今日の学習

秤量貨幣の秤量に「しょうりょう」というルビが振られていて、「ひょうりょう」の間違いじゃないの、と思ったが、辞書を引いたら「しょうりょう」が正しかった。「ひょうりょう」はあくまで慣用読み。「称量」とも書くとのこと。

秤・称とも、「はかり」「天秤」という字義があり、称はここから派生して「(天秤で)持ち上げる」「(何かと価値的に)釣り合う」「たたえる」などの意味が生まれた。「対称」という語になぜ「称」の字が含まれるのか謎だったが、称=天秤という字義を知ると一瞬で理解できる。