@東京ドーム。遅れていた仕事を何とかお昼で納品して、現地へ。
物販には並ばず、さっさと入場。保安上の理由から飲み物の持ち込みが禁止で、脱水するじゃん、きついな、と思っていたが、野球のときと同じく、球場内の売店や売り子さんがちゃんと売っていた。紙コップならOKということらしい。
アジア各国から来たと思われる外国のお客さんがえらい多い。日本人と外国人が半々くらいの感じ。入場ゲートの係員もデフォルト英語で話しかけてくる。もはや顔では区別できないしね。
座席はVIP3でスタンド1階。ホームベースのほぼ真後ろだったのでステージとスクリーンが正面から見えて、なかなか良かった。スマホなら撮影OKだったので少し撮ってみたが、距離が遠いのを強引にデジタルズームしたので、なんか油絵みたいな写真になった。笑
ただただ圧倒され、楽しかった。テイラー・スウィフトって実在したんだー(小並感)。メドレーも含めて45曲やったらしいが、音を外すことが全くない。声量もヤバい。どういう鍛え方をしているのか。
バックダンサーのパフォーマンスもいちいち凄い。まあ、このチームがおそらく現在のエンターテインメントの世界最高峰なんだろうから当たり前か。なるほど、米国のショービジネス界で評価されるためには全員がこのレベルでないとダメなんだな、とよく分かった。秋元康が作り出した「素人っぽさが逆にいいよね」みたいな価値観や、Perfumeのようにあえて生歌を歌わず、そこ以外の面白さで勝負するような評価軸は向こうには存在しない気がする。少なくともメインストリームにはならない。歌って踊れてお芝居ができて話も面白くて当たり前、そこがスタートラインという感じ。どちらが上・下ということではなく、たぶん競技種目が違う。
曲目もすでに公表されているが、鉄板のメガヒット曲たちは言うまでもなく、The Archer, champagne problems, betty, august あたりを聴けたのが良かった。All Too Well (10 Min. Ver.) もやった。泣けた。Midnights はあまり聴き込んでいなかったので、もう少し予習しておけば良かった。あと、テイラーは詞がいいので、大変だけどもう少し歌詞の意味を突き合わせながら聴かないともったいないな、とも思った。
MCでは、いかにも来日した外タレっぽい「こんばんわ」「ありがとうございます」「The Eras Tour へようこそ」みたいな日本語をところどころでテイラーがかましてくるのがちょっと面白くて、可愛らしかった。
VIP席はお土産付き。なんかいろいろ入っている。リストバンドがずっと光っている。絶縁フィルムを捨ててしまったので、電池と端子の間に何か突っ込んでおかないと消えないっぽい。
いろいろ声を出しすぎて終演後は喉が痛かった。見切れのステージサイド席が当日券で出ていて、実はかなり近くで見られてお得だったらしいので、取れる人は今からでも取って観ることをお勧めしたい。次に来るのが何年後か分からんし、年を取れば歌も衰えるだろうから、今観ておく方がよい。