Taylor

インスタでハリス支持を表明。以下全訳。

この投稿をInstagramで見る

Taylor Swift(@taylorswift)がシェアした投稿

多くの皆さんと同じように、私も今夜の討論会を見ました。まだ見ていない方は、今こそ、目の前の論点やあなたの一番大事な問題について候補者がどんな立場をとっているかを自分で調べる良い機会です。有権者として、私は候補者が提案している政策や計画について、可能な限り見たり読んだりするようにしています。

最近、「私」を名乗るAIがドナルド・トランプの大統領選出馬を支持している嘘の姿が彼のサイトに投稿されているのを知りました。このことで私は、AIの恐ろしさやデマが拡散する危険性をまざまざと感じました。このことから私は、自分が有権者として、この選挙で実際にどういうプランを持っているかを完全にクリアにする必要があるという結論に至りました。デマと戦う一番簡単な方法は、真実を伝えることです。

私は2024年大統領選でカマラ・ハリスとティム・ウォルズに投票します。ハリスに投票する理由は、彼女が私の信じる権利と大義のために戦っており、そのような権利と大義を護る戦士が必要だと思うからです。彼女は安定した有能なリーダーだと思いますし、混沌ではなく冷静さに導かれれば、私たちはこの国でもっとたくさんのことをなし遂げられると信じています。彼女が副大統領候補としてウォルズを選んだことにとても勇気づけられ、感銘を受けました。彼は何十年にもわたって、LGBTQ+の権利、体外受精、女性が自分の身体に対して持つ権利のために立ち上がってきました。

私は自分で調べ、選択をしました。あなたが調べた結果はあなた自身のもので、選択もあなた自身のものです。特に初めて投票する人たちにもう一つ言いたいことがあります:投票するには有権者登録が必要なことをお忘れなく! あと、期日前投票の方がずっと簡単です。登録の場所や期日前投票、その他の情報についてのリンクを私のストーリーに貼っておきます。

愛と希望を込めて、

テイラー・スウィフト

子なし猫おばさん

「子なし猫おばさん (Childless Cat Lady)」というのは、トランプの副大統領候補であるヴァンスが2021年のFox Newsのインタビューで言った言葉:

アメリカは民主党と新興実業家と、「自分の人生や選択をみじめに思っているせいでこの国の他の人達にもみじめな思いをさせたいと思っている子なし猫おばさんたち」に支配されている

への皮肉。cat lady は「それなりの年齢になっても独身でなぜか猫をたくさん飼っている(=人付き合いより猫が好きな変人)女性」という侮蔑的な言葉らしい。(英辞郎より)

自民党にもいるが、米国の保守層の価値観は「女は結婚して子供を産んで家庭を守れ」ということで、カマラ・ハリスを筆頭に、近頃そういう生き方をしない女性が増えて嘆かわしい、とマジで公言する人たちが共和党の候補者になっているという。

テイラー自身、子供がいなくて猫が大好きなのはまあ事実。

これに対する、トランプ支持を表明しているイーロン・マスクのツイート。

I will give you a child というのが「君を妊娠させてやる」という意味なのか「俺の子を1人、養子にやるよ」(イーロンは12人の子持ち)という意味なのか知らないが、どちらにしてもドン引きするほどキツい。トラヴィス・ケルシーに殴られてほしい。

イーロンがトランプ支持なのはよく分からないが、政策実行力の面で共和党の方が優ると思っている節はある。というか、国の金を引っぱってくるにはおだてに乗りやすく脳味噌の軽い大統領の方がいいという計算を感じる。「ハリスが大統領になったら火星に行けねぇぞ」ともツイートしている。

今回テイラーは意思表明をInstagramだけに投稿し、twitterには投稿していない。というか、改めて気づいたが、6/22を最後にツイートしていない。それまでは間が空いたとしても1、2週間おきには、The Eras Tourの次の公演地に移動するタイミングなどでツイートしていたのだが、ぱったり止まっている。7/13にトランプ銃撃事件があって、その日にイーロンがトランプ支持を表明したことで、テイラーはイーロンが所有するtwitter (X) をもう使わないと決めたんだろうか。一度決めたら曲げないタイプの人なので、マジでそうなのかもしれない。知らんけど。いい機会なので俺もtwitterやめるか。