冬の1等星6個を六角形につないだアステリズム(冬の大六角形)のことを「冬のダイヤモンド」と呼ぶことがあるが、菱形じゃなく六角形なのに何でダイヤモンドなんだよ、と思ってこの呼び名は好きではなかった。英語ではもっぱら winter hexagon としか呼ばないようなので、あれを「冬のダイヤモンド」と呼んでいるのは日本のアマチュア天文業界だけなのでは、と思っていた。
のだが、よく考えたらダイヤモンドの結晶は八面体の形状をとる性質があるので、その6個の頂点に見立てたアステリズムだと思えば「ダイヤモンド」で全然OKだな、と気づいた。ということで、あのアステリズムを「冬のダイヤモンド」と呼びたい人は上記画像のように線を結ぶことをお勧めする。