近所の公園で撮影。

いつもの、PENTAX Q7+コ・ボーグ36EDの組み合わせで固定撮影。

2025/09/08 03:26-03:29 5枚スタック
PENTAX Q7, BORG コ・ボーグ36ED(200mm F5.6)920mm相当
ISO1600、0.5秒
食の前半にもたくさん撮っていたのだが、自分のコ・ボーグ36EDには「絞りM42P1【9421】」が入っていて、これを絞ったまま撮っていたことに後半気づいた。よって上の画像は食の後半に絞りを開けて撮り直したもの。よく考えたら太陽でも撮らない限り【9421】なんか要らんよな。外そう。
この組み合わせでもピクセル解像度は十分あるので、月縁がガタついているのはシーイングの影響と思われる。
5枚スタックしたが、月の画像は位置合わせにいつも苦労する。ステライメージの自動位置合わせは(自分で開発しておいてひどい言い方だが)月の画像ではうまく機能しない。月食だと恒星も写るが、フレーム間で1分以上時間差があるので、恒星を基準点にすると月がズレてしまう。結局バッチコンポジットは使わず、2枚コンポジットで「差の絶対値」表示を使い、手動で画像をずらしながら月縁を合わせて加算合成、というのを繰り返してこの最終画像を得た。6時・10時方向に微光星が写り込んでいるが、時間とともにほぼ直線状に並んでいるので、位置合わせはそこそこ正確だろう。
今回は本影の中心からかなりずれたところを月が通ったせいか、皆既の月の明るい場所と暗い場所の差がかなり大きいように感じた。
3時前に公園に着いたが、同じく月食を見に来たらしい若人も数人わいわいやっていた。青春を感じる。