Stand Up for Science

3/4(火)

少し雪。また鼻粘膜をやられたらしく、微熱が出てだるい。頭を使う仕事は諦めて、確定申告のための作業をした。取材の交通費の計上など、結構忘れている。あとは家事按分で経費にしているネットの接続料や携帯電話の通信料なども。

米国の科学界では「Stand Up for Science」という大規模なデモが計画されているらしい。

気候変動の研究者を解雇して口を封じれば気候変動を存在しないことにできるという不思議な発想をする政権に対して、ちゃんと声を上げて抗議しようということであろう。自分もささやかながらお金を寄付した。

トランプ政権のやり方は常軌を逸しすぎていて笑ってしまうのだが、こういう人々を変人扱いして笑っているうちに取り返しの付かないところまで行き着く、というのが歴史の教えるところである。

自分のリアルタイムの体験と照らし合わせると、オウム真理教が衆院選に打って出た「真理党」(1990年)を思い出す。ゾウの被り物で踊ったり彰晃ソングを歌ったりしている彼らを見てみんな笑っていたのだが、教団はあの時既に、信者2人と坂本弁護士一家の3人、計5人を殺害していた。クメール・ルージュや文化大革命、ナチスなどもきっと、初めはイロモノに見えたことだろう。