表計算ソフトで「こっからここまでのセルに全部 3 を入れたい」というときに、生まれてこの方ずっと、普通の C-c C-v を使ってきた。セルが何十個もある場合には、1個をコピペして2個にし、その2個をコピペして4個に増やし、4個を8個に増やし、…みたいなことをくり返してコピペの回数を節約したりしていた。
いやいや、これ絶対なんか楽にできる機能があるだろ、と、天命を知る歳になって思い至り、ようやく調べた。1ずつインクリメントした値を入力するときや、参照セルが同じ相対位置になる数式を連続で入れたいときにはセルの右下にある四角をにゅーっとドラッグすればよいというのは知っている(これも就職して相当経ってから覚えたのだが)。同じ値を入れる機能もやはりあった。入力したいセル群を範囲選択してから適当なセルに値を入れ、確定するときに Ctrl + Enter すればよいという(Excelの場合)。まじか。
https://inoshishinotakinobori.com/fill-select-cell-with-same-value/
LibreOffice Calc では Ctrl + Enter ではなく Alt + Enter になる。ただし、Excel ではセル群の範囲を Ctrl + クリックなどでとびとびに指定してもOKだが、LibreOfficeでは連続したセル群でないとダメだった。こういう細かいところでやはりExcelの方が優れている。
こういうの、体系立てて教わる機会がなかったからいろいろ知らない。