生で見るとエロい。三人の中では「キレ」担当のダンスとよく言われるが、動きに常に余裕があってしなやか。なので、瞬間瞬間の身体が作る線がすごくエロい。

特に凄いと思ったのはフォーメーションの進化。今回はセンターステージ形式だったので、曲ごとに正面を変えていく…のかと思いきや、曲の中でもころころ切り替えている。8小節・4小節ごとに変えたり、一人だけ逆方向を向いて歌ったり。正面も2方向ではなく、SSAの客席に合わせて4方向を自在に切り替え。これ、相当大変だと思う。どんだけ練習したんだ。「8th Tour [polygon wave]」で、バミリを貼れない全面 LED スクリーンのステージでやっていたのも相当凄いと思ったが、地味なところでさらに難度を上げている。

舞台装置もいろいろ面白かったが、『Reframe』の「無限未来」でやっていた布だけの演出のイメージを少し継承したような、温かみのあるテクノロジーを感じる仕掛けだった。紗幕という1種類の部材だけでこれほど多彩に見せることができるんだな、と感心した。

物販は「TOUR T」のみ買った。前面ロゴが刺繍なのがよい。そういえばツアーパンフがなかったな。後から出すのかしら。

三人ももうだいぶキャリアを積んでいるが、今回の客層のメインは見た感じ30代くらいで、今でも新しいファンがちゃんと付いているのが凄い。彼らにとっては「ポリリズム」や『GAME』は中高生時代だと思うのだが。


Comments

“Perfume 9th Tour 2022 “PLASMA”” への1件のコメント

  1. […] 10月の “PLASMA” ツワーでは物販にパンフレットがなく、当日撮影された写真を後でアフターパンフレットとして出版する形になった。かつ、オンデマンド印刷で全150枚?の写真から好きなのを40枚選んで自分でレイアウトして買うという初の試み。まあ濃いファンに複数買わせようという思惑もあるのだろう。 […]