ワクチンとリスク

何度か書いた話だと思うが、order estimation として。

  • COVID-19 ワクチンの「副反応疑い」事例で死ぬ確率(国内、5月30日現在):139人 / 13,059,159回接種 = 0.00106 % = 93,900回に1人
  • COVID-19 で死ぬ確率(国内、6月9日現在):13,743人 / 1億2536万人 = 0.0109 % = 9,120人に1人
  • 交通事故で死ぬ確率(国内、2020年):2,839人 / 1億2536万人 = 0.00226 % = 44,100人に1人

出典:

そこ総人口で割っていいの?とか、接種回数に対する比率を人口に対する比率と比べていいの?とか、まあいろいろツッコミどころはあるでしょうけど、ざっくりこんな数字になる。

ワクチンの副反応疑い事例で死ぬ確率は COVID-19 で死ぬ確率の 1/10 程度で、交通事故死のリスクの半分程度。打たないより打つ方が合理的選択なのは言うまでもない。

なお、副反応「疑い」事例というのは、ワクチン接種との因果関係が不明なケースも含んだ数字という意味(というか、因果関係が証明された死亡例なんてまだ一つもないんじゃないか)。

ワクチンのせいで死ぬことを恐れる人は、それより確率が2倍以上もある交通事故死もそれ以上に恐れて、車両の類には一切乗らず近づかないとか徒歩だけで生きてる、といった合理的行動を当然とっているのだろうな、と想像する。