3月14日に秩父方面にポン・ブルックス彗星を撮りに行き、撮ってはみたものの、現地の光害が予想外に強かったので、どうせろくに写っていないだろうと諦めて放置していた。
撮った画像を改めて確認したところ、10枚くらい何とか写っていたので、スタックや画像処理などをしてみた。尾は無理だが、コマは一応見える。
周囲の星と見比べると7等くらい。高度10度もないが、それでもこのくらい写るということは、秩父もまだ捨てたものではないかもしれない。尾は右上方向に伸びていたはず。心眼で見ると確かにそう見える気もしてくる。ただ、現地では双眼鏡で見てもコマの位置すら全く分からなかった。